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2019年3月 5日 (火)

プレヴィンのフランセとR.シュトラウス

昨日まで降り続いた雨は朝早くに上がり日中は暖かな日差し。

冬はもうどこかへ去ってしまったようだ。
夕方から再び雨。

日曜日は102才で逝った大叔母の3回忌の法事で裾野市に行っていた。
亡くなるまで頭脳明晰、最晩年まで実家の我が家に来ていた。


宴席で遺影の前で親戚たちと思い出話をしていると今でも健在のよう。


アンドレ・プレヴィン逝く。

もう引退同然だったとはいえその喪失感は大きい。


モントゥーに師事し、特に晩年は素晴らしい円熟の演奏を聞かせてくれたことはネヴィル・マリナーと共通している。


二人とも指揮者として出発した時はさほど高い評価ではなかったと思う。


プレヴィンはクラシック界にその軸足を転じた60年代には伴奏ものの録音が多かった。


今日はその初期の頃の録音から2枚。


フランセその他のフランス音楽とR.シュトラウスを聴く。


オケはいずれもロンドン交響楽団、プレヴィンが音楽監督に就任する直前と就任直後の録音。



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・花時計             :フランセ:
・ジムノペディ第1番、第2番  :サティ/ドビュッシー編
・協奏交響曲          :イベール

  ジョン・デ・ランシー(オーボエ)

  アンドレ・プレヴィン(指揮)
  ロンドン交響楽団

   録音:1966年8月30日、9月2日 ロンドン、
      ウォルサムストウ・タウン・ホール



このフランスものを集めたアルバムはフィラデルフィア管弦楽団の首席オーボエ奏者、 ジョン・デ・ランシーのソロアルバム。

あくまでここでの主役はランシー。


手持ちはRCA原盤の国内盤LP。



学生時代の中古LP漁りに目覚めた頃の懐かしいレコード。

お目当てはサティのジムノペディのドビュッシー編のオケ版だった。


初めて聴くフランセの繊細にして洒落た美しい音楽に痺れて、その後この作曲家の録音を探し求めるきっかけになった思い出深いアルバムだ。


あらためて聴くとビロードのようなランシーのオーボエもさることながらプレヴィンの気品に満ちた伴奏も見事なもの。




そしてもう1枚はR.シュトラウス




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・『ばらの騎士』組曲
・交響詩『ドン ファン』
・ミュンヘン(式典のためのワルツ)

  アンドレ・プレヴィン(指揮)
  ロンドン交響楽団

  録音:1969年3月4,5日 ロンドン、
     ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール


中でも「ミュンヘン」はR.シュトラウスが同名の映画のために作曲した音楽で、結局映画の製作が中止になったために音楽もお蔵入りとなった珍しい作品。

このプレヴィンの録音が世界初録音だった。


この3曲の録音にあたってプレヴィンはホルンを通常の4本ではなく8本で録音に臨んだという。


実際「ばらの騎士」の序奏や「ドン・ファン」でのホルンはもの凄い響きが聞こえる。


オケを雄大にドライヴしながら官能的に歌わせた指揮者とオケが一体となった名演だ。

Youtubeはプラヴィン指揮N響のラフマニノフ、交響曲第2番

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