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2018年10月10日 (水)

ガブリエル・フォーレ少年合唱団

暑からず寒からず、秋らしく空の高いよく晴れた水曜日。
夜遅くから雨。


伯父が急逝、昨日は朝から埼玉の叔父と母を連れて葬儀のために静岡市へ。

伯父は現役時代には柑橘類の研究者そして栽培の指導者。享年90歳。


リタイア後は畑作業や地域の緑化に協力したり相談に乗ったりと、充実した日々を過ごしていた。

80過ぎになっても毎年冬になると厳選した蜜柑を軽トラに積み、自ら運転して我が家に持ってきてくれていた。


2年ほど前に運転免許証を返上、もう直接来ることはなくなったけれども相変わらず美味しい蜜柑を送ってくれていた。


最後に会ったのは今年3月の親戚の葬儀の時。

多少耳が遠くなったものの矍鑠としてにこやかな笑顔は変わらず、まだまだ元気そうだった。


葬儀では故人の人となりを偲んで多くの人達が別れを惜しんでいた。

伯父の住む町に伯父が植え始め丹精した桜並木があるという。
「これからはこの桜並木の満開の桜を見るたびにあなたのことを思い出します」という 近所のご老人の弔辞が参列者の涙を誘っていた。

葬儀場からは日本平側からの富士山が遠くに見えていた。


今日はガブリエル・フォーレ少年合唱団のフォーレ合唱曲集がffrrカーヴだという 情報を得て手持ちのLPを聴き直してみた。


Sdsc09748



・ラシーヌの雅歌

・マリア・マーテル・グラティエ
・タントゥム・エルゴ
・アヴェ・ヴェルム
・祈り
・小ミサ曲から
・レクイエムからピエ・イエズ、楽園にて

  ガブリエル・フォーレ少年合唱団


手持ちは日本コロンビアが70年代に出した廉価盤LP。


vox原盤で米盤ではturnabautから出ていた。

一時期CDでも出たらしい。



地味ながらも未だにファンの多い名盤。

自分ものは学生時代に購入したもの。


演奏の印象としては淡い響きの録音が何となくフォーレに似合っているような記憶。



これがffrrカーヴで聴くと一変。

高音が伸びて広がりも出てきた。


個別のパートの立ち位置もはっきりしてきて、かなり少人数であることもよくわかる。

ガブリエル・フォーレ少年合唱団と日本盤のレコードジャケットに書いてはあるが、外盤標記はガブリエル・フォーレ合唱団。


よく聴いてみるとソロパートは発声のニュアンスからして大人の女声のようだ。

トマジの「12のコルシカの歌」の名演で名高いガブリエル・フォーレ合唱団とは別団体。だと思う。



ついでに他のイコライザーカーヴでも聴いてみた。

いろいろやってみてNABではまた別の雰囲気があって、かつて聴き親しんだサウンドに近い。

クリアなffrrカーヴよりも、この淡い音を好む人もいるかもしれない。


それにしても美しいな。

少しだけ聴き直すつもりが結局最初から全部を聴いてしまった。

心が洗われる音楽というのはこのようなものなのだろう。


Youtubeはパリ、ノートルダムでのファーレ「ラシーヌの雅歌」

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