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2018年7月11日 (水)

アンセルメの「映像」をffrrカーヴで聴く

梅雨は明けて本日も猛暑。

西日本一帯の水害は、今まで記憶にないほどの未曾有の大水害になってしまった。
宇和島に住む友人は復旧作業従事のためここ数日家に帰っていないという。

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。


月曜日の夕方、明るいうちに帰宅し家に入ろうとすると突然の爆音。


Sdsc09389

思わず空を見上げると、上空を多数の大型軍用機がゴウゴウと爆音を轟かせて

通過していく。

かなりの低空なので尾翼の星条旗もよく見える。
最初オスプレイかと思った。


Sdsc09393_1

大型輸送機のC130ハーキュリーズのようだ。
テールコードYJは米軍横田基地所属。

ちょうどこの時、伊豆半島上空と富士山付近に大きな積乱雲が発生していて、駿河湾上空がポッカリと晴れていた。
この巨大な積乱雲の塊を避けて飛んできたのだろうと想像する。

Sdsc09385

それにしてもかなりの低空飛行。


今日もドビュッシー。

アンセルメの指揮で「管弦楽のための映像」全曲。

手持ちはキングレコードが70年代末に出したアンセルメの芸術シリーズのLPとDECCCAのAce of ClubのLP。

今日は国内盤を聴く。

Sdsc09399

この時アンセルメの没後10年を記念してまとまった数の録音が1300円の 廉価盤で発売された。


シリーズの中には国内未発売だった1958年録音の「展覧会の絵」のような珍しいものも出ていた。



アンセルメの一連のドビュッシー録音でこの「映像」が最も好きだ。

ffrrカーヴで初めての聴き直し。


第一曲の「ジーグ」で今まで聞こえてこなかった弦楽器の内声部が奥行きのある美しいバランスで響いてきたのに驚喜。


オレンジ色のレコードジャケットそのものの暖色系の美しい音は、

あたかも優れたパステル画を見るようだ。


国内盤の廉価盤LPでもこれだけの音がカッティングされている。

Youtubeはアンセルメ指揮の「ラ・ヴァルス」

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