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2018年10月に作成された記事

2018年10月31日 (水)

東京音盤購入、1954年オランダ音楽祭

涼風吹く秋の一日。

朝、クシャミが止まらなかった。
風邪でもなさそうだが。

最近の我が家のポコ。

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餌を安いものに替えたら太ってしまった。

ダイエット食に戻そう。


先日の東京での音盤購入。

あまり時間が無かったので御茶ノ水ディスクユニオンで小一時間ほど。


書籍類を見渡して全音の最初期のマーラーの「巨人」ポケットスコア。

昭和40年頃の発行でこの頃の全音のポケットスコアは独自の面白い版が採用されていたりするので格安だったので購入。




レコード類ではオランダ放送が作製した1954年のオランダ音楽祭のライヴを集めた10吋盤4枚セット。

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マーラーの交響曲第8番、商用発売されたものとしてはシェルヘン盤に続く最初期録音のフリプセ指揮ロッテルダムフィルのライヴ抜粋。


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他にはベイヌム、オッテルロー、ジュリーニらのライヴ録音を収録。



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史上最も遅い「ボレロ」とされているフレイタス・ブランコ指揮の録音とほぼ同じ、もしくは数秒の差でこちらが遅いデルヴォー指揮ハンブルクフィルのボレロ。


国内盤では安い廉価盤が60年代後半に一度出回っただけの珍盤だ。

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東京ブラスアンサンブル草創期の私家盤LPでトマジ、リャードフらのファンファーレを集めたもの。



その他ヘルマン・シェルヘンのストラヴィンスキー「プルチネルラ」。

クルツ指揮のグリンカ、グノーなど。


youtubeはストラヴィンスキーの「プルチネルラ」。美しい譜面です。


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2018年10月30日 (火)

ベルリオーズ、合唱曲集

10月最後の週。今日も素晴らしい秋日和。

仕事は来年の動向を視野に入れながら関係部署との調整が続く。

昨日月曜は家内の仕事が休みということなので自分も休みをとった。



何故か家内が蛸を買いたいとのことなので、昼食時に一緒に沼津港まで行ってみた。


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月曜なのにたいそうな賑わい。

県外ナンバーや観光バスは見かけたものの、地元の沼津、富士山、伊豆ナンバーの車も多かった。

以前、地元の人間にとって沼津港は観光向けスポットという印象だったのが少しずつ変わってきたのかもしれない。

内港からは富士山がよく見えた。



港エリアの飲食スペースをブラブラしていると、知らないうちに新しい店がずいぶんと増えた。

あまり空腹ではなかったので、大衆的な店で鮨をつまんだりしていた。

食べた後に老舗水産会社でお目当ての蛸とノドグロの干物を入手。

この干物が絶品だった。


沼津港定番の「やいず屋」では大好きなカレーボールが売り切れでがっくり。



今日聴いたのはベルリオーズの合唱曲集


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・9つの旋律「アイルランドの歌」から 
    戦士の歌、神聖な歌、酒の歌
・朝の祈り
・自由の星
・霊の踊り
・フランク族の脅威
・フランス讃歌
・タントゥム・エルゴ
・ブルターニュの歌
・来たれ、創造の王よ

ロジャー・ノリントン指揮
ハインリッヒ・シュッツ合唱団
ライランド・デイヴィス(T)

ピーター・スミス(ピアノ・小オルガン)

ノリントン指揮のハイリンヒ・シュッツ合唱団で伴奏はピアノとハーモニウム。

手持ちは英ArgoのLP.

イコライザーカーヴはコロンビアカーヴが自然だった。


演奏にもよるのだろうけれど幻想交響曲のドロドロとした雰囲気は希薄。


きっちりと敬虔な美しくも宗教的な世界。

ハーモニウムのバランスが大きくて初めて登場したときにはドキリとした。


しだいにフェイドアウトしていく曲もあり、時代を考えれば実験的な手法も垣間見えるのがベルリオーズらしい。

youtubeはノリントンのモーツァルト

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2018年10月28日 (日)

