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2018年6月に作成された記事

2018年6月29日 (金)

梅雨の合間のボエームの会、そして帰りの出来事

6月最終の金曜日は晴れのち曇り。 湿度がかなり高い。

関東甲信越は本日梅雨明け。


水曜は気の合う仲間たちとのボエームの会。

スケジュールがなかなか合わず前回から日が空いての開催。


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場所は三島の小料理「はちまき」

仕事を終えて18時08分沼津駅発の宇都宮行き東海道線に乗り三島駅下車。

店に入ると男性4人。

今回は酒豪女性クラリネット奏者が仕事で痛恨の欠席。
自分が最年少。



最近は豪飲曝食よりも程よくお酒を飲みながらの会話を楽しむ会。


音楽の話、迫り来る南海トラフ大地震の話、ワールドカップの話題エトセトラ。

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お酒は「一ノ蔵 特別純米生酒 ふゆみずたんぼ」、 「盛田 尾張常滑郷の鬼ころし 純米」
など冷酒3本。


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料理は夏向きの刺身盛り合わせ、鰆の焼き物、
ローストビーフなどの軽いものなのがありがたい。


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シメはサッパリ牛スジテール素麺。

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程よく3本の日本酒を空けてお店にタクシーを呼び帰路に。




ここで酔いが一挙に醒める驚きの出来事が。

タクシーに乗り込むときにドアを開けてくれたドライバーの横顔をふとみる。
なんとなくどこかで見たような・・・・



しばらく酔った頭で記憶を反芻しながら記憶を辿る・・・



そのうち20年ほど前に突然消息不明になった、年下の知人に似ていることを思い出した。

料金メーターの上にあるドライバーの名札を見る・・・



とやはりその人だった。


本人は気付いていない。




しばらく迷った末に信号待ちで停止した時に声をかけた。



ゆっくり振り向くその顔は多少細面になっていて白髪が増えていた。


彼も私の事を覚えていた。


彼「全く気付きませんでした」

私「元気そうだね」


彼「えぇ・・この仕事なので、

     いつかは私を知る人を乗せることもあると思っていました」


しばらくお互いに共通する知人の話題やら簡単な近況やら・・・


狭い車内でとりとめのない話。




最高学府を出て将来を嘱望されていた彼がこの20年の間どのような道を辿ってきたのか 、
自分は聞く気も無かったし彼も話さない。
 

彼「もう遠い過去のことです」


しばらく歩きたくなって家の少し手前でタクシーを降りた。



握手して別れた時の、はにかみながら微笑んだ彼の顔は若い頃そのままに見えた。

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2018年6月26日 (火)

今月、東京の音盤購入

梅雨の合間の晴れた空。
ワールドカップサッカー、予選通過も見えてきて大会前の雰囲気とは打って変わった盛り上がり。

格上のチームに辛勝、引き分けに持ち込むスリリングさ。
そして死力を尽くす選手たちの姿が良いのだろう。

試合後の、NHK解説者の畏友山本昌邦の詳細な分析と冷静にして適切な解説はいつもながらの説得力。




先週の国立新美術館を見た後に御茶ノ水ディスクユニオンに寄ってみた。

新着コーナーを見ると、英盤合唱曲のLPがたくさん出ている。

イギリス近代作曲家や演奏家たちのまとまった数の外盤LPが多数。

他のジャンルもイギリスものが多く、かなりハイレベルのコレクターの放出があったのだろう。

時間も無いので主に500円以下コーナーを物色。

自分が稀少盤だと思い込んでいた音盤が500円以下のコーナーに並んでいるのを見ると
複雑な気分。


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イギリス合唱音楽の歴史シリーズから第2巻から第4巻まで。
これは家に帰って見てみるとモノラルバージョン。
ジャケット右上Mono標記がちょうど値札に被っていて見えなかった。


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夭折のピアニスト、チアーニのドビュッシーの前奏曲集第1巻、第2巻
独グラモフォン盤LP。
CDでは架蔵済みであるもののLPできいておきたかったもの。


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心を病んで活動期間が短かった、チャイコフスキーコンクールの覇者ジョン・オグドンのピアノでドビュッシーの小組曲、ビゼーの「子どもの遊び」
相方はオグドン夫人でオグドンの評伝の著者、ブレンダ・ルーカス。
EMI盤。



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ランパル父子とラリュー、マリオンによるフルート四重奏曲集、エラート盤。






アーサー・フィドラーとボストンポップスの軽い曲を集めた「広場の音楽」

これはウイリアム・シューマンのチェスターがお目当て。
ビクター国内盤300円。


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同じ傾向のオーマンディー指揮フィラデルフィア管のアメリカに関するモートン・グールド、コープランドらの作品を集めた米コロンビア盤。

コロンビアカーヴでの再生が楽しみ。

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メシアン、ヴィエルヌ、ラングレーらのオルガン作品を集めた「近代フランスオルガン曲集」。オルガンはアンドレ・イゾアールほか。

