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2018年5月20日 (日)

本日の練習、日曜の夜はメンデルスゾーン

今日も晴れた日曜日。

本日は湿度が低く暑さは感じられない。

昨日は降水確率80%の予報が外れての晴れ。


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車庫の天井で育つヒナたちは今年は5羽が孵り、そのうち1羽が巣から転落。

生き残った4羽は成長して飛行訓練を始めている。

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蛇や猫が虎視眈々と狙っている中で順調に育って来年も帰ってきて欲しいもの。

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今週仕事は高値安定傾向。

今日は木曜に引き続きオケの練習。
練習開始は午後からだが仕事が入り参加は夜から。

曲はメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」


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本番まで2週間を切っていよいよ練習は佳境。


指揮は本番を振っていただく小森先生、そして弦トレーナーの酒井先生も参加。

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オケは楽譜に書いてある音符がようやく実体化してきた。



だがそれだけでは音楽にならないのがメンデルスゾーンの難しさだ。

音楽の流れの中で、各楽器に受け渡されていく音符ひとつひとつの表現の意味を理解しないと全く無味乾燥な音楽に陥ってしまう。




管楽器の音の刻みに僅かな揺らぎのために、弦楽器のメロディーが崩壊していくのも実感。

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表現の入り口にようやく辿り着き、練習すればするほど面白くなってきた。

天才メンデルスゾーンが14年の歳月をかけて練りに練っただけに奥の深い名曲だ。





大学に入り入団した大学オケの最初の定演のメインがこの「スコットランド」だった。

新入生の自分は裏方、舞台袖で先輩たちの演奏を聴いていた。

奇しくもその時の1年先輩が今回の定演から沼響の団員となり、当時のプログラムを見せてくれた。


自分の記憶ではその時の前プロがスメタナの「高い城」とシャブリエの狂詩曲「スペイン」だったのは覚えていたけれど、実際にはその2曲に加えてR.シュトラウスの交響詩「ドンファン」と指揮者の先生自作の管弦楽曲も演奏していたのだった。

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手持ちの「スコットランド」のスコアはその当時購ったもの。



今日の練習に参加できたのは夕方6時少し前。

途中からの参加で今回自分が吹けたのは1時間余り。

それでも今週は1週間に2度もオケで吹くことができた。

古くからの仲間たちが様々な理由で次々とリタイアしていく中で、練習の1回1回が貴重な時間に思えてきた今日このごろ。

Youtubeはメンデルスゾーンが指揮者だったライプツイヒ・ゲヴァントハウス管の演奏で「スコットランド」、マズアの指揮。

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