バボラーク・アンサンブルを聴く

穏やかな10月最後の日曜日。

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昼下がりに近くの牛臥山公園に行ったりしていた。



ここの小浜海岸は、井上靖の自伝的な小説を原作として映画化された「わが母の記」で ロケに使われた場所。

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役所浩司扮する主人公の洪作が母役の樹木希林を背負う印象的な場面で使われていた。

原田眞人監督は同郷にして高校の先輩。

ススキ越しに大瀬岬が良く見えた。


夜は隣の新築祝いの宴席。
ご主人は腕の良い大工なのでかなりの部分は自作。

最新の技術と実験的な手法を取り入れていて、最小限のエネルギーで冷暖房をまかなえる屋内の空気循環の工夫には驚くことばかり。

隙間風自然冷房の築90年のわが家と比べて隔世の思い。



今月20日の土曜日に聴いたバボラークのことなど。

世界的なホルンの名手ラデク・バボラーク率いるバボラークアンサンブルのコンサートに行っていた。

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会場は晴海アイランド・トリトンスクエア内にある第一生命ホール。

ホールは満席完売状態。若い女性客も多かった。


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自分の隣の学生らしき女性の手荷物は黒いケースに入ったホルン。
ホルンを吹いている人も多く来ているのだろう。


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曲はなんとモーツァルトのホルン協奏曲第5番、第6番。
他にライヒャとボウエンの作品。


モーツァルトのホルン協奏曲は第4番まで。

そのうち最晩年に作曲された第1番は2つの楽章しかない。

今回の第5番、第6番は、断片として残された変ホ長調のK.370bと
ホ長調のK.494を補筆したものをそれぞれ第1楽章としている。

それぞれ第2楽章と第3楽章は、モーツァルトの他の作品から引用編曲して3楽章の協奏曲としたもの。

なお第6番の第3楽章には、ホルンのためのロンド・コンチェルタンテK.371を使用。

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アンサンブルは弦楽四重奏にコントラバスが加わったもの。

ライヒャのオリジナルがホルン五重奏だがこれを六重奏で演奏していた。

ボウエンの作品はデニス・ブレインに献呈された曲。

20世紀に作曲された曲ながら、保守的な作風でディーリアスやエルガーに共通した渋さと清涼感がミックスされたような曲。

これら4曲を、柔らかな音色で弦楽器と溶け合いながら時にはソリスティック、時にはアンサンブルの一員として見事な演奏を聴かせてくれた。


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モーツァルトの2曲は、モーツァルトの作品とはいえ従来の4曲の協奏曲とは音楽とホルンの一体感が異なるように思う。

この日演奏されたモーツァルト自身が書いた未完の二つの楽章は、自分には実験的な手法を試みようとして当時のホルンの限界が見えて作曲を止めてしまったようにも思える曲。


他の曲(バセットクラリネットのためのアダージョや交響曲第19番、第22番など)を編曲して持ってきた楽章も、違和感とまではいかないが3楽章の協奏曲としてはモーツァルトの天才的な閃きが薄まっているような気がする。


さらに各曲でのバボラーク自身によるカデンツァの見事さが、曲の弱点を浮かび上がらせているようにも見える。

カデンツァでのバボラークの重音奏法はとにかく凄かった。

このバボラークの超絶技巧はライヒャでいかんなく発揮。

数多くの管楽器のための音楽を書いたライヒャの作品は、とかく表面的でどの曲も同じように聞こえがちだけれども、曲としてのインパクトはモーツァルトよりもこちらの方が上だった。



それにしてもバボラーク。

唖然とするような演奏の連続に、楽章間では会場内を恐ろしいほどの静寂が支配。

演奏を聴いているうちに、これほどのホルニストは世紀にひとりかふたり。
まさにデニス・ブレイン以来の歴史的な名手だと思った。


ここに来ていた観客の誰しもが思ったのではなかろうか。

アンコールはなんとヤナーチェクの「シンフォニエッタ」から第4楽章。

信じられないことだが、オケ原曲に出てくるチャイムに似た音がこの編成で
実際に聞こえてきて唖然。


それともそら耳だったのだろうか。

youtubeはバボラークアンサンブル

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2018年10月27日 (土)

