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2019年1月 2日 (水)

今年の初聴きはモーツァルトとバッハ

暖かで穏やかな1月2日。

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朝、ポコの散歩ついでに家の近くの地蔵堂へお参り。

ご本尊は700年前の洪水の時にどこからか流れてきたお地蔵さん。

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お堂の入り口にある17世紀に彫られた六面地蔵は大変珍しいものだそうだ。

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空を見上げたら電線に白鷺の姿。


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夕方のポコの散歩に行こうとすると突然の雨。

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そして東の空に虹。


昨年暮れに立ち寄ったリサイクルショップに大量のクラシックの輸入盤LPが出ていた。
発売日が古いということで全て税込108円。

独逸グラモフォン、英EMI, 米RCA 米コロンビアなどメジャーレーベル中心でおよそ100枚余り。


クラシックのほか歴代アメリカ大統領のスピーチや英米文学朗読レコードなどが数十枚。


無駄のない正統派の大人のコレクション。

持ち主は自分よりも上の世代の海外経験のある教養ある人ではないかと想像する。

多くは定評のある名盤ばかりで自分の手持ちと重なるものも多かったけれども、自分のものは国内再発廉価盤中心。

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レコード番号も同一な完全なダブリ以外はほとんど全部を大人買いしてしまった。






今年の初聴きはその中からバッハとモーツァルト。

最初に来たのはカサドシュの弾くモーツァルトのピアノ協奏曲。

第21番と第24番をセル指揮クリーヴランド管による伴奏の米コロンビア盤。


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・ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
・ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491  

  ロベール・カザドシュ(ピアノ)

  ジョージ・セル指揮
  クリーヴランド管弦楽団

   1961年録音


この演奏はCDと国内盤LPで架蔵済み。

軽いタッチのカサドシュのピアノ。

あたかもモーツァルトの時代のピアノフォルテで聴くような趣。

セルの伴奏もカサドシュのスタイルに合わせてオケの編成をかなり刈り込んでいるようだ。

24番のカデンツァはサン・サーンス、21番のカデンツァはカサドシュ独自のもの。

イコライザーカーヴはcolumbia カーヴ。




もう一枚は名ソプラノ、シュワルツコップの歌でバッハとモーツァルトの宗教曲。



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・カンタータ第51番「全地よ、神にむかいて歓呼せよ 」 BWV 51:バッハ

 ピーター・ゲルホーン指揮
 フィルハーモニア管弦楽団

  ハロルド・ジャクソン(トランペット)、
  ジェレイント・ジェイムズ(オルガン)

  1950年10月録音


・「踊れ 喜べ 汝 幸いなる魂よ」K.165         :モーツァルト

 ワルター・ジュスキント指揮
 フィルハーモニア管弦楽団

 1948年5月 録音


バッハの曲では冒頭から名手ハロルド・ジャクソンの輝かしいトランペットソロが大活躍。

若々しいシュワルツコップの声、そして完璧なまでの歌。

イコライザーカーヴはOld78。


YoutubeはバッハのカンタータBWV.51,グルベローヴァの歌

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