米ターナバウト盤。


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マルティーヌ・ジェリオのハープによる「フランスハープ名曲集」

ピエルネ、タイユフェール、カプレ、フォーレのハープ作品。
国内盤。

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ボールト指揮のグレインジャー、ホルストやウォルトン、コーツらのイギリス系行進曲集

英Lyrita盤

ホルストのミリタリーバンドのための組曲第1番をジェイコブのオーケストラ編が珍しいが、これはジャケット違いのダブリ買いだった。

Youtubeはオグドンとルーカスの弾くバッハ、「羊は安らかに草を食み」

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2018年6月24日 (日)

ルーヴル美術館展に行く

日曜日の今日は親戚の法事があり、
家内の両親を交えて午後は親戚との宴席。

勧められるままに冷酒を飲み過ぎ帰宅後はそのまま爆睡。





金曜日、鹿島神宮を参拝し高速バスに乗り東京へ。

鹿島から東京行きのバスの本数は多い。
乗車する客も多いのは鹿島臨海工業地帯の
工場群があるからだろう。


ちょうど昼時に東京駅に到着。


東京で働く娘と一緒に昼食を・・

とも思ったが急なことで連絡が取れない。

きっと忙しいのだろう。


東京駅ビルで昼食の後に地下鉄に乗り国立新美術館へ。

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「ルーヴル美術館展」



テーマは「肖像芸術——人は人をどう表現してきたか」

古代エジプトの仮面やメソポタミアの彫像から19世紀の作品まで。


ハムラビ王やアレクサンドロス大王、
ナポレオンたちの権力者の彫像や肖像画、
デスマスクなど110点。



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この展示は絵画だけではなく大理石やブロンズ像
、装飾品などの多彩な作品が紹介されている。







ナポレオンが特別に一室なのは
フランスにとって特別な存在だからだろうか。


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有名なグロの「アルクレ橋のポナパルト」、
そしてデスマスクやクロード・ラメ作の巨大な彫像。



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印象に残ったのは、アングルの「フランス王太子、
オルレアン公フェルディナン=フィリップ・ド・ブルボン
=オルレアンの肖像」。



そしてオーギュスタン・パジュー作の
18世紀の女流画家「エリザベート=ルイーズ・
ヴィジェ=ルブラン」の胸像。


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優れた肖像作品は描かれた人物の人柄までも見事に伝えている。


時の流れの中でこれらの作品によって
永遠の生命を与えられた人たち。



そして最後の部屋は昨年も観ることが出来た
アルチンボルトの「春」と「秋」




ミュージーアムショップに今日の法事にも来ていた
家内の従妹が出店していて、
多彩なエッフェル塔グッズなどもあり、
なかなかの盛況だった。

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いくつかのグッズを買ったことを彼女に伝えたら、
買ったものは隣のブースの他の店の商品だった。
 

あいかわらずドジな自分なのであった。 

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2018年6月23日 (土)

鹿島立ち

曇り空の土曜日は昼から雨。

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木曜は仕事で水戸へ。

翌金曜日は休みをとって鹿島神宮に行っていた。

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2日ほど空けたので今日は出勤。


溜まっている決裁待ちの書類に目を通す。

机上にはその他メモの山。

留守の時にいろいろと悩ましいことが起きたようだ。


そして午後はお寺の役員会。

新しい役員改選、会計報告その他のルーティンな内容で30分ほどで終了。

新たな役員が増えたけれどもあい変らず自分が最年少だ。


木曜日は水戸で仕事を終え、そのままビジネスホテルに一泊。

翌朝水戸駅から6時45分発第三セクターの鹿島臨海鉄道線に乗車。

2両編成の古びた車両。

同乗者は南米系を思われる女性が4人ほど。

ディーゼル電車特有の臭漂う車内で彼女たちの大きな声が響いている。
そのうちしゃべり疲れたのか各々横になって寝始めた。

自分も釣られてウトウト。

そのうち通学の高校生たちが大勢乗りはじめた。
気がつくと先ほど寝ていた彼女たちの姿が見えなくなっている。


鹿島臨海工業地帯に立つ風力発電用の風車を眺めたり、長い北浦を車窓から見ているうちに終点鹿島神宮駅。

所要時間は90分ほど。


平安時代、神宮と呼ばれたのは伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3社のみ。


鹿島神宮は神武天皇の時代に創建とされているほど起源が不明で、大和朝廷の時代には北の蝦夷に備える前線基地だった関東で最も古い神社。

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駅からの長い上り坂の途中には塚原卜伝の像。

そして鹿島神宮は早朝にもかかわらず境内は人が多い。

水戸徳川初代藩主徳川頼房奉納の巨大な楼門は重要文化財。


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鬱蒼と茂る古代の森は神秘的で、この場所だけが特別な空間であることを実感する。

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徳川家康創建のこれまた重文の「奥宮」を経て地震の大鯰の頭を押さえているという要石。

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お目当ての一つの宝物殿は改修中で拝観できない
国宝の直刀が見ることが出来ないのが残念。