秋の宵のボエームの会

10月最後の土曜日。朝の雨は午後には上がり気温も上昇。

いろいろあった今週の出来事などを。


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火曜日の夜は定例のボエームの会。

仕事を終えて沼津発18時8分宇都宮行きに乗り隣町の三島へ。

店へ急ぐ夜道でガァガァと鴨の声が聞こえてきた。


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菰池近くの清流に鴨が数羽遊弋している。

写真を撮ったけれども腕が悪く不鮮明であまりよくわからない。

場所は三島の小料理「はちまき」。

今回は酒豪女性クラリネット奏者が風邪のために痛恨の欠席。
男性4人の会。



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酒は県内の地酒から「初亀 純米酒」「臥龍梅 純米吟醸」ほかに「純米 加賀鳶」「黄桜S 純米大吟醸」

不思議なことに昨年10月のこの会でも「臥龍梅 純米吟醸」が上がっていた。

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料理は適度に脂が乗ったブリカマやハマグリその他海の幸、山の幸

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最近は食を楽しむよりも美味しいお酒と会話を楽しむ会。

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先日の暦の館での蓄音機鑑賞会や、大ピアニスト、リヒテルの調律の話など、音楽の話からテレビ番組やこの世の他愛のない雑事のことなど。

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いろいろと楽しい秋の宵。

いろいろあって次回は大きなサプライズゲストの登場となりそうだ。



沼響のHPの聴き比べコラム「デュリュフレのレクイエムを聴く」にコルボの演奏の感想をアップしました。

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実に8か月ぶり。

Youtubeはポーランドの演奏家たちによるデュリュフレのレクイエム

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2018年10月26日 (金)

ヨーヨー・マのバッハ、無伴奏

晴れのち曇り。

同じ部門の女性職員が木曜に急逝、今日はお通夜。

オケの練習はとても楽器を吹く気にならず休んでしまった。


今年9月に体調を崩し入院、不治の病が見つかった時には既に手遅れだった。

子どもたちは手がかからぬ年齢になってはいたものの、やはり悲しい。


最後に見舞った時、別れ間際の寂しげな笑顔が忘れられない。


それにしても昨年から今年にかけて、身近な人々が次々に逝ってしまった。

中学高校の自分に近い先輩後輩、大学同級の親友、そして若い頃から親しかった我が社社長の急逝など。


自分がそれなりの年になってしまったということだろうか。



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通夜の帰りの車中でヨーヨー・マの弾くバッハの無伴奏チェロ組曲を聴いていた。


SONYクラシカルから出ていたヨー・ヨー・マの3種あるうちの2度目の全曲録音。


肩の力が抜けたサラリと流した自然体、爽やかでいて悲しみが漂うようなバッハ。




youtubeはヨーヨー・マの弾くバッハ、無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード


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2018年10月22日 (月)

ブロムシュテット、N響定期のハイドンとマーラー

朝の冷えが少しずつ深まり今日も爽やかな秋の空。

夕方見た富士の雪は昨日よりも薄れていた。

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先週金曜日の東京滞在の続きです。


フェルメール展のあとは代々木上原のそば処「山せみ」で昼食。

静かにショパンが店内に流れる東京でのお気に入りの店。


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代々木で所用を済ませ夕食はとらずにそのまま歩いてNHKホールへ。

開場は18時。

ホールには開場前に到着。
空が曇り始めて雨の気配。


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N響定期は3年前にノリントン指揮のティペット、シューベルトプロ以来。


