アーヴィングのコープランド
今日から5月、爽やかに晴れたGWの合間。
9連休の娘は大学時代の友人と箱根へ。
組織は今日から新体制となり気分を引き締めて新年度の気分。
帰宅すると車庫の天井からツバメが迎えてくれた。
帰宅後聴いたのはアーヴィングの指揮したコープランド。
米セラフィムのLPで曲は「ロデオ」と「アパラチアの春」
オケはコンサート・アーツ管弦楽団、米キャピトルレーベルに多いレコーディングオケ。
バレー音楽のスペシャリストとして名高いアーヴィングはその確かな職人技が好きで音盤を見つけたらならばまず入手している。
ノンサッチから出ていた「バランシンアルバム」などは代表作だろう。
同じくバレー音楽のスペシャリストとされているクルツやフィストラーリのように、その録音はほぼバレー音楽に限定されてしまっているように思う。
このLPは市内の電気店にデッドストックとして眠っていたもので、店主さんからタダでいただいたもの。
ファクトリーシールも未開封のぴかぴかの盤面が眩しいほど。
いつものアーヴィングならではの冴えたリズムの切れと各楽器が完璧なバランスで鳴っているのが心地よい。
臨時編成と思われるオケはべらぼうにうまい。
オケのメンバー全員が嬉々として演奏しているのが目に浮かぶような楽しい演奏だ。
音はRIAAカーヴが自然。
ジャケット裏にはRIAAと書いてある。
Youtubeは「アパラチアの春」室内オケ版
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コメント
ジャケットに記載されているRIAAマークは「RIAAでも聴けますよ」程度の意味でしかなくて、RIAAカーブで作られているという意味ではありません。
投稿: ぶりちょふ | 2018年5月 4日 (金) 16時45分
そうなんですよね。
いろいろと聞き比べてみたのですが、この盤についてはRIAAが自然に聞こえました。
この盤の素性はCapitol系だと思うのですが、CapitolはAESだったのかな。
投稿: 山本晴望 | 2018年5月 5日 (土) 10時47分
http://www.shellac.org/wams/wequal.html
この辺を読むとcapitalはAESのようですね。
投稿: ぶりちょふ | 2018年5月 6日 (日) 17時04分
やはりAESですか。
今AESとNABも再生できる環境を考慮中です。
あまりの変化の大きさに、一度知ってしまうともう後戻りできませんね。(^^;
手持ちのアナログディスクを聴き直す楽しみが増えました。
投稿: 山本晴望 | 2018年5月10日 (木) 09時36分