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2018年12月22日 (土)

パウルのリストとブラームス

朝から雨の土曜日。本日冬至。

自宅の柚子が9月の台風の塩害のため不作。


今日職員の一人が畑で採れた柚子を持ってきてくれた。

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午後からは市立病院主催の市民公開講座。


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テーマは市立病院が導入する手術支援ロボットダヴィンチの紹介を含む前立腺がんの話。


生憎の雨に参加者は少なかったけれども分かり易い講義に質問が沢山出ていた。

講演後に3年前に自分が入院したときの執刀医としばしの歓談。


彼は副院長にして高校吹奏楽部の後輩。




今日はハンガリーの指揮者、ティボール・パウル(1909-1973)の指揮するリストとブラームス。



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・ハンガリー狂詩曲第2番     ;リスト
・交響詩「前奏曲」        ;リスト
・ハンガリー舞曲集から      ;ブラームス

   ティボール・パウル指揮
   ウィーン交響楽団

70年代に日本フォノグラムから出ていたLP.

イコライザーカーヴはColumbiaカーヴが聴きやすい。


パウルは一見個性が正反対のように思えるワインガルトナーとシェルヘンに指揮を学んでいる。

主にオペラ畑で活躍し晩年はオーストラリアを本拠に活動していたので
あまり知られていないように思う。

CDは見かけたことはないしLPもあまり記憶が無い。

自分の手持ちはこの1枚だけ。



幾分硬派なノイマンの演奏に比べ、即興的にその場の気分で流した草書風の演奏だ。

多少の荒っぽさが曲想に合っていてゴリゴリっとしたオケの響きも野趣があって良い。

パウルにはコダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」組曲やバルトークの「映像」の録音があって、コダーイなど面白そうだ。



youtubeはリストの交響詩「前奏曲」、ティーレマンの指揮

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