今回は名誉指揮者のブロムシュテット。

ブロムシュテットの実演は初めてだ。

歴代のN響の名指揮者たちマタチッチ、スゥイトナー、サヴァリッシュらはいつでも聴けると思っているうちに皆聞き逃してしまった。

辛うじてホルスト・シュタインをバンベルク響との来日公演で聴けたくらい。

ブロムシュテットは御年91歳。
ここで聴いておかねば・・・・という気持ちが正直なところ。


できるだけ良い条件で聴こうと席は1階S席中央やや後方。



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プログラムは


・交響曲第104番ニ長調「ロンドン」    ;ハイドン
・交響曲第1番ニ短調  「巨人」      ;マーラー

標題付き交響曲の2曲。

いずれもかつて沼響で演奏した曲だ。

オケの配置はコントラバス下手対向配置。

ステージ上にはティンパニが3セット。

右端のセットはハイドン用のバロックティンパニ。

ひな壇上段の2セットはいずれもマーラーの二人の奏者用。


そしてブロムシュテットの登場。

とても90を超えているとは思えない。
テレビでお馴染みの矍鑠とした姿。

最初はハイドン。

第1楽章序奏に続く柔らかで気品にみちた主題では不覚にも涙が出てきた。
ピタリとピッチの合った極上の弦楽器の音。

今まで聴いてきたN響とは違う音が鳴っている。
第3楽章での絶妙なパウゼも神の域。

曲が終わり、前プロなのに盛大なブラボーと大きな拍手が鳴り止まらない。

そして休憩の後「巨人」。

ホルンはアシストを入れて8人、元N響団員の日高さん、山本さんの姿も見える。

フィナーレ最後のホルンの補強はトランペット、トロンボーン各1.

使用譜は最新のベーレンライター譜ではなく通常版。
したがって第3楽章冒頭のコントラバスはソロ。

演奏は、これほどの大きな編成になるとハイドンで聴かれたような均一な透明感のある響きは望めないものの大編成オケの醍醐味を満喫。

ブロムシュテットの指揮を見ていると体が非常に柔らかく、この柔軟な体から停滞感のない充実した音楽が流れていく。

聴いていて第3楽章の葬送行進曲が、ベートーヴェンの「第九」第4楽章で歓喜の主題が楽器が徐々に増えていく部分のパロディだということに気が付いた。

第4楽章も緻密にして雄大な出来だ。
若々しい青春の感情の爆発ではなく、真摯に音楽に向き合ったストイックなマーラー。

それにしても若い。

ブラボーと盛大な拍手に何度もステージに出てきてくれたブロムシュテットの誠実な姿は
孤高の修行僧のようにも見えた。

YoutubeはブロムシュテットとN響のマーラー、交響曲第9番

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2018年10月21日 (日)

上野の森美術館のフェルメール展

雲一つ無い爽やかな秋晴れ。

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富士山も裾の下まで雪化粧。

早朝静岡に行く娘を駅まで送る。

マラソン大会があるらしく、町中にはマラソンランナーらしき人達がウォーム中。

そんな中で着ぐるみが路上を闊歩している。
参加するのだろうか。



金曜土曜は所用で東京へ行っていた。

拘束される用件が金曜午後と土曜の昼間だったので、
その合間に行ける東京周辺のコンサートや美術館の催事予定を探していた。


金曜日の午前は上野で「フェルメール展」

夜はブロムシュテット指揮N響

そして土曜日の午後は、ホルンの世界的名手バボラーク率いるバボラークアンサンブル。

と魅力的なラインアップとなった。


金曜の朝、新幹線で上京、一路上野へ。

ここで「フェルメール展」
時間指定チケットで9時30分から10時30分までの入場を選択。


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この時間枠の中での入場ということで上野の森美術館に到着したのは9時25分ころ。
開場は9時30分。

見ると開場待ちの人達で長い行列ができている。

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直ぐに入れると思っていたのでがっくり。




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列の最後尾に並ぶと桜が咲いているのが見えた。

先日異常気象で桜が咲き始めたとのニュースがあったので、
「はーん、このことか・・・」

ところが桜の近く寄るとジュウガツザクラと書いてある。


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どうやら10月に咲く桜があるらしい。



結局10分待ちほどで入ることが出来た。
このシステムは良いな。


各所で混雑と混乱を避ける工夫がされていて、中に入ると音声ガイドと小さな解説パンフが無料。

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そのかわり絵の横にはタイトルと画家の名のみで解説は無い。


人気の美術展にありがちな解説の前の人だかりもなく非常に見やすい。

これならば気持ちよく鑑賞することが出来る。




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作品はフェルメールと同時代のオランダの画家達の作品とフェルメールの現存する35点の作品のうち9点を集めたもの。

ところがフェルメールの作品を集めた部屋にある作品は何度数えても8点しかない。



今回一番のお目当ての「取り持ち女」が無い・・・・


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どうやら本邦初公開の「赤い帽子の女」と「取り持ち女」は期間限定展示なので 同時期に観る事が出来る作品は8点ということらしい。

