朝、ミスト状の雨が薄曇りの空から降り注いでいた。 時間にして1時間ほど。 しばらくして抜けるような青い空。
先週火曜日は昼から家内の買い物に付き合っていた。
昼食は「鶏専門 らーめん銀(しろがね)」で、つけめんと唐揚げ。
ここは近隣市町に数店舗展開している新興のラーメン店のひとつ。
家の近くに本店「らーめん 銕(くろがね )」があり、こちらはコッテリ系。
姉妹店の銀(しろがね)は鶏系でチャーシューも鶏肉。 唐揚げも有名らしい。
他の姉妹店は「らーめん銅(あかがね)」「豚骨専門らーめん -釛-こがね」 そしてもう一店舗の「らーめん 錫(あおがね)は「らーめん 銕ラーメン(くろがね)」の中にあるらしい。
どうも先週はラーメンばかりだな。
食後に家内の買い物に付き合って、駅前のイーラde の建物内をぶらぶらしていたら、店内で偶然幼馴染のYちゃんに会った。
彼女は幼い頃に近所に住み、家族ぐるみの付き合いだった。
中学では吹奏楽部の後輩としてフルートを吹き、音大に進みドイツへ留学。
その後彼女の家は転居し自分も転居。
いつしか交流は途絶えていたけれども、風の便りでそのままドイツに住んで家庭を持ち、音楽活動を続けているという話は伝わっていた。
彼女との再会は数年前、facebookがきっかけ。
そのやりとりがあったので見かけてすぐ彼女だとわかった。 ドイツからちょうど2週間ほどの里帰りだという。
お互いに幼き頃に戻ってしばしの立ち話。 はじけるような明るい笑顔は子どもの頃から変わっていない。
今日聴いたのはイタリアの指揮者、ガエターノ・デローグのストラヴィンスキー
・組曲「火の鳥」(1945年版) ・バレェ音楽「かるた遊び」
ガエターノ・デローグ(指揮) チェコフィルハーモニー管弦楽団
録音 1980年1月14,15日、1979年1月15,16日 プラハ 芸術家の家
手持ちはスプラフォン原盤のイタリアRicordi盤
ガエターノ・デローグ(1934~)はフランコ・フェラーラに師事し、セルやバーンスタインのアシスタントを勤めた。来日して日本フィルも振っている。
1998年までプラハ交響楽団の音楽監督だったが以後の消息は不明。 存命ならば長老の域なのだが今どうしているのだろう。
チェコフィルとはこのストラヴィンスキーのほか、オルフやシベリウス、ロッシーニなどの比較的まとまった数の録音をチェコスプラフォンに残している。
このストラヴィンスキーもアンチェルの「春の祭典」やコシュラーの「ペトルーシュカ」とのカップリングでCDで生き残っている。
「火の鳥」では珍しい1945年版を使用。
これはストラヴィンスキーが著作権料欲しさに改訂したとも言われている版で、聴いた感じでは最も演奏機会の多い1919年の組曲版とほとんど区別がつかない。
デローグの演奏は手際よく職人的にまとめた手堅いもの。
チェコフィルの音色と管楽器の巧みなソロを楽しむ演奏で、中でも絶妙なピアニシモで入ってくる「火の鳥」終曲でのホルンソロが凄い。
演奏としては軽妙洒脱な「かるた遊び」が良い。
Youtubeは火の鳥、ムーティの指揮
VIDEO
最近のコメント