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2018年11月11日 (日)

東欧のホルン奏者たち

本日快晴。
土曜日はご近所の結婚披露宴に招かれていた。

久しぶりの結婚披露宴。

この前白ネクタイを締めたのはいつだったかな・・・

新郎は古くからの農家の長男と言うことでホテルに集まった招待客は二百人ほど。


新郎の父は自分の父と同じ世代で子供の頃から世話になっている方。

長く待ち望んだ息子の結婚に喜び以上に安堵の表情。



夜は高校吹奏楽部の後輩が家に遊びに来ていた。


ホルンを吹いていた彼はいつものように海外で買い付けた珍しいLPを持参。

バルト三国などの中古屋で仕入れてきたLPは主に東欧のホルニストたちの演奏。

Melodiya、SUPRAPHON、PANTONなどの馴染みのレーベルながらよくぞこんな演奏を発掘したと唸るものばかり。




最初にPANTONから出ていた70年代のプラハのコンクールの入賞者実況録音盤.

ここでの10代のホルン奏者の二人の演奏。

曲はイタリアバロック期の作曲家ストラデッラの「教会のソナタ」のアレンジなど珍しいもの。

演奏は今ではこの水準での入賞は難しいかな、と感じる程度。

その頃の典型的なソビエトや、東欧のホルンに聴かれる明るくヴィヴラート豊かな音色が面白い。


今でも活躍していれば50代半ばだが、ネットで検索してみても名前は見つからなかった。


大成するまでもなく消えてしまったのかもしれない。


もう1枚はエストニアのホルン奏者のKalle Kauksi(1949-1992)が吹くアッテルベリなどの北欧の近代作曲家達のホルンとオーケストラのための作品を集めたMelodiya盤


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他にアレンスキーの弟子のロシアの作曲家Alexander Goedicke(1877-1957), エストニアのEls Aarne(1917-1995)の作品など


Aarneの曲はロマンティックな中にグリーグにも似た北欧的な叙情味漂う佳品。



ここでのKauksiの余裕を持ったパワーと弱音のコントロールが凄い。


オケはPeeter Lilje指揮のエストニア国立交響楽団。

1990年プレスのMelodiyaのLP。

ソロがオーケストラに埋没している録音バランスが惜しい。




もひとつホルンのティルシャルやフルディナなどのチェコフィルの名手達を中心に集めたコレギウム・ムジクム・プラハによるグノーの小交響曲やダンディのシャンソンとダンスなど、フランスの作曲家たちの木管合奏のための作品を集めたSUPRAPHON盤。



他にLouis Théodore Gouvy(1819~1898)のゴワローズ小組曲、



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速めのテンポの中に明るい音色の往年のチェコの管楽奏者の妙技が堪能できるゴキゲンな演奏だ。


これはダブリ買いとかでいただきました。ありがとう。



極めつけは国内の私家盤で、日本女子大合唱団の1960年定期演奏会ライヴ。
指揮は木下保

この中のブラームスの2本のホルンとハープ伴奏による合唱曲「女声合唱による4つの歌」。

ここでホルンを吹いているのが当時N響のホルン奏者だった千葉馨と薗清隆だったのには驚いた。

1960年といえば千葉馨がヨーロッパでデニス・ブレインに師事して帰国した2年後のことだ。


へぇー・・・・


こんな盤が存在するなんて全く知らなかった。


いずれもCDにはなりそうもない。(売れそうにもない)


彼によると北欧東欧あたりの個人経営の個性的で面白い中古レコード店は次々と閉店しているのだという。


Youtubeはブラームスの4つの歌、アバドの指揮

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