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2018年8月19日 (日)

蜻蛉飛ぶ空、ボドの「ダヴィデ王」

快晴、過ぎ行く夏の名残りが一抹の寂しさを感じさせる日曜日。

見上げると蜻蛉の飛ぶ空に秋の雲。

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家の近くの稲も実り始めた。


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今日は朝から大工仕事。

ベランダの庇の一部が壊れて風が吹くとブーンと音がしている。

屋根に上って外れている部分の修理に小一時間ほど。



夏にふさわしい曲を聴こうと真っ先に浮かんだのは
オネゲルの交響詩「夏の牧歌」。


ボドの演奏を聴こうと取り出したついでに交響的詩篇「ダビデ王」から聴き始めた。



手持ちはチェコスプラフォン原盤の独逸オイロディスクLP2枚組


2枚目のB面には「夏の牧歌」「喜びの歌」「パシフィック231」の3曲。


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セルジュ・ボド指揮


チェコフィルハーモニー管弦楽団


プラハフィルハーモニー合唱団


キューン児童合唱団


クリスチアーヌ・エダ=ピエール(S)


マルタ・セン(A)


ティベール・ラファリ(T)

ダニエル・メジュシュ,アニー・ガヤール(語り)




スプラフォン原盤独逸オイロディスクLP2枚組。

1986年のデジタル録音でボドにとっては2度目の録音。

フランス国立放送管との最初のモノラルは架蔵済み。



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1960年代初めの一連のオネゲル録音で名を挙げたボド。


比較的好きな指揮者で、1980年代にはN響とのオールラヴェルプロの実演も聴きに行ったほど。

「火刑台のジャンヌ・ダルク」も架蔵済み。



この演奏もボドの緊迫感に満ち確信を持った指揮、オケと合唱そしてソリストが三位一体となった素晴らしい名演だ。

特に合唱の充実した響きが素晴らしい。

チェコフィルの濡れたように響くブラスの輝かしい音も見事。

管弦楽曲3曲は60年代の旧録音だと思う。

こちらも定評のある名演。

youtubeはオネゲルの夏の牧歌

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