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人型に息を吹きかけお祓いを願い、鹿の容器に入った御神籤は中吉だった。

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今年は自分にとって区切りの年。

気持ちも新たに「鹿島立ち

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2018年6月20日 (水)

フィストラーリとカラヤンの「白鳥の湖」

梅雨の広がる水曜日。

夜から激しい雨。

今年前半の仕事上の大きな山場は越えたものの組織内で課題が勃発。

ほぼ目処が付いたところで帰宅。



今日はバレェ音楽で名演を聴かせたロシアの指揮者フィストラーリの演奏で「白鳥の湖」。


フィストラーリの同曲3種有る録音の内の2番目。


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コンセルトヘボウ管との1961年録音のハイライト盤。

手持ちは若い頃に購入したキングレコードの廉価盤LP。

購入以来カーヴはRIAAしか聴いていなかった録音のffrrカーヴでの聴きなおし。

やはりffrrがぴったりだった。

そもそもの録音が優れているからだろう。

今までとは異なる次元の音。

コンセルトヘボウ管独特の豊麗な響きがホール一杯に広がるのも心地良く、ヴァイオリンとチェロの対話では、左斜め上で鳴るヴァイオリンと右斜め下で鳴るチェロの位置が明瞭。


フィナーレ最後のティンパニも凄まじい。

これはRIAAカーヴでは聴き取れなかったもの。


もうひとつはカラヤン指揮フィルハーモニア管による「白鳥の湖」と「眠りの森の美女」組曲。


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カラヤンのチャイコフスキーの三大バレエ音楽はフィルハーモニア管、ウィーンフィル、ベルリンフィルの録音があり、フィルハーモニア管とはモノラル期に3大バレエ音楽を録音し「白鳥の湖」と「眠りの森の美女」はステレオで再録音している。

手持ちはステレオ再録音。

米エンジェルのLP。

こちらも絵に描いたようなcolumbiaカーヴ。

フィルハーモニア管のしなやかで機能的な性能を充分に生かしたシンフォニックな名演だ。

Youtubeはフィストラーリ3度目の「白鳥の湖」から

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2018年6月18日 (月)

ザ・ビートルズ 1967年~1970年

朝からの曇り空は昼からまとまった雨。風は冷たい。


群馬に続いてまたもや地震、今度は大阪で震度6。

通勤通学時間と重なり犠牲者も出てしまった。


昨日は父の日。

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娘からのプレゼントはグラニフのTシャツ。

グリーンアップル・ビートルズロゴ。



ビートルズを聴こう。

手持ちから「ザ・ビートルズ 1967年~1970年」

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ODEONの東芝青盤LP2枚組。


イコライザーカーヴはよくわからない。


RIAAでも聴けるしcolumbiaは多少良いけれど、ぴったり嵌ったという感じでもない。



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独自のカーヴなんだろうか。


Youtubeは「The Beatles - The Long and Winding Road」

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2018年6月17日 (日)

デムスのシューマン、子どものためのアルバム

曇のち晴れ。
梅雨時のはっきりしない空。

風は不思議と冷気を伴ったもの。

今日も群馬県で震度5弱。


このところ地震が増えてきた。



今日は出勤して一日仕事、明日からの大きな会議の下調べ。


体調は万全とは言えず、なんとなく体に力が入らない。




帰宅後聴いたのはデムスの弾くシューマン、「こどものためのアルバム」全曲。


1曲あたり数分、全47曲ほどのこの曲集はシューマンが愛娘のクリスマスプレゼントとして作曲した数曲に、新たに数曲を加えたもの。

この中には「楽しき農夫」のように、今でも子どものピアノ発表会に取り上げられるポピュラーな曲も含まれている。



いわゆる練習曲集であるもののリストやショパン、ドビュッシーたちの、かなりの腕達者を想定している曲集ではなく、バッハの「アンナ・マグダレーナの音楽帳」やバルトークの「ミクロコスモス」のようなピアノ初心者のための教育的な内容の濃いもの。


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手持ちはハルモニア・ムンディ原盤のティチクの国内盤LP2枚組。


ここでデムスはしっかり誠実に良く歌い、教則用の録音にありがちな無味乾燥に陥らない音楽性豊かな演奏を聴かせてくれる。


さらにこの録音では出版譜の曲集には含まれなかった数曲を最後に収録。



この中にはウェーバーやモーツァルト、ベートーヴェンらの有名作品のメロディーの編曲ものがあり、ベートーヴェンの第九「歓喜の歌」など、聴いていてほほえましくなってしまうほどの愛らしい作品に生まれ変わっている。




デムスはシューマンの自筆譜を使用し、実際にシューマンが使用していたハンマーフリューゲルで演奏している。



70年代にキングレコードから出て後に13枚組のCDで出たデムスのシューマンピアノ曲全集の演奏とは別録音。



Youtubeはシューマンの「詩人の恋」、フィッシャー=ディースカウの歌にデムスの伴奏

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2018年6月16日 (土)

