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2018年8月16日 (木)

本の処分そして吉野直子のバッハのことなど

曇り一時雨。早朝、激しい雨音で目が覚めた。

大気が不安定でときどき強い雨。

盆休みも終わり今日から出勤。

出勤すると机上は決裁待ちの書類の山。
幸い休み中はさしたる事もなかったようだ。

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昨日の夕方、曇り空を再び米軍輸送機が多数襲来。

なぜか同じ場所をグルグルと回っていた。

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盆休みの最終日は書籍類の整理にほぼ一日。
まだ終わらない。

大正から昭和初期にかけての祖父、大叔父大叔母、叔父叔母たちの本は状態の悪い物を除いて保管。



自分が入手した文庫新書本は大部分処分することにした。


中学時代から好きだった司馬遼太郎や南條範夫などの歴史小説や時代小説類。
司馬遼太郎はともかく、南條範夫は今やほとんど忘れられているかもしれない。

近年新たな発見がいろいろあって、歴史上の人物の評価が大きく変わりつつある。

司馬遼太郎や海音寺潮五郎など、小説としては面白いけれども今読むと時代を感じさせる。

池波正太郎、藤沢周平、池宮彰一郎、隆慶一郎は、まだ読みそうな一部のものは残すことにした。



文庫本だけで段ボール10箱ほど。



ついでに書架やラックその他の大移動。



家に古くからある大正期の山葉製、足踏みオルガン。

これは大叔母が女学校の音楽教師時代に使っていた物。

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そして真空管式電気蓄音機。


SP盤用で壊れていて実際には使用できない。
やたらと大きくて家内に邪魔だ邪魔だと言われても、どうしても捨てられない。


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綺麗に磨いてインテリアとしてどうかな。


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そしてかつての上司に頂いたアルゼンチンタンゴのLP多数。






少しずつ聴いているけれども、お世話になった上司が半生をかけて収集したコレクションなので、やたら処分もできない。


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聴いた音楽は吉野直子のハープによるバッハ

SONYクラシカルのCD




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・パルティータ第1番変ロ長調 BWV 825
・イギリス組曲第2番イ短調 BWV 807
・フランス組曲第3番ロ短調 BWV 814
 
吉野直子(ハープ)

録音:1991年、水戸


ハープによるリサイタルアルバムは数多あれど一歩誤ればムード音楽的な軽い物になりがち。

吉野直子のバッハはあたかもハープのために作曲されたようにも聞こえるほど、深い部分での音楽。

Youtubeは吉野直子のバッハ、無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番から

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