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2018年8月に作成された記事

2018年8月12日 (日)

ファリァ、スペインの庭の夜

朝と昼過ぎにさっと一雨。

夕方からは大雨警報となったものの、極めて限定されたゲリラ豪雨で自宅付近は降雨なし。



我が社は決まった盆休みはなく各々都合の良い時に夏休みを取得。

自分は帰省があるわけでもないので今まではこの時期はほぼ出勤だった。

でも今年はまとめて休もうと思う。
とはいえ今日はスポット的に仕事が入り日曜出勤。



昨日は土曜休みで、朝からボロを着てお墓の掃除と裏山に入って祭壇に使う竹などを切っていた。

幸い蛇は出なかったけれども終始スズメバチにまとわりつかれた。
あまりの酷暑に今年はヤブ蚊が少ない。


お盆の準備の後にちょっとした家族のセレブレーションがあり、

隣町の三島にあるステーキハウスで帰省している下の娘と家内の両親を交えての食事。


今日は帰宅後にファリァ。

「スペインの庭の夜」を聴いた。

演奏はゴンサノ・ソリアーノのピアノにアタウフォ・アルヘンタ指揮スペイン国立管弦楽団による演奏。
手持ちはキングレコードから出ていた国内盤LP。


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将来を嘱望されながら不慮の事故で早逝してしまったアルヘンタの数少ないステレオ録音だ。

ステレオとはいえ幾分かための音質。

この演奏はロンドンレーベルから出ていたが、イコライザーカーヴはffrrではなくColombiaカーヴ。


スペインコロンビアへの録音。

この曲をいろいろな指揮者で録音しているソリアーノのピアノが素晴らしい。

最初のピアノのアルペジョからしてスペインの古い宮殿の庭先の夏の夜の気怠い雰囲気が立ち上って来る。


アルヘンタの指揮はさらりと流した中でのちょっとした歌い回しが独特。

ローカル色をさほど前面に出さないものの、それでいてきっちり端正で純音楽的な表現。

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レコード棚のアルヘンタの横にあったクーベリックの演奏を聴いてみる。

こちらのピアノはマルガリット・ウェーバーのピアノ、ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団とのもの。

独グラモフォンへの録音だが手持ちはなぜかスペインフィリップスの外盤LP。


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カップリングはファリァのハープシコード協奏曲でこちらはマッケラスの指揮。

他にマルケヴィッチの指揮でグラナドスを2曲。
購入のお目当てはこちらのマルケヴィッチだった。

こちらもスッキリ爽やかなファリァ。

カップリングのマルケヴィッチのグラナドスはさすがに凄い演奏だった。

Youtubeは「スペインの庭の夜」、ラローチャのピアノ

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2018年8月10日 (金)

