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2018年7月15日 (日)

ドホナーニのハンガリー牧歌

連日35度越えの酷暑の日々。日曜の今日も暑い。

隣家の屋根の輻射をまともに受ける我が家の2階は、クーラーを入れても日中の室温が下がらない。

カレンダー上で三連休とはいえ今日は仕事が入りワクワク感はない。

夜中に汗をかくためか金曜の朝に足がこむら返り。

金曜の仕事帰りに定期的に通っているクリニックでこむら返りの件を相談したら漢方薬を処方してくれた。

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芍薬甘草湯、ツムラの68番。
速効で効果が出る薬だそう。

検査の結果は血圧その他正常値。

気になる尿酸値も安定しているけれど、最近なんとなく疲れやすいのはこの暑さのためだろうか。



昨日土曜日は職人さんたちが来てサッシ工事と浴室の改修の打ち合わせなど。

娘は静岡までバンドの練習へ。

娘はシンセサイザー担当とかで出かける前に練習していたので、シンセサイザーをちょいといじってみた。

初心者用のシンセらしい。

シンセサイザーと言えば冨田勲の使用していたモーグシンセサイザーのイメージが強くて音のひとつひとつを自分で創り出すイメージ。

娘の楽器はライヴバンドで使用しているシンセサイザー。

電子オルガンにさまざまな音色や効果のパレットが付属していて、自分が意図する方向にスイッチを切り替え音を加工していくキーボードと理解。

以前家内の友人のコンサートで触れさせていただいたオンド・マルトノは、箏の爪のようなスライド式のスィッチを滑らせていたかなりアナログ的な楽器だった。



ハンガリーの作曲家にしてピアニストでもあったエルンスト・フォン・ドホナーニの管弦楽曲。

現在指揮者として活躍しているクリス・フォン・ドホナーニの祖父。

ドホナーニの代表作とされるピアノとオーケストラのための童謡の主題による変奏曲 とハンガリー牧歌。




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・ハンガリー牧歌
・童謡の主題による変奏曲

ジョルジ・レェル指揮
ブタペスト交響楽団
ピアノ:シュトヴァン・ラントス
ハンガリーフンガトロンのLP

カーヴはNAB。

ハンガリー牧歌が素晴らしい。

元はピアノバージョンで全9曲。

オーケストラ版は7曲で他にヴァイオリンやチェロの版もあるらしい。

ピアノ版では作曲者自演の録音も遺されている。



ハンガリー民謡を室内楽的な色彩で仕上げた佳品。


第1曲のオーボエとチェロの掛け合いが何とも懐かしい郷愁を誘う。

バルトークのような洗練味はないけれど、ある種土臭さのある素朴な雰囲気が魅力的。



変奏曲はいわゆるキラキラ星変奏曲。

何となく散漫に聞こえるのは演奏に責任がありそうだ。

この曲にはボールトやショルティの名演が残されている。

Youtubeはハンガリー牧歌

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