ロジェストヴェンスキー逝く

曇りのち雨。

風は冷たく、4月並みの気温。母は部屋でストーヴを点けていた。

休日となるとなぜか朝早くに目が覚めるのが今日目覚めたのが9時近く。
それでもまた眠い。

肩も凝り胃のあたりもムカムカして調子が悪い。

天気も良くないので本日1日家の中で静かにしていた。


ロシアの指揮者ロジェストヴェンスキーの訃報が入ってきた。

1972年の5月、ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団の来日公演の模様がNHK総合テレビで放送されました。


この来日公演は、未だ存命だったショスタコーヴィッチの新作、交響曲第15番の西側初演を含むものとして大きな話題となりました。


当時中学生でクラシック音楽を聴き始めたばかりの私は、この時放送されたチャイコフスキーの交響曲第5番の圧倒的な演奏に非常に感激しました。


踊るような超個性的な指揮ぶりと当時絶頂期だったモスクワ放送響の鉄壁のアンサンブルと重戦車のような怒涛の響き、そしてフィナーレ終盤のファンファーレの豪快なホルンのベルアップの風景は今でもはっきりと目に焼き付いています。

曲そのものも初体験がこのロジェストヴェンスキーだった。



録音としてとして思い浮かぶのは、バッハ~ウェーベルンの「6声のリチェルカーレ」。


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・「6声のリチェルカーレ」音楽の捧げものから  :バッハ~ウェーベルン
・十の楽器のための狂詩曲   :イベール
・組曲「三文オペラ」     :ワイル
・ルーマニア民俗舞曲     :バルトーク


この曲は70年代後半のNHKFMの番組、「現代の音楽」のテーマ音楽に使われていました。


曲、演奏とも「現代の音楽」にふさわしく非常に印象的で、この演奏でウェーベルンに興味を持つようになった人も多かったと思います。


この頃の国内盤で入手しやすかったのはこのロジェストヴェンスキーぐらいで、 コロンビアが出していたロバート・クラフトのウェーベルン全集はとても手が出なかった。


イベールのようなフランス音楽も含めて、どの曲の演奏を聴いてもロジェストヴェンスキーは、強烈な個性を感じさせながらも説得力のある演奏を聴かせてくれた名匠だったと思います。


今日はソビエトメロディアのLPで、ヒンデミットの「ヴィオラと弦楽のための葬送音楽」を聴いてその偉業を偲ぶことにします。


アレキセイ・ルドヴィグ(ヴィオラ)
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮
レニングラード室内管弦楽団

Youtubeはロジェストヴェンスキーのユニークなリハーサル

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2018年6月15日 (金)

本日の練習、去る者来る者

雨のち曇り。

定演も終わり昨晩は新たな練習の始まり。



定演を機に去る人もあり新たな見学者もあり。

今回古参のチェロ奏者の方が県外転居のために退団。

この方は沼響第1回の定演に参加されまもなく転勤で一時期退団していたものの、その後再度の転勤を経て復活していた。

個人的にもお世話になったのでちょいと寂しい。



その一方で大学オケ出身の若手フルート奏者の見学者もあった。

沼響の歴史は連綿と続いていく。




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次の演奏会はファミリー層向けに「スターウォーズ」「ハリー・ポッター」「サウンド・オブ・ミュージック」「トトロ」などのお馴染みの名曲。




楽譜が配られての初見大会。


「スターウォーズ」は3度目、「ハリー・ポッター」と「トトロ」はオケとして2度目。



「スターウォーズ」と「ハリー・ポッター」は15年ほど前の指揮の山下一史さん、ピアノには今は亡き羽田健太郎さんを招いたコンサートだった。

そして「トトロ」は10年ほど前に石野真子をナレーションに迎えたコンサート。


そんなことを懐かしく思い出したりしていた。



定演では仕事で参加できなかった娘が今回は参加。

ホルンは楽譜が全てF管で読み替えがないので初見とはいえ嬉々として隣で吹いている。


「スターウォーズ」は3度ともバージョンが違うものの、ホルンのキツさはどの版でも変わりなし。

過去に演奏したとはいえ「ハリー・ポッター」は完全に記憶が失せていて苦戦。

とてもかつて演奏した曲とは思えないほど。




軽めの曲に団員一同楽しみながら2時間余りの練習の時は瞬く間に過ぎていく


Youtubeはハリー・ポッターの音楽

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2018年6月13日 (水)

