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2019年10月 7日 (月)

ららぽーと沼津と旧御用邸での茶会、そして舘野泉のピアノのことなど

曇り夕方から雨。
10月も一週間が過ぎ夏の暑さは昨日まで。

「ららぽーと沼津」オープン。

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2日のプレオープンには周辺国道が強烈な渋滞。

連日の混雑を聞いていたので、ある程度落ち着いてから行くつもりが、昨日家内が「ららぽーと」で重たいものを買うというので荷物運びに駆り出された。

 

オープン最初の日曜なので混雑は必至と渋滞を予想していたものの駐車場にはすんなり入ることができた。
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ショッピングしているうちに次第に混み始めた。

 

ショップの店員達は新人が多くて、人数が多い割には時間がかかってどこも行列。
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昼食時には混雑のピーク。

 

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一番人気の湯河原の「飯田商店」は90分待ちのプラカードが・・・・

 

 

最初から混むところで食事するつもりはないけれども、どこも大層な人の列。

 

結局、焼肉京昌園のランチセットにした。

 

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この店はアプリで待ち時間を知らせてくれるのでその間にショッピングができるのが良い。

 

食事を済ませららぽーとを出て沼津御用邸記念公園へ向かう。

 

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沼津市芸術祭の茶席に参加

茶道3流派の競演

 

ララポートの駐車場から出るのに手間取り、旧沼津御用邸到着時はほとんど終了時間の直前。

 

こんな時間なので自分たち夫婦のみ。

本日最後の参加者らしい。


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もう片付けを始めていたけれども席を設けていただきました。

 

茶の席は全く素人なのでいくぶん緊張気味。

 

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和服姿の品の良いご婦人が丁寧にお茶を点てていただき、作法も教えてくださった。

 

ららぽーとの喧噪から別世界の落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。

ありがとうございました。

 

 

今日は舘野泉のピアノでフィンランドの作曲家たちの作品を聴いていた。

 

タイトルは「フィンランド ピアノ名曲ベストコレクション2」

キャニオンから出ていたLPで近代フィンランドの作曲家5人の作品を収めている。

 

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01夢想op.58-1 (シベリウス)
02静かな西風op.74-2 (シベリウス)
03村の教会op.103-1 (シベリウス)
04即興曲op.5-5 (シベリウス)
05ロマンス変ニ長調op.24-9 (シベリウス)
06ロマンティックな情景op.101-5 (シベリウス)
075月の夜op.27-4 (パルムグレン)
08夕べの歌op.47-1 (パルムグレン)
09月の光op.54-3 (パルムグレン)
10とんぼop.27-3 (パルムグレン)
11海op.17-2 (パルムグレン)
12夏の夜の牧歌op.16-2 (メリカント)
13牧歌op.73-1 (メリカント)
14ゆるやかなワルツ (メリカント)
15秋の朝op.21-2 (カスキ)
16古い時計台op.48-2 (カスキ)
17夜の海辺にてop.34-1 (カスキ)
18激流op.48-1 (カスキ)
19小さなガヴォットop.3-3 (クーラ)
20結婚行進曲op.3-2 (クーラ)

 

 舘野泉(P)

 

 録音 1988年1月

 

フィンランドの作曲家としてはシベリウスの存在があまりにも大きく、他の作曲家たちは巨大な太陽に隠された惑星のような存在になってしまっていて気の毒なほど。

 

トイヴォ・クーラは酔った兵隊との口論で射殺されるという悲劇的な最期
ヘイノ・カスキなどはシベリウスと同じ日に亡くなっている。

 

巨人シベリウスの影に隠れて目立たないけれども他の4人も才能豊かな作曲家たちだ。

 

ここで聴かれる作品はいずれもロマンティックで美しい小品ばかり。

 

このように並べて聴いてみると、シベリウスの作品は身近な題材を取り上げた内容であっても密度が高く、簡単に聞き流すような作品でないことを実感する。

「村の教会」はシベリウス晩年の傑作「アンダンテ・フェスティーボ」と同じ素材からなるもの。

 

中では素朴でいて爽やかな美しいメロディ満載のメリカントの作品に一番惹かれる。

 

舘野泉のピアノは、作品への深い愛情と共感に満ちた美しい演奏を聴かせてくれる。

EQカーヴはColumbiaカーヴで聴いた。

 

Youtubeはメリカントの「牧歌」

 

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