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2018年7月22日 (日)

ベルリンフィル弦楽五重奏団

今日も真夏日。
夕方に裏山から晩夏に鳴くツクツクホウシやヒグラシの声。

今年はペースが早いけれども夏はまだ始まったばかり。

昨日はベルリンフィル弦楽五重奏団のコンサートだった。

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今回の公演は臼井国際産業の主催公演。


岳父の友人からの招待で、家内と私、家内の両親と私の母、そして娘と娘の友人の総勢7名で行くことになった。

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会場近くまで行くとホール前の道路は大渋滞。


この団体の沼津公演は結成当初の2008年2011年、そして今回が3回目。


メンバーは以前とは多少の変動があり、中心的存在だったチェロのタチアナ・ヴァシリエヴァは現在ロイヤルコンセルトヘボウ管の首席チェロ奏者としての参加。





ベルリンフィル弦楽五重奏団

ルイス・フェリペ・コエーリョ(ヴァイオリン)
ロマーノ・トマシーニ(ヴァイオリン)
ヴォルフガング・ターリツ(ヴィオラ)
タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
ヤーヌシュ・ヴィジク(コントラバス)



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・タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」

・レーガー:叙情的アンダンテ「愛の夢」
・ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第6番 ニ長調「テンペスタ」
・サン=サーンス:ハバネラ Op.83
・チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48


ヴァイオリン独奏曲を弦楽四重奏での伴奏が面白く、ピアノ伴奏では聴き取れない内声部の動きがよくわかったのが面白い。


サンサンーンスの「ハバネラ」で第1ヴァイオリンのルイス・フェリペ・コエーリョの会場全体を包みこむような優しく包み込む音色にはホロリときました。


さすがに超一流の演奏家たち。


ピッチがぴたりと決まった世界最高水準の完璧な演奏で、一緒に聴いていた音楽には全く素人の岳父も感嘆していた。



曲目は渋いものだったが、一流の演奏はどの曲を演奏しても万人に受け入れられることを実感。

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アンコールは3曲、曲名はわからぬが最初の2曲はポルカ系の曲、団員による曲名の紹介でヨゼフ・シュトラウスの名は聞きとれた。


3曲目は会場から団員から呼びかけられた女性がヴァイオリンとして参加してパーセルの曲を演奏していた。


どのような方かはわからない。主催者の関係の人なんだろうか。


本番前に地元でヴァイオリンを学ぶ子どもたちを集めて、ベルリンフィルのメンバーによる公開クリニックもあったようだ。



今はすっかり少なくなってしまった企業のメセナ活動。


ありがたいことです。



演奏会終了後は、皆で来月の法事の仕出しをお願いした「吟水」で食事。



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有田焼の大皿の飾れた部屋で厳選された食材、そして日本酒はお店特注の「吟水」。

 

店主に尋ねたところ県内の花の舞酒造製だという。


すっきりとした飲み口の良いお酒だった。


Youtubeはレーガーの抒情的アンダンテ

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