ペーター・マークのシューベルト

曇り、出勤しようとすると母が蒼い顔で首と頭が痛いという。

顔色も悪いので急遽脳外科の病院に連れて行くことにした。



病院は混んでいて開院時間の9時と同時に受付を済ませたのが、初診でもあり事前の検査も多く実際に先生に診ていただいたのは12時を回っていた。


診ている途中で院長先生がおもむろに立ち上がり、母の両肩を凄い力でむんずと掴んだ。

痛がる母に唖然とする自分。

そばの看護師は平然と見ている

先生が離れると母はぽかんとして「あれ?痛みが消えた・・」


どうやら単なる肩こりだったようだ。

MRIの画像を見ると海馬は40代なみの若さだという。

母は急に元気になってよけいなことをしゃべり始めている。


ともあれ何事もなくて良かった。

母を家まで送り遅い昼食を済ませてそのまま出社。



今日はスイスの指揮者、ペーター・マークのシューベルト

米VOX TURNABAUTへのLP5枚組

8曲の交響曲のほか3曲の序曲を収録。

シューベルト:交響曲全集


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・交響曲第1番ニ長調 D.82

・交響曲第2番変ロ長調 D.125
・交響曲第3番ニ長調 D.200
・交響曲第4番ハ短調 D.417『悲劇的』
・交響曲第5番変ロ長調 D.485
・交響曲第6番ハ長調 D.589
・交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』
・序曲 変ロ長調 D.470
・イタリア風序曲 ハ長調 D.591
・イタリア風序曲 ニ長調 D.591
・交響曲第8(9)番ハ長調 D.944『グレイト』

 フィルハーモニア・フンガリカ
 ペーター・マーク(指揮)
 録音:1969年(ステレオ)

後にCD化された全集にはニ長調のイタリア序曲は含まれていない。

オケは解散してしまったフィルハーモニカ・フンガリカ。

この中から1,5,6番、「未完成」と3曲の序曲を聴いた。



マークとはデッカへのメンデルスゾーンとモーツァルトの名演で最初の幸福な出会い。

その後出た録音も駄作が少ないので見つけ次第購入していた時期があった。


日本フィルや都響やN響にも来演していくつかの録音も残している。



N響とのただ一度の共演は確かヴァントの代役だったと思う。

実演では都響とのモーツァルトプロを聴くことができた。
この時も期待通りの名演。


このシューベルトは暖かで豊かなふくらみを持たせた独特のシューベルト。

適度のロマンティックさが「未完成」では成功している。


第5番では多少音楽が重く、モーツァルトで聴かれるような爽やかな演奏を期待していたのでこちらは期待外れ。


3つの序曲がかなりの名演で中でも序奏部が「ロザムンデ」序曲に酷似し

たイタリア序曲ハ長調がかなり良い。


N響との共演もシューベルトだった。

この時マークはパート譜は持参したものを使ったのではないかしらん。



イコライザーカーヴはコロンビアカーヴが大部分だったのが、第1番は明らかにAESカーヴ。



同一内ボックスでありながら面によって異なるのがかなりいい加減で不思議。



youtubeはマーク指揮のモーツァルト、交響曲第32番

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2018年6月12日 (火)

The Frescobaldi Legacy

梅雨の合間の良く晴れた一日。湿度は高く夏の蒸し暑さ。

朝早くに九州と千葉沖で比較的大きな地震。

最近世界各地で活発化する火山活動。


たまたま日曜に録画してあったNHKの「列島誕生ジオジャパン」を見ていただけに
1400万年前の紀伊半島での大噴火や、九州中国地方の旧石器人を死滅させた2万9000年前の姶良カルデラ、7300年前に九州の縄文人を絶滅させた鬼界カルデラなどの超巨大噴火が思い浮かぶ。


先週、近くの富士宮を震源地とする地震もあり、南海トラフ周辺の大地震の兆候ではあるまいか。



今日の音楽はフレスコバルディ


17世紀イタリアバロック期の作曲家フレスコバルディの鍵盤作品をレスピーギやバルトーク 、リゲティら20世紀の作曲家たちがピアノ用に編曲したもの。


brilliantから出ているCDでピアノはサンドロ・イーヴォ・バルトリ


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「フレスコバルディ・レガシー~様々な作曲家による編曲集」

・レスピーギ編:前奏曲とフーガ ト短調
・レスピーギ編:トッカータとフーガ イ短調
・レスピーギ編:パッサカリア

・ハロルド・バウアー編:カッコウの主題によるカプリッチョ

・レイハ:ピアノのための36のフーガ Op.36より第14曲
     『フーガ-ファンタジア』(フレスコバルディのテーマによる)

・サムイル・フェインベルク編:トッカータ集よりカンツォーナ
・サムイル・フェインベルク編:カプリッチョ・パストラーレ

・バルトーク編:トッカータ
・バルトーク編:フーガ

・リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より第11曲
        『リチェルカーレ』~フレスコバルディへのオマージュ

 サンドロ・イーヴォ・バルトリ(ピアノ)

 録音2012年6月29-30日
 イタリア、サン・パンタレオン教会

ブックオフで見つけたものでピアニストは来日しているのだろう。
CDに本人らしきサインが入っている。


ライヒャとリゲティの作品はフレスコバルディの作品からテーマを借用した曲。

トッカータのように同じ曲をレスピーギとバルトークが編曲したものも含まれていて、作風の違いも俯瞰できるのが面白い。


このトッカータは吹奏楽にも編曲されていて、中学の時に演奏したこともある懐かしい曲だ。
これが自分にとってフレスコバルディとの出会いの曲。


さまざまな作曲家の手が入っているとはいえ、フレスコバルディの色で統一されているのが良い。

イタリアバロック期の典雅さと20世紀風のロマンティックなテイストがほどよくブレンドされている耳あたりの良いアルバムだ。


youtubeはそのバルトリが弾くフレスコバルディのパッサカリア、レスピーギの編曲

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2018年6月10日 (日)

