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2019年10月28日 (月)

10月東京音盤購入記

10月も早くも最後の週。
今年も残り少なくなった。

 

本日は休みで午前中は庭の柿を採ったりしていた。
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午後は役員になっているお寺の行事に出席。

 

今月東京での音盤購入の備忘録。

昨年から今年にかけて地元ハードオフでクラシック輸入レコード1枚100円大放出に遭遇。

 

東京の中古CDショップのレコファンやディスクユニオンに行ってみると レコードも含めCDなどの記録媒体の大幅安売りは全国規模のようだ。

ヤフオクを見てもほとんど動きはない。
ただしオリジナル盤の状態の良いものはかなりの高値が付いている。

 

自分は未知の演奏家や作品、演奏がよい状態で聞ければよいのでオリジナル盤にこだわりはない。

最近はEQカーヴの妙を知り国内再発盤でも十分良い音で記録されていることを知ったので、音に関してはなおさら初期盤への興味は失っている。

今年は知人や紹介されて数人の方から良質なコレクションを譲り受けたので、完全に供給過剰状態。

 

それでも上京すると中古音盤屋に足が向いてしまう。

 

今回も渋谷のレコファン、御茶ノ水ディスクユニオンに寄ってみた。

 

東京の中古レコード店もずいぶんと様変わりした。

 

若い頃の主な購入源だった「数寄屋橋ハンター」は今世紀早々に姿を消した。

高田馬場のタイムも仙台に行ってしまいネット通販専門になってしまった。
御茶ノ水マーブルディスクはまだ健在なのだろうか?

 

若い頃、地方に行くたびに「全国レコードマップ」片手にその地の中古レコード店を探して回ったのも懐かしい思い出だ。
中古レコードショップも地方によってそれぞれ異なるカラーが有るのが面白かった。

 

 

まず最初に渋谷レコファンへ。

5枚以上買うと一枚あたり200円引き。

最初にざっとLP新入荷コーナーを見る。
値札は安いもので700円。

これはと思うものはそれなりの値段。
全体に価格が高めだ。

他にセット物その他LPを見てもさほどのものはない。

そこでここではCDに絞ることにした。

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新入荷コーナーではフルネ指揮オランダ放送管ほかによるベルリオーズ初期合唱曲集DENON盤。
カンタータ「帝国」op.26などベルリオーズの未知の作品を集めたもの。1987年録音。

 

遠山慶子の弾くドビュッシー、前奏曲集第2巻。CAMERATA盤。

遠山慶子の弾くドビュッシーでこの巻のみ未架蔵だった。
今回の購入で最も高価な買い物で1240円。

 

CDコーナーを物色していて、ベルティーニのチャコフスキーの交響曲第5番が9千円を超える値段にビックリ。
このCDは聴き比べ候補のためにストックしている自宅の棚にもあったはず。

 

ファイン・アーツ金管五重奏団によるバッハの「フーガの技法」

 

ダウンズ指揮のレスピーギ、ベルファゴールほかのシャンドス盤

 

500円以下格安コーナーからは、バルシャイ指揮のハイドン、「軍隊」ほかのYedan盤

 

フランスのホルン奏者 D.デュバルのモーツァルト、ホルン協奏曲全曲

 

ラフマニノフの「聖金口イオアン聖体礼儀」全曲の2枚組

 

デ・ブルゴス指揮ロンドン響のベートーヴェン、交響曲第5番と第7番Colins盤。

 

ベロフとコラールによる4手のためのフランス作曲家の作品集。国内EMI盤など
以上200円引き。

 

店を出て道玄坂の名曲喫茶「ライオン」でしばしのコーヒーブレイク。

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そしてお茶の水ディスクユニオンへ。

 

ユニオンでは500円以下LP5枚買うと半額セール中。

 

楽譜コーナーを見た後にLPコーナーへ。

レギュラーコーナーから往年のフランスの名指揮者アンゲルブレシュトとデゾルミエールのフランス国立放送音源からラヴェル、ベルリオーズ、ミヨー、ブーレーズらの演奏。
1524円の30%引き。

これがこの店での今回一番高価な買い物。

続いて来年の定演のメイン曲、チャイコフスキーの交響曲第1番の研究用としてロシアの指揮者、コンスタンチン・イワーノフ指揮ソビエト国立響メロディア盤。

 

以上はレギュラーコーナー

 

380円から500円コーナーからは

バルトークとコダーイの合唱曲集HUNGAROTON盤

同じくHUNGAROTON盤でブタペストの奏者たちによるストラヴィンスキーの「兵士の歌」組曲と「日本の3つの抒情詩」。

ストラヴィンスキーではワルター・ゲール指揮オランダフィルの「火の鳥」カップリングはファリャの「恋は魔術師」組曲

この火の鳥はおそらくコンサートホール音源。

 

ブリテンの祝典テ・デウム、ほかコルドンシンガースほかのARGO盤

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マルセル・デュプレのフランクとメシアン、オルガン曲集、フォノグラム盤。原盤はマーキュリー音源。

 

フランスバロックの作曲家、フランクールの作品、パイヤールの指揮エラート原盤日本コロンビア盤。

 

フランスの名バリトン、パンゼラの歌う歌曲集仏レファランス盤が2枚組で500円。

 

そのほかCDではギリシャの指揮者アブラヴァネル指揮ユタ響によるチャイコフスキー、交響曲全集、Vangurdから出ているCD5枚組。794円の10%引き。

 

オーマンディー指揮チャイコフスキー交響曲第1番から第3番までのCD3枚組国内盤など。
Youtubeはチャイコフスキーの交響曲第1番、シモノフ指揮モスクワフィル

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