ゴールウェイのテレマンそしてナポレオン時代の軍楽隊
長かった梅雨も明けようやく夏本番、と思いきやもう7月は終わり。
ポコは夏が苦手。
暑さを避けて小屋の床下に避難。
最近タヌキのように太ってしまって、お腹がつかえて中に入ることができない。
今日はすこしでも涼しげにと夏らしい音楽。
ゴールウェイのテレマンを聴く。
・ 組曲 イ短調
・フルート協奏曲 ト長調
・フルート協奏曲 ハ長調
ジェイムズ・ゴールウェイ(フルート&指揮)
ザグレブ合奏団
録音 1978年4月11-13日 ユトレヒト,ブラウカペル
オイロディスク原盤の国内盤LP.
これはベルリンフィル退団後の演奏者としての最盛期の録音。
テレマンのこのイ短調の組曲が好きで、いろいろな演奏を集めている。
晴れた青空の下にキラキラと空中に飛散する水しぶきのようなゴールウェイ独特の明るい音。
地味な音色のザグレブ合奏団の伴奏と好対照だ。
ト長調の協奏曲は擬音のようなものが入っていて面白い。
ゴールウェイの演出なのだろうか。
もう一枚は「ナポレオン時代の軍楽隊の音楽」。
仏Fontanaから出ていたLPで、ドンディーヌ指揮パリ警視庁音楽隊やさまざまなラッパ隊による演奏。
曲によっては合唱も入る。
いろいろな音源から集めたもののようで録音状態はバラつきがあり、明らかに野外でのライウ録音も。
開放的でいて華麗なフランス軍楽隊の響き。
時として行進の足音も入っていて臨場感豊かな楽しいアルバム。
ドンディーヌには同じような録音が米ノンサッチからも出ていたが別録音。
Youtubeはテレマンの組曲イ短調
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