ミリアン・ラプサンスキーのラヴェル

曇りのち雨、今年初めての台風が接近中。

昨日早朝左眼に違和感が有り、眼科に行こうかと診察券を探しているうちに治ってしまった。

ゴミでも入ったのかな。

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今日は雨が降る前に庭木の剪定。

いつもの日曜よりも早起きしてツツジを電動バリカンで刈り上げ。


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横でじっと見つめるポコ。


ブックオフあたりで中古CDが大量に出回っているデアゴスティーニのクラシックCDコレクションから。

先日近くのブックオフで、108円の格安CD何枚かを購入したもの。

このシリーズは演奏実体が不明なピルツ系の怪しげなものも多数あるけれど、
中には驚きの名演や個性的な演奏があったりする。


指揮者アントン・ナヌートやミラン・ホルヴァートの演奏には面白いものもあるし、トムシックの弾くブラームスのピアノ協奏曲第1番は鋭いタッチと美しい音で聴かせる名演。


メータやアバドの師であったスワロフスキー指揮のフランクの交響曲の演奏はその無類の憂鬱さで独自の存在感を誇っていた。

シリーズ最後のあたりでは、ナクソスやフォンテック、カメラータトウキョウなどの音源もあって、伊藤恵のシューマンや井上直幸のモーツァルトなど地味ながら水準の高いものも少なくない。



ビッグネームではムラヴィンスキーのブルックナーやマリス・ヤンソンスのラフマニノフの交響曲。



中でも正規音源で入手しそこねていた、ピリオド楽器によるグッドマンの「惑星」を見つけた時には驚喜したもの。



ただこのシリーズ、インナースリーヴの中を開かないと曲目詳細と演奏者がわからないのが難。



その点安田さんのサイトは詳細な情報が載っていて非常に助かっている。


最近入手したもので、ミリアン・ラプサンスキーというピアニストの弾くラヴェルの「鏡」。


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実在するピアニストかどうか全く不明。

ネットで検索しても見つかるのは安田さんのサイトくらいなもの。


ハードオフで買った帰りに車中のカーステレオで聴いてみると音の鮮明さにびっくり。


絶妙なペダリングからのグリッサンドの多彩な響きも見事なもの。

一緒に聴いていた家内は「へぇーすごいじゃん、誰これ?」


車の中で何回も聴いたりしていた。


家のシステムで聴いたらさぞや・・


と聴いてみたら・・・


冷静になって聴くと過度の残響はどうも人工的に付加したもののようだ。


「海原の小舟」など個性的だけれども、技巧はそれほど高いわけでもなさそうだし音の芯もずいぶんか細い。


「道化師の朝の歌」では音に制御が効かず暴れ気味。


ただ「鐘の谷」での孤独な中に漂う妖艶さは、ある種凄愴な雰囲気が感じられて捨てがたい。



このCDは比較的バジェットな装置で聴くと聞き映えがするような音作りのようだ。

実際弾いているのは誰だろう?

Yotubeはラヴェルの「鐘の谷」

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2018年6月 8日 (金)

ガラケーからガラホへ、オーマンディーのワーグナーのことなど

金曜日、ツバメも巣立ち梅雨空の広がる日々。

若い頃と比べると感覚的に時の経つのが速い。


家族は皆スマホだけれど自分はガラケーとタブレットの組み合わせ。
タブレットは今の機種で4代目。ガラケーは2年前に更新した。


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そのガラケーが先週からおかしくて、通話での受信は問題なくできるものの、発信すると必ず話し中になってしまう。

最初は異常に気付かなくて、どうも話し中が多いと思っていると、先方では出ようとすると直ぐ切れてしまうワン切り状態だったらしい。


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ドコモショップでも原因がわからない。
機種を最新のものに交換しようとするとガラケーは既に製造中止。