9作品を観るためには2回来なければならいということだ。


「赤い帽子の女」は小さかった。

画集を見ると濡れたように輝く赤い唇が印象的なのだが、本物はその艶やかさが感じられない。


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これは意外だった。
その分落ち着いた人物に見えた。

これは本物を見なければわからないこと。


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他の作品のいくつかは日本にやってきた時に見ている。

続きは明日。

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2018年10月16日 (火)

マッケラス、3度目のメサイア

薄曇り、日中ほとんど気温上がらず。

通勤途中にビルの谷間から見える富士山は雪化粧。


画面中央には鳶、上空左側には軍用ヘリが飛んでいる。


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日ほど前に30度を超えたのが信じられないほど。

微かに感じられる冬の訪れ。

 

仕事は内憂外患。

外へ打って出る以前に建前重視旧態依然の組織風土が悩ましいところ。

 

 

通勤途中の車内でヘンデルのメサイアを聴いている。

 

演奏はサー・チャールズ・マッケラス。

 

マッケラスはウィーンで実演を聴くことができた。

チャイコフスキーの弦楽セレナードの美演は今でも忘れ難い演奏の一つ。

 

 

 

マッケラスの「メサイア」全曲録音は3種。

 

・イギリス室内管、アンブロジアンシンガース

                 1965年録音    ラム校訂版

 

・オーストリア放送響、合唱団   1977年録音 

        モーツァルト編曲版    ドイツ語歌唱

・ロイヤルフィル、ハダーズフィールド合唱団 

    1988年録音 モーツァルト編曲版 英語歌唱

 

 

 

この中の3度目のロイヤルフィルとの演奏を聴いていた。

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モーツァルト版との標記だが、モーツァルト版オリジナルのドイツ語ではなく

英語による歌唱。

しかも各所で伝統的なプラウト版を使用している折衷版。

 

オケ編成はモーツァルト版そのままのようでホルンの響きも聞こえてくる。

 

合唱はサージェントの「メサイア」でも充実の合唱を聴かせていたアマチュア合唱団のハダーズフィールド合唱団。

 

 

いわゆる古楽器的な小編成の「メサイア」ではなく、フル編成オケによる一時代前の演奏スタイル。

 

 

マッケラスの手慣れた音楽運びに熱く応える合唱団が聞きものだ。

 

ただし版の使用も含めて幾分中途半端な感は否めない。

 

 

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自分としては少人数のオケと合唱で端正で格調高い最初のラム般の演奏が好ましい。

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2018年10月14日 (日)

ホルストの歌劇「放浪学者」のことなど

雨のち曇り。

日曜日の早朝、突然の雷雨で目が覚めた。

至近距離に三発の轟音。

今日は村の鎮守の吉田神社の祭典。

雨の中子供たちが神輿を担いで家の前までやって来た。

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先導する父兄の一人はかつての部下。


数年前のことながら、しばしその頃を懐かしみ立ち話。


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昼は家内と函南町の「Vivra Vivre」でランチ。

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函南原生林の中にある隠れ屋的なカフェ。


原生林の巨大なブナ越しに駿河湾と沼津の街並みがよく見える。

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これで天気が良ければ富士山も見えるはず。


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目の前の農場(6000坪!)で自然農法で育てた食材を使った数々。

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ドッグランもあるので今度はポコを連れてこよう。



数日前、同じ函南町のブックオフでCDを数点ゲット。

ここのブックオフの一般のクラシックコーナーのCDは値付けがおかしくて、かなり高め。



それでも500円以下コーナーに時々面白いものが出てくる。


280円コーナーからは

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ホルストの愛娘、イモージェン・ホルスト指揮イギリス室内管による
ホルストの歌劇「放浪学者」、歌劇「サーヴィトリ」の2曲。

イタリア Intaglio盤。




リストの弟子のひとり、モーリツ・ローゼンタールのピアノによるショパン。



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ピアノ協奏曲第1番、舟歌、夜想曲、前奏曲数曲。

伴奏はワイスマン指揮のオーケストラ。


1930年から37年までの録音The Piano Library盤。



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ロイヤルコンセルトヘボウ自主制作盤でプーランクの「グローリア」と

