« モリコーネ・プレイズ・モリコーネ | トップページ | 山本正人指揮東京芸大OB吹奏楽団 »

2018年9月15日 (土)

ショルティ、シカゴ響とのベートーヴェン

木曜夜からの雨が降り続く土曜日。
職場は未だクールビズ、とはいえもうすっかり秋の気配。

昨日は長袖ワイシャツ上着着用。

外部からのいくつかの来客対応に加え社長との打ち合わせ、来週からの大きな会議の準備など。



今週のオケの練習は休み。


自分の夏風邪は癒えたものの家内にうつしてしまった。
風邪は人にうつすと治るらしい。

巷は3連休とはいえ仕事関連で雨の中出勤。




ショルティ指揮のベートーヴェン。

シカゴ響との第一回目の交響曲全集録音から「運命」と「田園」。

手持ちはキングレコードが80年代に出していたLP2枚組。
地元ハードオフのジャンクコーナーから税込108円で入手したもの。


Sdsc09620


ショルティのベートーヴェンは、音盤ではウィーンフィルとのステレオ初期の「英雄」と「運命」ぐらいしか手元になく、他にBBC響との「運命」やロンドンフィルとの第7番のライヴ映像くらい。

シカゴ響との一連のベートーヴェン録音は、聴く前からどのような演奏か想像できるような気がしてなんとなく敬遠していた。





手を出したのはジャンク物で安かったのとffrrカーヴでどのような音で鳴るのかが興味の中心。




あまり期待せずに「田園」から聴いてみた。

先入観は完全に裏切られた。


自由な音楽の流れの中に暖かみさえ感じられ、あたかも絶好調時のジョージ・セル指揮クリーヴランド管との演奏をさらにグレードアップしたかのような名演。



繊細にして緻密、しなやかにして快適な音楽運びの中に各楽器が完璧なバランスで鳴っているのが圧巻だ。


イコライザーカーヴはffrrだと高音が意外とキツイ。

むしろコロンビアカーヴの方が自然な良い音で鳴っていた。



録音自体もアナログの良さが感じられる見事なもの。

録音場所はウィーンのソフェンザール。

録音エンジニアは誰だろうと調べてみたら名人ケネス・ウイルキンソンだった。




一方の「運命」はシカゴでの録音。

こちらはffrrカーヴが自然。


録音会場の違いだろうか。



演奏は「運命」の緻密で隙のないスコアを見事に音化、鳥肌の立つようなオケのうまさに聴き慣れた曲が新鮮な感動を呼ぶ。


「運命」1曲を1枚にカッティングしていて音に力が有るのも良い。


Youtubeはショルティ&シカゴ響のマーラーの交響曲第5番

|

« モリコーネ・プレイズ・モリコーネ | トップページ | 山本正人指揮東京芸大OB吹奏楽団 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

ショルティのベートーヴェン、いいですね。
シカゴ交響楽団の演奏も録音も良いです。
音の安定感、充実感が素晴らしい。
ショルティは曲によっては鋭角的な解釈と指揮振りですが、
このベートーヴェンは伝統的な解釈ですね。
それはブラームスの交響曲にも言えることです。

投稿: よしお | 2018年9月19日 (水) 12時48分

ショルティの演奏はある意味劇場的で、見せ場を外さない聴かせ上手な録音が多い印象ですが、
この「田園」のオーソドクスにして説得力のある演奏には驚きました。

あまり評判になっていないのが不思議です。

投稿: 山本晴望 | 2018年9月20日 (木) 20時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« モリコーネ・プレイズ・モリコーネ | トップページ | 山本正人指揮東京芸大OB吹奏楽団 »