東敦子の別宮貞雄「淡彩抄」
1月最後の週、雨は降らず富士山の雪も例年に比べて少ない。
ここは鯨とウミガメは時々打ち上がるがメガマウスは初めて。
駿河湾は奥が深い、古代鮫の潜む海。
先日日曜は家族で三保のテラコスタで食事。
若者でいっぱいの人気のイタリアン、前菜からしてヴォリュームたっぷり。
今日は東敦子の歌う日本歌曲を聴いていた。
Fontecが出していたCDで1989年のライヴ。
・別宮貞雄「淡彩抄」
・山田耕筰「風に寄せてうたへる春の歌」、
・高田三郎「ひとりの対話」
・平井康三郎「平城山」、
・日本古謡「さくらさくら」、
・山田耕筰「曼珠紗華」「中国地方の子守歌」
東敦子(ソプラノ)
横山修司(ピアノ)
1989年10月7日 東京文化会館 ライヴ録音
東敦子は日本人として初めてウィーン国立歌劇場で「蝶々夫人」に出演。
その後メトロポリタン歌劇場やバイエルンやベルリン、ハンブルクの各国立歌劇場でも歌った国際的なソプラノ歌手。
体調を崩しオペラから引退し帰国してからはコンサート活動が中心になっていた。
このライヴもその時期の録音。
その後メトロポリタン歌劇場やバイエルンやベルリン、ハンブルクの各国立歌劇場でも歌った国際的なソプラノ歌手。
体調を崩しオペラから引退し帰国してからはコンサート活動が中心になっていた。
このライヴもその時期の録音。
張りのある歌声の中に曲への共感がストレートに伝わるしみじみとした歌唱。
中でも別宮作品の「淡彩抄」が素晴らしい曲と演奏だ。
ピアノパートの美しい響きはラフマニノフを連想させる深い抒情が漂う。
youtubeは「淡彩抄」
中でも別宮作品の「淡彩抄」が素晴らしい曲と演奏だ。
ピアノパートの美しい響きはラフマニノフを連想させる深い抒情が漂う。
youtubeは「淡彩抄」
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コメント
素晴らしいです!
声の深みと軽やかさ、こんなに素晴らしい歌手が日本にいたとは知りませんでした!
投稿: 松永紀子 | 2019年4月20日 (土) 08時14分
松永さま、コメントありがとうございます。
東敦子さんの残された録音はどれも素晴らしく、
まさに世界的な歌手だと思います。
投稿: 山本晴望 | 2019年4月20日 (土) 19時14分