オネゲルの交響曲第3番、これはSACDハイブリッド。



108円盤ではヘルマン・プライの歌うベートーヴェン歌曲集。

伴奏はサヴァリッシュのDENON盤。

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Youtubeはヤンソンス指揮のシベリウス、交響曲第2番

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2018年10月12日 (金)

本日の練習、6年ぶりの和田先生

雨のち曇り。

今週はいろいろなことが有り、感覚的には長かった1週間。

昨晩はオケの練習。場所は文化センター小ホール。

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本番を振っていただく和田一樹先生の指揮でファミリーコンサートの曲目全部。


和田先生とは6年前の戸田地区でのトヨタファミリーコンサート以来。


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この6年間での和田先生のご活躍ぶりは耳に入っていた。


国際指揮者コンクールの入賞、テレビCMや映画出演など。



6年前より貫禄が増したようだ。



それでも気さくでしばし笑いを取るキャラクターはそのまま。


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先生の指揮は容赦の無い速いテンポ。



以前にはあまり感じなかった厳しさが棒から放射している。


あたふたと付いていくオケ。



譜面上に書かれた作曲家が書いた指示の意味を団員に個別聞いても、ほとんどの人が答えられないのにはがっくり。


先生も失望したのではないだろうか。


少し遅れて参加した娘が、ステージ袖で聴いていて、

「こんな状態で大丈夫?」と練習が終わってからの談。


うーん、余裕がなく周りの音が聞けない沼響の欠点は相変わらず。


「ハリー・ポッター」のホルン四重奏の部分が何度やっても決まらない。



Youtubeはスターウォーズからレイアのテーマ、今練習しているバージョンと同じもの。

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2018年10月10日 (水)

ガブリエル・フォーレ少年合唱団

暑からず寒からず、秋らしく空の高いよく晴れた水曜日。
夜遅くから雨。


伯父が急逝、昨日は朝から埼玉の叔父と母を連れて葬儀のために静岡市へ。

伯父は現役時代には柑橘類の研究者そして栽培の指導者。享年90歳。


リタイア後は畑作業や地域の緑化に協力したり相談に乗ったりと、充実した日々を過ごしていた。

80過ぎになっても毎年冬になると厳選した蜜柑を軽トラに積み、自ら運転して我が家に持ってきてくれていた。


2年ほど前に運転免許証を返上、もう直接来ることはなくなったけれども相変わらず美味しい蜜柑を送ってくれていた。


最後に会ったのは今年3月の親戚の葬儀の時。

多少耳が遠くなったものの矍鑠としてにこやかな笑顔は変わらず、まだまだ元気そうだった。


葬儀では故人の人となりを偲んで多くの人達が別れを惜しんでいた。

伯父の住む町に伯父が植え始め丹精した桜並木があるという。
「これからはこの桜並木の満開の桜を見るたびにあなたのことを思い出します」という 近所のご老人の弔辞が参列者の涙を誘っていた。

