ツィピーヌのフォーレ「マスクとベルガマスク」
連休3日目の月曜日。
雨上がりの朝、遠出してポコと裏山の奥までの散歩。
野鳥のさえずりの中、山道を登って行くと突然ポコが興奮状態に。
見るとぬかるみの泥溜まりにイノシシの足跡。
イノシシの泥遊びの場所「ぬた場」を見つけたようだ。
そして麓に下りて花畑で落ちつきを取り戻したポコ。
散歩から帰ると雨がポツリポツリ。
午後から家内の買い物につきあって沼津市街へ。
いつもより人出が多かった。
この連休中全国からラブライバー達が集まっているようだ。
街中を散策して「鮪小屋」で早い夕食。
客はそれなりに入っていたけれども、以前食べた時よりも精彩を欠く内容。
オネゲルで驚異的な名演を残しているクリュイタンスと同世代のフランスの指揮者ジョルジュ・ツィピーヌ指揮するフォーレの管弦楽曲集。
・組曲「ドリー」(アンリ・ラボー編)
・組曲「マスクとベルガマスク」
・組曲「ペレアスとメリザンド」(シャルル・ケックラン編)
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
オペラ=コミック国立劇場管弦楽団
1955年6月4、5日*、12、13日
パリ、メゾン・ド・ラ・ミュテュアリテ
ロマンティックにして明晰、気品漂う素晴らしい演奏。
あたかもモノクロの名作映画を観るような趣。
アンサンブルはラフだがホルンのルシアン・テーヴェをはじめとした往年の管楽器奏者の名人芸を楽しめる。
次回定演で取り上げる「マスクとベルガマスク」について手持ち音源をいろいろ聴いた中で、このツィピーヌ盤が最も私の琴線に触れた。
手持ちは米AngelのLPでジャケットは素っ気ないものだが音は良い。
Youtubeはツィピーヌの指揮するフォーレ、「ペレアスとメリザンド」からシシリエンヌ
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