今まで、自分が使っていた機種が実質最後のガラケーで、スペックもかなり高かったものだという。

1,300万画素のカメラにFMトランスミッター機能。


だがその機能は殆ど使わなかった。

いろいろ迷った末に選んだのはガラホ。

外観はガラケーで中身はスマホ。

Wi-FiやLineも使えるが画面が小さいのでインターネットは殆ど気休め程度。

画素数は800万画素に落ちたけれど通信料が月額1,000円安くなったし、機種変更に伴う手数料はポイント使用で実質負担なし。



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二つ並べるとほとんど同じように見える。


ガラケーは富士通製、ガラホはシャープ製。


しばらくガラホとタブレットで行くことにする。



音楽は引き続きワーグナー。


今日はオーマンディー指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。

オーマンディーのワーグナーの手持ちにはLP4枚分。

一番古いのはモノラル期の録音で1953年録音の米コロンビア盤LP。


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・歌劇「タンホイザー」序曲とヴェヌスベルクの音楽

・楽劇「ワルキューレ」ワルキューレの騎行、魔の炎の音楽

・歌劇「ローエングリン」第三幕前奏曲


・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

     第三幕前奏曲、徒弟たちの踊り、親方たちの入場



そしてかなりの数が出た共通ジャケットのCBSソニー発売の 
「オーマンディー音の饗宴1300」シリーズからの1枚。


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・歌劇「タンホイザー」序曲

・楽劇「ジークフリート」森のささやき

・楽劇「ワルキューレ」ワルキューレの騎行


・楽劇「トリスタンとイゾルデ」第一幕前奏曲と愛の死


・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲




もひとつCBSソニーがクラシック市場に進出した直後出していたもので、 
LP2枚組2,500円のダブルシリーズ。



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こちらはモーマン合唱団も加わっている。


・歌劇「タンホイザー」序曲とヴェヌスベルクの音楽、
   大行進曲と巡礼の合唱

・歌劇「ローエングリン」第三幕前奏曲、婚礼の合唱


・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
     第三幕前奏曲、徒弟たちの踊り、親方たちの入場

・楽劇「トリスタンとイゾルデ」愛の死


・楽劇「ジークフリート」森のささやき


・楽劇「ワルキューレ」ワルキューレの騎行、魔の炎の音楽


この2枚組のシリーズはカッティングレベルが高いので、見つけたらダブりを承知で入手することにしている。

録音は1959年から1968年にかけて。



いずれもカーヴは明らかにコロンビアカーヴ。


以前聴いた時は、ギラギラするような重心の高い派手な響きだったのが、
柔らかさとしっとり感を伴った音で聴けるのが嬉しい。


楽譜に書かれた音を職人的に完璧に鳴らし切る模範解答のような演奏。



フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュのワーグナーのような、深いところで聴き手を圧倒するような演奏ではないけれど、これだけ完璧なバランスで演奏するのはやはり凄いことです。


実際演奏してみて実感。本当に大変です。



Youtubeはオーマンディのラフマニノフ、交響曲第2番

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2018年6月 6日 (水)

クナッパーツブッシュ、デッカとウエストミンスターのワーグナー

昨晩からの雨は一日降り止まず。

来週からの仕事上の大きな山場へ向けての準備。
定時帰宅。

今日もワーグナーを聴く。

定演で演奏した楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死。

この曲の演奏でまず第一に上がるものとしてクナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィル。

ビルギット・ニルソンのイゾルデの英デッカ録音。



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手持ちは高校の時に購ったキングレコードの1300円盤。


最初この演奏を聴いたときの印象は今でも忘れられない。



まさに神が降誕したかのような演奏。


同じ組み合わせのライヴ映像も出ている。

イコライザーカーヴはffrrかと思いきやこれはRIAAが自然だった。



そしてもうひとつクナッパーツブッシュのワーグナー。

1962年、ウエストミンスターへのスタジオ録音。

オケはミュンヘンフィル。

この中からマイスタージンガーやタンホイザーなど。


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手持ちは日本コロンビアが出していたLP。

この録音は残響少なめの素朴な音だったという印象。

飾り気のない音がクナの芸風に合っているともいえなくはないけれど、イコライザーカーヴを調整すれば、また印象が変わるかも・・・・


と半ば期待を込めて調整してみたらNABがぴったり嵌まった。

楽劇「ニュルンベルクのマイスタ-ジンガー」第一幕前奏曲でトライアングルが空間のある一点から正確に響いてきて吃驚。


弦楽器と管楽器の奥行き感も充分だ。

同じ日本コロンビア盤のブルックナーの交響曲第8番も聴いてみることにしよう。

Youtubeはバイロイトの「パルシファル」、クナッパーツブッシュの壮絶な指揮

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2018年6月 5日 (火)

マタチッチ、ザグレブフィルとのワーグナー

曇り、九州四国はすでに梅雨入り。
これから少しずつ雨模様。


仕事は6月に入りこれから外部委員の入る大きな山場。



定演が終わりなんとなくロス気味。

それだけソプラノの田崎尚美さんのワーグナーは強烈だった。




今日はマタチッチのワーグナーを聴いた。


マタチッチのワーグナー録音にはN響やチェコフィルを指揮したものもあるけれど、聴いたのはhypnosから出ていたザグレブフィルとブタペストフィルを振ったライヴCD.

