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2019年9月18日 (水)

スークのドヴォルザークとクリュイタンスのリスト

通勤時の朝、ビルの谷間に見える富士山頂には大きな傘雲。

 

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古くからの言い伝えが当たって昼前から強い雨。

 

 

ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を聴く。

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・ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53 (B108) (ドヴォルザーク)
・ロマンス ヘ短調Op.11 (B39) (ドヴォルザーク)

 

 ヨゼフ・スーク
 ヴァーツラフ・ノイマン
 チェコフィルハーモニー管弦楽団
 
 録音:1978年1月 プラハ、ルドルフィヌム

 

ヨゼフ・スークの2回目の録音で手持ちはDENONから出た国内盤LP。
1回目はアンチェル指揮の1960年録音。

練絹のような艶やかで気品のあるスークのヴァイオリン。

ソロと伴奏が一体となって流れていく。

純音楽的な名演とだけでは言い切れない、脈々と流れる民族の血のようなものを感じさせる演奏。

 

フィルアップの「ロマンス」も美しい。

EQカーヴはAES.

 

もう一枚はクリュイタンスの演奏でリストとスメタナ。

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・交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」 (シューベルト)
・交響詩「前奏曲」          (リスト)
・交響詩「モルダウ」         (スメタナ)*

 

 アンドレ・クリュイタンス
 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団*

 録音 1960年、1958年*

 

仏TRIANONのLPでベルリンフィルとウィーンフィルを振ったシューベルト、リスト、スメタナを集めている。

「モルダウ」はモノラル録音をステレオ化したもの。
最近になってステレオ音源が発見されCDで発売されている。

この中のリストとスメタナを聴いた。

 

リストはフルトヴェングラーが乗り移ったかのようなロマンティックにして壮大な名演。

ベルリンフィルの威力全開のうねるようなオケの響きが素晴しい。

EQカーヴはColumbiaカーヴ。

 

ブラスの豊麗な響きの中、奥深い空間から響いてくるティンパニの生々しさが素晴しい。

 

モルダウはステレオ化が失敗。
落ち着きのないキンキンとした音が残念だ。

ステレオ音源からのCDの方が安心して聴ける。


youtubeはクリュイタンス指揮の「ダフニスとクロエ」

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音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
>モルダウはステレオ化が失敗。
>落ち着きのないキンキンとした音

こちらを拝見してEQが適合していないような気がします。1枚のレコードであっても曲によってEQが異なることはよくあります。恐らく今回のレコードはオリジナルでは収録曲が異なっているのではないでしょうか。colで高音が強すぎるように聴こえるのであればNABではないようですね。AESはお試しになりましたか?当該音源を所有していないので好い加減なことを申し上げて失礼なのですが。

投稿: ぶりちょふ | 2019年9月19日 (木) 20時02分

ぶりちょふさん、アドバイスありがとうございます。

オリジナルLPは「未完成」と「前奏曲」のカップリングで1960年11月ベルリンでの録音。

このTRIANON盤は以上2曲に加えて1958年1月ウィーンでのモノ録音のモルダウをステレオ化してカップリングしているLPです。(最近になってステレオ音源が発見されています)

「未完成」と「前奏曲」はcolumbiaカーヴがきれいに嵌りました。

「モルダウ」はAESでも聴いてみましたが音が痩せていて枯れ木のような音でした。

RIAA,ffrr,columbia,AES,NAB
で聴いてみましたが、いずれも楽器の音がバラバラで満足できませんでした。

オリジナルのモノLP(所有していませんが)を聴けばはっきりするかもしれません。


投稿: 山本晴望 | 2019年9月21日 (土) 19時20分

なるほどですね。後はNew Orthophonicを試すくらいでしょうか。疑似ステレオのカーヴはオリジナルと同一つです。ステレオ化はRIAAで聴く限り音質低下以外の何物でもありませんが、EQが正しければ決して音を悪くするための処理ではありません。

投稿: ぶりちょふ | 2019年9月23日 (月) 11時13分

今手持ちの音源をいろいろと聴き直しています。
が、A面B面でEQカーヴが明らかに異なったり、この盤のようにバンドによって異なっていたりとなかなか複雑で奥深いですね。

自分としては手持ちの装置を使って、自分の耳に心地の良いカーヴを楽しみながら探して聴いていこうといったスタンスです。

投稿: 山本晴望 | 2019年9月23日 (月) 20時51分

モノラル音源を入手しましたので確認できました。AESですね。アナログの複合EQはカーヴによってゲインが異なるという発言を耳にするのでAESのときはボリュームを上げるのが良いのかもしれません。冒頭のフルートとクラリネットの絡みやトライアングル、弦による川のうねりなど聴きどころ満載です。しつこくてすみません。この記事のお陰でブログねたができましたことに感謝申しあげます。

投稿: ぶりちょふ | 2019年10月16日 (水) 07時52分

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