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2018年12月23日 (日)

ケフェレックとクーパーのシューベルト

連休中日の日曜日も雨模様。

年賀状を作るつもりが娘の年賀状の印刷に戸惑っているうちに自分の分のやる気が失せてしまった。



先日東京から来たある方に「沼津に洒落たカフェがありますけれど,ご存知ですか?」と言われ、知らなかったので家内と行ってみた。



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店の名は「cafe day」


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入口には4つの扉があり、それぞれの扉にはルイス・キャロル、スコット・フィッツジェラルド、村上春樹などの著名作家4人の小説の一節が英文で書かれている。


来た人に個性の異なる作家の一文を選ばせるなど遊び心が一杯。


でも大部分の人はこの仕掛けに気づかずに幾分戸惑いながら入るのだろうな。


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村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」からビバルディの一節が書かれているの扉から入ってみた。



広い店内は壁面のところどころに書架、アートの雰囲気いっぱいの別世界。


六本木ヒルズの『TSUTAYA TOKYO ROPPONGI』を手掛けた著名なブックディレクター、幅允孝氏のプロデュースによるものだそうだ。


パンケーキが有名らしいがちょうど昼時だったので「釜揚げしらすのご飯」にした。


センスの良い上品な逸品。

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アンヌ・ケフェレックとイモージェン・クーパーのデュオによるシューベルトのピアノ曲集を聴く。

手持ちはエラート原盤の日本ビクター国内盤LP.

今はシューベルトの他の4手作品を含めてワーナーから2枚組CDが出ている。




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1 幻想曲ヘ短調 D940(作品103)
2 アンダンティーノと変奏 ロ短調 D823(作品84)
3 3つの軍隊行進曲 D733(作品51)
4 ロンド イ長調 D951(作品107)


ピアノ:アンヌ・ケフェレク

イモジェン・クーパー


1978年3月、サロン・オノレ、シテ・ウニヴェルシテール(パリ)



二人とも実演を聴くことができた。



良家に生まれた同世代の才媛という点では共通しているものの、実演では二人の個性ははっきり異なっていたと記憶している。



多少洒落た趣のケフェレックに対して端正きっちり系のクーパー。



パリ生まれのケフェレックの師はスコダ、デムス、ブレンデル、ミュンヘンコンクールの優勝というドイツウィーン派の王道を言っている割にはフランス系の作曲家の演奏家としてのイメージが大きい。



一方のクーパーはロンドン生まれ。



ピアノの師はデムス、スコダ、ブレンデルとケフェレックと完全一致、パリでフェヴリエとルフェブールという作曲家ラヴェルの薫陶をうけた大家にも師事しているのでケフェレックと気の合うところが大きいと想像する。


この録音は若き日の演奏でお互いを立てながらも愉しく仲良しに演奏しているシューベルト。


Youtubeはシューベルトのハンガリー風のディヴェルティメント

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