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2018年8月21日 (火)

アシュケナージのラフマニノフ

8月も後半、スーパーボランティアおじいさん、秋田金足農業高校の快進撃などニュースの種には事欠かず。


暑さ再び。



今日は夏休みを取りいきつけの眼科に定期健診のため行ったところ臨時休診でがっかり。


リフォームの最後の仕上げに家の襖の取り換え、


ついでに築90年の母屋の障子の張り替えも。


障子が多い古い家なので従姉弟の職人に依頼。





今日はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。


アシュケナージのピアノにコンドラシン指揮モスクワフィルの伴奏。

キングレコードから1973年ごろ発売のLPで、この演奏が自分の原点。

もう40年以上のお付き合い。



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・ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18

・  練習曲集「音の絵」  op.39-1,2,5


   ヴラディミール・アシュケナージ(ピアノ)
 
   キリル・コンドラシン指
 モスクワフィルハーモニー管弦楽団

アシュケナージがチャイコフスキー国際音楽コンクールで優勝した翌年の1963年6月、ロンドンでの録音。

アシュケナージ26歳、4月に亡命しそのままロンドンに移り住んでいる。
なぜかこの時の伴奏がソ連を代表する指揮者とオケ、これが不思議。


美しいピアノの音にコンドラシンの雄弁な伴奏が印象に残っていたが、今回ffrrカーヴで聞いてみたら印象はかなり変わった。



かつて感じた若々しさよりも意外なほど落ち着いた老成した演奏。



コンドラシンも深くじっくり掘り下げた伴奏、ハイティンクとの再録音よりも良いと思う。



フィルアップされたラフマニノフの「音の絵」の第2番は、「怒りの日」のテーマが鐘の音のように鳴り響く中に孤独の思いが聴き手に迫る名演。



Youtubeは「音の絵」第2番、キーシンのピアノ

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