ギュスタヴ・モロー展
昨日の大雨から一転、本日快晴気温も高い。
昨日所用があり東京へ行っていた。
朝出かけようとすると屋久島で大雨を降らせた雨雲が接近して大雨警報発令中。
駅に着くと東海道線が興津、田子の浦間で上下線とも不通。
ホームにあふれる人達。
用件は午後からだったので、当初各駅停車で行くつもりだったけれども急遽新幹線に変更。
東京では娘と待ち合わせて会社近くのホテルのレストランで昼食。
外は土砂降りで風も強い。
所用を済ませ多少時間があったので「ギュスタヴ・モロー展」に行ってみた。
場所は汐留のパナソニック汐留美術館。
強い雨の中でも駅から濡れずに建物まで行けるのがありがたい。
展示はパリのギュスターヴ・モロー美術館から数々の素描から試作も含めた70点ほどの展示。
神話の世界からのさまざまな女性の姿。
写実的ではないが強烈な個性で迫る作品の数々。
お目当ての「出現」では、実物を見ていろいろなことが初めてわかった。
空中に浮かぶヨナカーンの首を見つめるサロメ。
その奥にいる人々の表情ははっきり書かれていないが、その冷静な佇まいからは
彼らにはその首が見えていないようだ。
後で加筆されたように見える柱の模様も含めて新たな発見。
会場内ではパナソニック汐溜美術館の中核コレクションであるモローの愛弟子ジョルジュ・ルオーの作品も展示。
自分としてはこちらの方が好み。
そのまま帰宅せず御茶ノ水ディスクユニオンに寄ると盛大にCDの半額セール中。
メディアとしてのCDの先が見えてきてCDが売れなくなっているのだろう。
LPコーナーを見ると500円以下のLP10枚以上1枚100円の表示。
ジャケット難有りなどで比較的面白いものもあったので結局手を出してしまいました。
詳細は後日。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 東京都美術館の「ボストン美術館展」(2022.10.02)
- 国立新美術館「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」(2022.03.14)
- 語り芝居 一葉の会による「10分で伝えるわたしの名著」(2022.03.02)
- 静岡県立美術館の「ミュシャ展」(2020.08.18)
- 静岡市美術館「ショパン 200年の肖像」(2020.08.11)
コメント