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2018年7月18日 (水)

オレフスキーのスペイン交響曲

雲低く垂れ込めた一日。高温多湿で温室の中にいる気分。

今日は職場の健康診断。

毎年定例の検査、今年は人間ドックも受けてみよう。


岳父からクラシックのコンサートのチケットがあるから
行かないかとの電話あり。

私「誰の演奏ですか?」

岳父「ベルリンフィルだよ」

私「え!???」

岳父はクラシック音楽には全くの素人。

にわかに信じられなく。

私「本当にベルリンフィルですか?」

岳父「そのように聞いた。何枚欲しい?」


何でも県内の企業が招聘した関係者
ご招待のコンサートらしい。

とりあえず家族の分をお願いしておいた。


半信半疑でネットで検索するとこの時期
ベルリンフィル弦楽五重奏団が来日している。

きっとこれに違いない。


プライベートなコンサートらしく公演日程には
出て来ない。

ベルリンフィル弦楽五重奏団は2008年
2011年の過去2回聴いていた。

メンバーはほぼ同じでいずれも記憶に残る演奏だった。

2008a

この時も沼津市法人会主催のチャリティコンサートで
入場無料。


今日は来年の定演の曲に内定した
ラロのスペイン交響曲を聴いた。

オレフスキーのヴァイオリンに
ユリウス・ルーデルの指揮、
オケはウィーン国立歌劇場管。


ウエストミンスター原盤のキングレコードが出した
廉価盤LP。

カップリングはブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。


Sdsc09427


しっかりした技巧に強靱な音。
微妙な崩し方が絶妙である種不良っぽい
この曲の雰囲気に上手く嵌まっている。

第三楽章を省略する演奏が多かったこの時期に
全楽章きっちりと演奏しているのが良い。

ルーデルは若い頃にウィーン国立歌劇場で
「椿姫」を聴いた。

なんとなく職人的な手堅さだけが印象に残っている。

この演奏ではオケを充分に鳴らした
雄弁な伴奏でオレフスキーのヴァイオリンに
見事に同化していた。


イコライザーカーヴはffrrカーヴがよい。

Youtubeはマルコヴィッチの弾くスペイン交響曲

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