山陰道三国横断の旅(足立美術館編)
8月も最後の火曜日は晴れ夕方から強い雨。
この雨は明日いっぱいまで続く。
昨日月曜は休み。
出雲旅行中の最終日の帰りの「サンライズ出雲」の車中で歯を磨いていたら奥歯の詰め物が取れてしまった。
そこで行きつけの歯医者、同級生のタカちゃんの所で診てもらう。
30分ほどで処置は終了。
そのまま農協へ行き窓口へ行き、車など各種保険の見直し手続きなど。
保険の見直しで出費はかなり減った。
山陰三国の旅、三日目の朝は曇り空。
浜村温泉は鳥取駅から山陰本線で西へ3つめの駅。
宿は駅から徒歩2分、鳥取市に近い温泉で網元経営ということで決めた宿。
最近リニューアルしたということで全館新しく風呂も広い。
料理は海鮮中心のなかなかの内容でCPは高かった。
しばらく宿でのんびりして朝風呂に入ったりして最終目的地の足立美術館へ。
再び山陰本線各駅停車で西に向かう。
行程は2時間あまり。
車窓からの景色は単調だ。
けれども温泉上りのうつらうつら感でなんとなく快適。
家内は編み物を始めている。
2両編成ワンマンカーのローカル感が良い。
東海道本線は定刻きっちりの運行だが、ここ二日の山陰本線はいつも数分遅れだった。
安来駅にはお昼前に到着。
駅構内の安来節の紹介パネルには、昨晩玉造温泉街で見た安来節の座長ファミリーの面々だった。
駅前から無料シャトルバスに乗って美術館へ。
出発する前に運転手さんが「みなさん日本の方ですか?」と聞いていた。
全員頷く。
帰りのバスの乗り方の説明が日本語で始まった。
何もない田舎道をバスに揺られて20分ほど。
山奥に忽然と姿を見せたのは、この旅の最終目的地足立美術館。
安来出身の実業家足立全康が一代で築き上げたコレクションと日本庭園。
米国の日本庭園専門誌で、900ヶ所の名所旧跡中16年間第一位の5万坪の庭園。
横山大観の一連の作品に北大路魯山人、竹内栖鳳などの足立コレクションは圧巻だった。
横山大観の名品「那智乃瀧」をイメージして山の中に人工の滝まで造ってしまった。
一個人がここまでできるとは驚きだ。
考えてみれば良き時代だったのかもしれないが。
手入れが大変なんだろうなぁ・・・
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