本日の練習、スターウォーズ管楽器分奏

本日快晴、昨晩あたりから秋の虫の声。

8月も早くも半ばになり家族はそろそろ盆休み。

昨日午後は外部委員を交えての報告会議。

自分の部署が大きなテーマだったので実績報告その他。
昨年度からの実績は上がっているので自然と饒舌に。

しゃべり疲れてオフィスに戻りそのまま夜はオケの練習へ。



先週のパート練習に続き今回は管楽器分奏。

場所は市民文化センター地下のリハーサル室。

このぐらいの編成ならばそれほど狭くは感じない。

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到着するとチューニングが終わり合奏の開始寸前だった。

曲は「スターウォーズ」組曲

またもやウォーミングアップなしでいきなりハードな曲。


「インペリアルマーチ」はホルン4本のユニゾンが多いので

サボリサボリ少しずつ探りながら呼吸を整えていく。


「レイア姫のテーマ」では曲の中にホルン4重奏の部分があり
ホルン3本の綺麗な和音に他の一本が突然異質な音で介入してくる。

これがクラシカルな曲のホルン4本の使い方とは異なる使い方。

甘いアンサンブルに4本で吹くと響きがぐしゃぐしゃになって、何をやっているのかがわからない。

おそらくピンポイントでハマる微妙な音程があるはずなので、緻密なパート練習が必要。


同じくジョン・ウイリアムズ作曲の「ハリー・ポッター」にも同じような箇所が有る。

J・ウイリアムズはこの手の楽器の使い方を好んでいるようだ。



ホルストの「惑星」の影響が顕著な「スターウォーズ」。

「ハリー・ポッター」の音楽を演奏しているうちにこちらはヴォ-ン・ウィリアムズの音楽に似ている部分があることに気が付いた。

具体的にどの箇所か特定は難しいけれども、ミステリアスで霞がかかったような朧気な響きはヴォーン・ウィリアムズのロンドン交響曲や南極交響曲に共通する世界だ。


Youtubeはラトル指揮ベルリンフィルの「スターウォーズ」さすがに凄い音。

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2018年8月 7日 (火)

ツェンダーのシューマン

昨晩は遠雷を聞き遅い時間に雨。
夜の空気に微かに秋の気配。

今日は午前中から外で会議、その流れで昼食。


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夜は沼津市民大学の辛坊治郎氏講演のためプラザ・ヴェルデへ。


演題は「時代を読み解く~正しい判断は正しい情報から」

年金問題から医療保険制度、長寿社会などを報道の裏側の話を交えながら。

軽快な語り口であっと言う間の90分。

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帰宅後聴いた音楽は、来年の定演の曲目候補になっているシューマンの交響曲第4番。


この曲は1986年のチェリビダッケの来日公演での実演が強烈な体験だ。

あれほど室内楽的な精緻さでフルオーケストラが鳴り響いたのを聴いたのは初めてだった。

おそらくフルトヴェングラーがベルリンフィルを振った時、あのような音で鳴っていたのだと思う。



今日の演奏はハンス・ツェンダー指揮のザールブリュッケン放送交響楽団。

CPOから出ていたシリーズ物のCD。


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1975年11月5日のライヴ。


ライヴとはいえ聴衆ノイズは全く聞こえない。

透明な音とスッキリ速めのテンポ。

各楽器がスケルトンの時計を見るようにキッチリ正確に音として響きながら時間の経過とともに正確に流れているのに驚き。


チェリビダッケの時の哲学的とも言えるような深い思索から出ている音楽とは似ているようで全く異なるタイプの音楽が鳴っている。


難しい数学の定理を機械的に解明していくような驚異的な職人技と頭の良さだが、聴き手を幸せにするような演奏とは異なるような気がする。

この演奏の第4楽章終盤では聞き慣れない音が鳴っていた。

通常の改訂版ではないかもしれない。

Youtubeはカラヤン指揮ウィーン響のシューマンの交響曲第4番、リハーサル

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2018年8月 5日 (日)

父の法事、そしてプレートルのラヴェルのことなど

台風が再び同じコースで接近中。
前回の12号のようにまた伊豆半島をかすめて逆走するのだろうか。


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日曜の朝、髪の毛が伸びたので近所の床屋へ。

いわゆる1000円カットの類のチェーン店。

シャンプーやそれなりの腕前の人がカットしてくれるので1500円。


ヘアスタイルには無頓着な自分。


「適当にお願いします。暑いからさっぱりと」と言ったら
「じゃぁ、半分くらいにしますね」


ジャクジャクジャクといつもよりかなり短く切られた。

帰宅後父の法事のために帰省している下の娘が。
「お父さん、何その髪型」
「・・・・」

短すぎたかな・・・


土曜日は亡き父の法事。

弟夫婦と、京都に住む大学院生の甥も帰省して身内のみのささやかな法事。

お寺は徒歩3分の至近距離。

食事はもうすっかりおなじみになった「吟水」の仕出しを自宅で。

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これとは別に鱧のお造りと鮨が付いた豪華版。
別棟ではリフォームの職人さんが作業中。


