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2018年12月 9日 (日)

トレチャコフ美術館 ロマンティック ロシア展

曇り、今日は今年一番の寒さ。

 


甥の住む京都は初雪が降ったとのこと。


先日行ったBunkamura30周年記念「国立トレチャコフ美術館 ロマンティック ロシア展」のことなど。


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19世紀後半、帝政ロシア時代末期の画家たちの傑作が集まった。

クラムスコイの「忘れえぬ女」も来ている。



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見ると女性の瞳にはうっすらと涙。
あまりの美しさに絵の前でぼーっとなってしまった。


「月明かりの夜」の幻想的な世界はとてもこの世のものとは思えないほど。

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ほかにシーシキンら四季折々のロシアの風景。

シーシキンの「雨の樫林」には、そのまま森の中に自然に足を踏み入れていくような感覚に襲われる。



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アル中姿のムソルグスキーの肖像画で有名なレーピンではアントン・ルービンシュタインやシャリアピンら歴史的な音楽家たちの肖像画。

同じ日に見た17世紀バロック期のルーベンスらの作品の、どこか手の届かぬ遠い世界の出来事とは異なる身近に感じる世界の数々。



今日はロシアの美貌ピアニスト、リューボフ・チモフェーエヴァがメロディアレーベル残したハイドンのピアノソナタ全集から。

手持ちは日本ビクターが出していたLP11枚組。



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1977年から1981年にかけてのチモフェーエヴァ20代後半の時期の録音。

このころのハイドンのピアノソナタ全集の存在は貴重だった。

その中の最初期の作品を聴いてみた。


1曲1曲丁寧に弾いていて、さりとて学究的な窮屈さもなく落ち着いて聴ける演奏なのが良い。

ランドンの全集に基づくウィーン原典版を使用。
第1番から順番に収録。

大宮真琴氏の詳細な解説も読み応えのあるもの。


イコライザーカーヴはNABで聴いてみた。
Ffrrも粒立ちがはっきりしていてどちらかは難しいところ。

youtubeはチモフェーエワの弾くラフマニノフ

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