ニールセンのピアノ曲のことなど
2月もあと1週間を残すばかりの金曜日。
ここ数日暖かだ。
このまま春に突入かな・・・
昨晩再び北海道で大きな地震。
天皇の即位、東京オリンピック、大阪万博と大きなプロジェクトを控えていても なんとなく醒めている日本。
お隣の韓国とは険悪な雰囲気だ。
ロシアその他との外交も先が見えず。
本日仕事が長引き帰宅は10時過ぎ。
今週木曜のオケ練習は、木管楽器と弦楽器の分奏で金管セクションは休みだった。
今日はデンマークの作曲家ニールセンのピアノ曲集。
米VOXから出ていたLP3枚組
演奏はデンマークのピアニスト、ラムスセンによるもの。
・組曲 作品45
・5つの小品 作品3
・ユモレスクとバガテル 作品11
・交響的組曲 作品8
・祝典前奏曲 「世紀の変わり目にて」
・シャコンヌ 作品32
・主題と変奏曲 作品40
・3つの小品 作品59
・若い人と年寄りのためのピアノ音楽 作品53
アーネ・スキヨル・ラスムセン (ピアノ)
ラスムセンはこれらの多くをモノラル期にデンマークのレーベル、DANACODにも録音をしていた。
ニールセンといえば5曲の交響曲とヴァイオリン協奏曲、序曲「ヘリオス」などオーケストラの大作と2年前にベルリンフィル八重奏団で聴いた室内楽曲くらいしか馴染みがなく、ここに収録されているピアノ曲で手持ちはは全て。
ここでの「シャコンヌ」や「交響的組曲」などがっしりとした労作を聴くと、ニールセンのピアノ曲はもう少し演奏されても良いと思う。
だが聴いていて退屈するような曲ではないが、生真面目で屈折した内省的な音楽で親しみにくいのも事実。
その中で「若い人から年寄りのための音楽」はピアノ初心者のための、ちょうどバルトークの「ミクロコスモス」のような作品だった。
親しみやすい民謡風の平易な作品から徐々に難易度が増していく音楽。
ここでのラムスセンの演奏は非常に良く、単に曲を紹介するレベルではなく、
曲への共感が素直に音になっているのが良い。
ニールセンといえば5曲の交響曲とヴァイオリン協奏曲、序曲「ヘリオス」などオーケストラの大作と2年前にベルリンフィル八重奏団で聴いた室内楽曲くらいしか馴染みがなく、ここに収録されているピアノ曲で手持ちはは全て。
ここでの「シャコンヌ」や「交響的組曲」などがっしりとした労作を聴くと、ニールセンのピアノ曲はもう少し演奏されても良いと思う。
だが聴いていて退屈するような曲ではないが、生真面目で屈折した内省的な音楽で親しみにくいのも事実。
その中で「若い人から年寄りのための音楽」はピアノ初心者のための、ちょうどバルトークの「ミクロコスモス」のような作品だった。
親しみやすい民謡風の平易な作品から徐々に難易度が増していく音楽。
ここでのラムスセンの演奏は非常に良く、単に曲を紹介するレベルではなく、
曲への共感が素直に音になっているのが良い。
鋼のような強靭なピアノのタッチ、磨き抜かれた艶のある美しい音色。
イコライザーカーヴはNABにぴったりとはまり見事な再生音だ。
Youtubeはニールセンのホルンのための作品「厳粛な歌」
イコライザーカーヴはNABにぴったりとはまり見事な再生音だ。
Youtubeはニールセンのホルンのための作品「厳粛な歌」
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