父が逝った時幼かった孫たちは今や社会人と大学院生。

もし今でも元気ならばすっかり成長した孫たちを見てどのような顔をするだろうか。





その後の音楽はプレートル指揮ロイヤルフィルによるラヴェル、ドビュッシーそしてフランク。




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・「ダフニスとクロエ」第2組曲      :ラヴェル
・「夜想曲」から雲、祭り         :ドビュッシー
・交響詩「プシシェ」からプシシェとエロス :フランク

ジョルジュ・プレートル
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団、
ビーチャム合唱協会



リーダーズダイジェストが出していたセット物LPの半端もので
ジャンクコーナーで100円で救出したもの。

モノラルだが同じセットにはライナーのブラームスの交響曲第4番や
バルビローリのシベリウスの交響曲第2番といった優秀なステレオ録音の演奏が同梱されているので、これもオリジナルはステレオだと思う。



こちらはっffrrカーヴ。
 

合唱付きのダフニスの後半や「祭」の若々しくも瑞々しいリズムの奔流。
このころのロイヤルフィルは非常にうまい。

自分としてはこの頃のプレートルが好きだ。

8年前に同じようなコメントを残していた。


この時はRIAAカーヴで聴いている。

あきらかにffrrカーヴの方が良い。

不思議とこの演奏は埋もれていてCD化された形跡がない。

録音が驚異的に良いのでステレオで聴いてみたい。


Youtubeはプレートル指揮パリオペラ座管来日公演から

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2018年8月 3日 (金)

本日の練習、ホルンアンサンブルの練習

8月に入り今週早くも金曜日。
40度超えが珍しくなくなってきた灼熱の日々。

1週間が短く感じ1年はさらに時間の経つのが速い。
それでも1日が長く感じるのが不思議。

来年から再来年にかけて平成が終わり、
新しい年号での東京オリンピックの開催、
消費税の値上げなど社会が大きく変わる変化の時代。

世界的な猛暑も続き毎年のように
大きな災害が起きる激動の時代になってきた。

来たる予測不能な新しき世に備えて
少しずつ身の回りのコンパクト化を進めていて
気持ちと身辺の整理中。



昨日の晩はオケの練習。

場所は市民文化センター地下のリハーサル室。


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今回は弦楽器は別室で分奏。
管楽器はパート練習。

ホルンセクションは他のパートが
至近距離で音出ししている中でのパート練習。

曲は9月のアンサンブル大会で演奏する
「ロビン・フッド」から。

ホルン六重奏用にメンバーがスペシャルアレンジ。

全員が揃っていないこともあるけれども、
YouTubeで聴けるようなカッコヨイ演奏からはほど遠い。

全員揃えば何とかなるだろう、
というあい変わらず楽観的なホルンセクションの面々。

他の管楽器パートが黙々と練習する中で
なんとなくお喋りも多く 一番早くに楽器を
片付けておしまいにしたホルンセクション。


Youtubeはウィンナホルンズのロビンフッド

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2018年8月 1日 (水)

トルドラの三角帽子

今日から8月。

今年の夏は長い。

ほぼ一ヶ月かかった家のリフォームは今週でほぼ終了。
思いの外手直しが多かった。

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帰宅後階段になにやら動く物が見えた。

昨年も見かけたヤモリ。

どうやら家に住み着いたようだ。


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我が家にはクモが多いので食べ物には困らないだろう。

今日はスペインの作曲家にして指揮者のトルドラのファリァ。



バレェ音楽「三角帽子」全曲

オケはフランス国立放送管弦楽団の仏コロンビア盤LP。


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これはもう絵に描いたようなコロンビアカーヴ。

モノラルながら音は非常に鮮明。

シロフォンなどの打楽器が奥行きを伴って空間の奥から鳴り響いて来る。

トルドラの指揮もスパッと割り切った爽快さが心地よい。

Youtubeはアンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮の三角帽子

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