葬儀場からは日本平側からの富士山が遠くに見えていた。


今日はガブリエル・フォーレ少年合唱団のフォーレ合唱曲集がffrrカーヴだという 情報を得て手持ちのLPを聴き直してみた。


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・ラシーヌの雅歌

・マリア・マーテル・グラティエ
・タントゥム・エルゴ
・アヴェ・ヴェルム
・祈り
・小ミサ曲から
・レクイエムからピエ・イエズ、楽園にて

  ガブリエル・フォーレ少年合唱団


手持ちは日本コロンビアが70年代に出した廉価盤LP。


vox原盤で米盤ではturnabautから出ていた。

一時期CDでも出たらしい。



地味ながらも未だにファンの多い名盤。

自分ものは学生時代に購入したもの。


演奏の印象としては淡い響きの録音が何となくフォーレに似合っているような記憶。



これがffrrカーヴで聴くと一変。

高音が伸びて広がりも出てきた。


個別のパートの立ち位置もはっきりしてきて、かなり少人数であることもよくわかる。

ガブリエル・フォーレ少年合唱団と日本盤のレコードジャケットに書いてはあるが、外盤標記はガブリエル・フォーレ合唱団。


よく聴いてみるとソロパートは発声のニュアンスからして大人の女声のようだ。

トマジの「12のコルシカの歌」の名演で名高いガブリエル・フォーレ合唱団とは別団体。だと思う。



ついでに他のイコライザーカーヴでも聴いてみた。

いろいろやってみてNABではまた別の雰囲気があって、かつて聴き親しんだサウンドに近い。

クリアなffrrカーヴよりも、この淡い音を好む人もいるかもしれない。


それにしても美しいな。

少しだけ聴き直すつもりが結局最初から全部を聴いてしまった。

心が洗われる音楽というのはこのようなものなのだろう。


Youtubeはパリ、ノートルダムでのファーレ「ラシーヌの雅歌」

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2018年10月 8日 (月)

オーマンディーのショスタコーヴィチ

体育の日の月曜日。朝、ポコと散歩に歩く。
今日も暑い。

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ご近所の田の一角で栽培している古代米、黒米の穂が垂れている。

今年は雨が多く稲の粒が例年に比べて小さいような気がする。


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今日もColombiaカーヴでCBSソニーから出ていたオーマンディーの演奏を聴く。

曲はショスタコーヴィチの交響曲第5番。

CBSソニーから80年代に出ていた廉価盤LP。

Colombiaカーヴで聴くと目の覚めるような音の饗宴。




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リアカーヴでは派手さが強調されていたフィラデルフィア管の音もColombiaカーヴでは弦楽器がしっとり艶やかな響きとなって聞こえてくる。

おそらく実演ではこのような音だったのだろう。

細かな楽器の動きもよくわかるようになった。

この曲は沼響でかつて演奏したこともあり、聴き比べコラムの最初期に取り上げたので、
スコアを見なくてもオーマンディーが譜面に手を加えているのがわかる。



ヴィオラをチェロに重ねているような部分が散見され、フィナーレの終末部にはティンパニにかなり加筆。

さらにこの部分にグロッケンシュピールをピアノに重ねているようだ。
グロッケンシュピールはピアノの連打の上にさほど大きく叩かせず、いわば隠し味として使用。

オーマンディー指揮フィラデルフィア管の、あの独特の響きのマジックの秘密を垣間見た思い。

Youtubeはショルティ指揮ベルリンフィルのショスタコービチ交響曲第5番

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2018年10月 7日 (日)

バーンスタインのペトルーシュカ

本日秋晴れ。

台風25号は日本海を通過し温帯低気圧となって北海道東北を直撃。
その余波で昨晩遅くに強い雨と風。


10月最初の土日は暑くなった。

列島各地で気温が30度超え。


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裏山は紅葉にはまだ早くなんとツクツクボウシの鳴き声まで聞こえてきた。
生まれてこの方10月で蝉の声を聞くのは初めてだ。


あの台風に耐えた庭の柿はまだ青い。



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休日は先週の台風で壊れた箇所を治したり古い照明をLEDのものに替えたり、
処分するために古い棚を分解したりと家の雑事。


かつては三連休ともなると家族を連れてどこかへ遠出したものだが、
子供たちも社会人となった今ではそれも懐かしい思い出だ。


今日はバーンスタインのストラヴィンスキー、「ペトルーシュカ」を聞く。


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手持ちはCBSソニーからでていた国内盤LP。

国内初出盤、ボーナスとしてバーンスタイン自身の解説の入ったシングル盤が付いている。

レコードジャケットもペトルーシュカの人形をあしらった縦長の印象的なもの。

解説も詳細なもので見ているだけで当時レコード市場に乗り出したばかりのCBSソニーの意気込みが伝わってくるような内容だ。


溢れるような熱気に満ちたバーンスタインの奔放な指揮に余裕で応えるニューヨークフィル。

重量級のオケの力量発揮の名演。

イコライザーカーヴはコロンビアカーヴ。

濡れるようなブラスの響きと強烈なパーカッションの鮮烈さに酔う1枚。



YoutubeはP.ヤルヴィ指揮の「ペトルーシュカ」

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2018年10月 5日 (金)

