レコードをたくさんいただきました
5月半ばの火曜日は朝から雨。
4月から環境が変わり平日休みが増えた。
月曜は狩野川河川敷で有志が集まりバーベキュー大会
整備された階段状の場所で用具も借りての集まり。
平日でもあり会場は他に誰もいない。
適度な川風、カワウが目の前で川魚を咥えている。
片手に缶ビール。
かつて市内のホールで数々の演目のプロデュースをしていた方から突然のお手紙をいただいた。
この方とは2年前に市内の洋食屋で偶然会って、数々のアーティストを招聘したときの苦労話や裏話を聞いて以来。
文面の内容は、自分が抱えているクラシックのレコードをもう残された時間も少ないので私に譲りたいとの事。
この種の話は最近続いていて、2年前にはかつてわが社の最高幹部だった方からアルゼンチンタンゴのLPをいただいている。
自分も若くはないのでこれ以上増えても・・・・
という気持ちとどのような内容かなという好奇心との間で心は揺れ。
結局伺うことにして直接ご自宅まで行ってみた。
部屋には民芸品や著名な芸術家の方々との写真など・・・・
文化の香り漂う素敵なお住まいだった。
LPコレクションは500枚ほど、それがほとんどモーツァルトに特化した見事なコレクション。
モーツァルト以外では朝比奈隆のブルックナーのかなりまとまった数。
朝比奈隆唯一の録音である交響曲第0番も録音もあり。
その他ヌヴー、カザルス、コルトーら往年の演奏家たちのオムニバス盤など。
珍しい作品も多くケッヘル番号のある作品はほぼ全部揃っているのが圧巻。
それがモーツァルト全集の類で一括購入の形で揃えるのではなく、それぞれの曲について厳選しながらコツコツと1枚ずつ集めているのが凄い。
ピアノソナタはリーリー・クラウスの2種の全集と内田光子の全集。
珍しい作品までも網羅したワルター・クリーンの全集など。
ピアノソナタだけで4つの全集。
こんなに詳しい方だったとは、と尊敬の念と驚きながらお話を伺うと、
このLPの大部分は叔父の持物だという。
結局自分の手持ちとダブルもの以外はいただくことにした。
でも置き場所に困った。
家人の怒りの表情が頭に浮かんできた。
・・・・・・・・・・どうしよう
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