録音データはわからない。

ステレオ録音。

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・歌劇「さまよえるオランダ人」序曲


・歌劇「タンホイザー」第3幕への前奏曲


・楽劇「トリスタンとイゾルデ」

             第一幕前奏曲とイゾルデの愛の死

・ジークフリート牧歌


・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲*

ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、

ザグレブフィルハーモニー管弦楽団

ブダペストフィルハーモニー管弦楽団*



マタチッチの祖国ユーゴを代表するオケ、ザグレブフィルは古い歴史はあるものの、
1991年のユーゴ崩壊に伴う内戦で大きなダメージを受けた。


ちょうどその時期に音楽監督だった大野和士の奮闘振りがかつてNHKのニュース番組で紹介されていた。




マタチッチがザグレブフィル首席指揮者だったのは1970年から1982年まで。

ほぼその晩年の大部分はザグレブフィルの指揮者だった。


この録音もこの時期のものだと思う。



なんとも巨大にして包容力のあるワーグナー。



「ジークフリート牧歌」の暖かで慈愛に満ちた演奏には聴いていて涙が出そうになってきた。


ザレブフィルのアンサンブルは時々乱れることもあるけれど、老マタチッチのはっきりしない棒に懸命に付いていき全力投球の演奏を聞かせているのがなんとも感動的だ。


ブタペストフィルを振ったマイスタージンガーも、怒涛のフォルティシモのなんとも凄みのあることよ。



Youtubeはマタチッチ指揮N響のブルックナーの交響曲第8番フィナーレ。

未だに語り継がれている歴史的名演。

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2018年6月 3日 (日)

第34回定演、本番終わる

日曜日、夕刻の自宅からの富士山。


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沼津交響楽団第34回定期演奏会が終わりました。

・楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕前奏曲
・楽劇「トリスタンとイゾルデ」第一幕前奏曲とイゾルデの愛の死
                   (ワーグナー)
  ~アンコール
・歌劇「ルサルカ」から 月に寄せる歌 (ドヴォルジャーク)

・交響曲第3番 「スコットランド」 (メンデルスゾーン)

~アンコール
・グリーンスリーヴスによる幻想曲        

             (ヴォーン・ウイリアムス)
 
 ソプラノ:田崎尚美
 指揮  :小森康弘



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ワーグナー2曲にメンデルスゾーンの「スコットランド」。


個性の全く異なる大作曲家2人のしかも極めつけの難曲に挑戦するというある意味無謀で冒険のプログラム。

ホルンパートにとってもこれほど苦労した定演はちょっと記憶にありませんです。

その中でプロのホルン奏者下田先生のアドバイスには非常に助かりました。

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オケ全体でも本番が迫った最後の週になっても曲への戸惑いは消えなかったのですが、金曜日の「トリスタンとイゾルデ」第一幕前奏曲の練習の時に、沼響から初めて「トリスタン」の響きが聞こえました。

なんと本番前日。



そして「愛の死」でのソプラノの田崎尚美先生の圧倒的な歌唱。


これでようやくスロースターターの沼響に灯が付いたようにも思いました。

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本番当日は、バイロイト音楽祭のようにトランペットによる「トリスタン」から王の到着のファンファーレで開場。


そしてロビーコンサートを経て本番開始。



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田崎先生の歌は、第一声を発したその瞬間にお客さんたちの表情がはっ!と変わったのがステージから判るほどの圧倒的な存在感。


何人もの方から「鳥肌が立った」「凄かった、涙が出てきた」との声をいただきました。

沼響のメンバーと沼津のお客さんたちの多くの方にとっては初めて接する本物のワーグナーだったと思います。

本当にありがとうございました。


本番でのオケのメンバーの表情も良かったですね。


ここまで指導してくださった小森先生、トレーナーの酒井先生、下田先生、そして伏見先生、ありがとうございました。

自分にとってはメンデルスゾーンという作曲家の、今まで知らなかった部分と新たな魅力の発見が数多くあった演奏会でした。


34回目の定演に今年もまた楽しく参加できたことに感謝です。



YOUTUBEは「スコットランド」、ノリントンの指揮

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2018年6月 1日 (金)

本日の練習、明日が本番、田崎尚美さんのソプラノ

6月の始まりは曇り空。

週の半ばに気温が下がり昨日の朝は突然のこむら返りで早朝覚醒。

どうやら足を冷やしてしまったようだ。

日常デスクワークがほとんどで慢性的な運動不足。

昨日は痛む足を引き摺りながらの出勤。



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オケの本番が土曜に迫り、今週は木金連続の追い込み練習。

木曜はメンデルスゾーンの「スコットランド」の実質最後の練習。


第一楽章や第四楽章で聴かれる男声合唱を思い起こさせる、深くも宗教的な響きやフレーズにはメンデルスゾーンが影響を受けたバッハの音楽のエコーが聞こえてくる。


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古典的なスタイルの中にロマン派の萌芽と大きな発展を予見させるこの曲の大きさが、半年ほどの練習を通してようやくわかりかけてきた。

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そして今日は練習前に「ボルカノ」で夕食。

沼響のチラシが店内に掲示してありました。



二期会のソプラノ、田崎尚美さんを迎えてワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」。

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二期会で「パルシファル」のクンドリ、びわ湖ホールプロデュースオペラ「ワルキューレ」でジークリンデの実績を持つ田崎さんのスケールの大きな歌唱に団員一同ただただ圧倒されるばかり。

ワーグナーの神髄を初めて知る思い。


明日の本番がたのしみになってきた。


YoutubeはW.マイヤーが歌うイゾルデの愛の死

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