本日の練習とパリィの作品

曇り、次の台風が再び接近中。気温は高く長袖では汗ばむほど。

災害の多かった平成の時代。

平成最後の秋も台風が多く、今日も北海道で大きな地震。



今年後半の大きな山場の一つが昨日の午前中でほぼ終わり。


自分に関係する部分もいくつかあれど、もうあまり苦にはならないのが不思議。

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昨日は午後から沼津南部の戸田地区へ行っていた。


長閑な漁村で先日の台風で瓦が飛んでしまった家を数軒目撃。
支店でいろいろ聞き取りそのまま直帰。


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夜はオケの練習。場所は文化センター小ホール。


前回の日曜練習は台風のために中止になってしまっている。


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来週本番を指揮していただく和田先生が来るというので、ファミリーコンサートの予定曲を全曲通した。


今回のファミリーコンサートでは楽器体験コーナーがあるとのこと。


試奏用の楽器として手持ちのメロフォンを持ち込もうかな。

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通勤の車中でイギリスの名指揮者、エイドリアン・ボールトの箱物CDを聴いている。

ワーナーから出ているCD10枚組。

この中のイギリスの作曲家パリィの曲を集めた1枚を聴いてみた。



パリィの作品と言えばプロムスラストナイトの定番曲「エルサレム」




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・交響曲第5番
・交響的変奏曲
・ブラームスへの哀歌
・恵みを受けし二人のセイレーン*

 サー・エードリアン・ボールト
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 合唱団*


保守的な作風でエルガーにも似たノーマルにして上品な音楽の数々。

ホルストやヴォーン・ウイリアムズはパリーに学んでいる。


エルガーの作品ほどの自己主張は感じられないけれど、とりとめのない音楽の続く交響曲第5番よりも愛国的な色合いの濃い合唱曲が印象に残る。



Youtubeはパリーの「イギリス組曲」

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2018年10月 2日 (火)

台風被害

今日は晴れ、クールビズは終了しスーツで出勤。
とにかく暑い。


初冠雪の富士の雪はすっかり消えている。

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10月は大型台風の襲来で始まった。


日曜の昼間に上陸した台風24号は日付の変わる頃に我が家に最接近。

久々の大型台風の直撃で風雨が猛烈。



NHKニュースでも沼津の様子が時々出てきた。

まさに15年前の第20回沼響定演時と同じだ。


あまりの強風に閉めた雨戸がしなっているのが見える。


古い母屋では天井から埃が降ってきた。


隣町の富士市に住む大学の同級とFBでやりとりすると、あちらもひどい状態らしい。



門扉の留め金が外れてガラガラと左右に動き出したので暴風雨の中外に出て固定作業。


愛犬ポコは小屋の後ろに隠れて逼塞。

時計を見ると午前2時。


遠くからバリバリと凄い音が聞こえてくる。


結局ほとんど眠れなかった。

せっかく実った庭の柿は全滅だろうな。
などと考えたりしていた。


9月はじめの台風21号で剥がれて応急処置をした屋根が心配になってきた。

風雨は3時過ぎには弱まってきた。



そして夜明け。

台風一過の晴天。


庭は予想のとおり折れた小枝や木の葉が散乱。


屋根は無事で柿もほとんど無事だったのが不思議。



畑を見に行ってみると驚愕の風景。

道具置き場となっている物置の扉が飛ばされ、バラバラになって路上にガラスが散乱している。

ここは大勢の小学生が通る通学路。

大急ぎで片付けて竹箒で清掃。
畑の柵の完全分解状態。



苗類も全滅だ。あーあ。



この日東京に出張する娘を沼津駅まで送る予定だったが東海道線は運休中だという。


やむなく三島駅まで送ることになった。


出かけようとすると職場の部下から電話。

幸い大きな被害はなかったようだ。



娘を三島駅に送る途中、各所で信号機が故障中だったり曲がったりしている。


そのためにかなりの渋滞。


静岡県内の広い範囲で大規模停電。


我が家では停電はなかったものの、知人の家は夜遅くまで停電だったとのこと。




昨日は先月初めの台風21号の被害にあった屋根の修理の査定。

そのために保険屋が来ることになっていたので休みを取っていた。


午後に保険屋が来て現場を検分。


この8月9月は北海道地震や連続する台風の襲来でとにかく忙しいとのこと。
前の台風の査定が終わらないうちに新たな台風被害


せっかくの休みも台風の後始末で終わった一日。

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