ひたすら増殖を続ける音盤たち
ゆっくりとしかし確実に(langsam aber sicher)秋から冬へ。
昨日木曜は休み。なじみのオーディオショップへ。
先日レコードのEQカーヴに興味を示した店主にMUSICAのフォノイコライザーアンプを持って行ったりしていた。
ついでに近くの「桃屋」で甘いたれのカツサンドとメンチカツサンドを購う。
ここは開店して50年余の年輪を重ねた惣菜屋。
オーディオショップでは行きがけの駄賃でLPをいただいてきた。
先日渋谷の名曲喫茶「ライオン」で聞いたベリオのチェンバロ曲 その他の入った独WERGO盤。チェンバロはA.ヴィッシャー。
ミトロプーロス指揮でシェーンベルクの「浄夜」、ヴォーン・ウイリアムスの「タリスの主題による変奏曲」米コロンビア盤。
旧ソ連時代に多くの録音を残したイワーノフでブラームスのハンガリー舞曲他の日本ビクター盤。
60年代以降ほとんど録音を残さなかったイワーノフ晩年の記録。
グルダ自作自演「メッセージ・フロムG」の第3集。
アーサー・フィドラー指揮ボストン響(ボストンポップスにあらず!)の「新世界より」と「謝肉祭」序曲。
フィードラーがボストンポップス以外のオケを振った唯一のスタジオ録音にしてRCA期最後の録音。
今のところボストン響唯一の「新世界より」のスタジオ録音。
しかも第2楽章以外にチューバを加えているという注目盤。 米RCAのLP.
モーツァルト初期の歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」全曲。
エディット・マチスほかのハーガーの指揮。国内盤。
フランスの名クラリネット奏者ジャック・ランスロが来日時に録音した小品集。
キング盤。
昭和初期に海外でも活躍しながら若くして悲劇的な最後を遂げてしまったソプラノ歌手、関屋 敏子の自作「野いばら」などを含むSP期の録音を集めたもの。
ロシアのピアニスト、ドミトリー・アレクセーエフの弾くプロコフィエフのピアノソナタ第3番ほか。国内盤。
アレクセーエフは学生時代に札幌でプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を聴いた。
今や全く忘れられたアメリカのピアニスト、ロリン・ホランダーの弾く「展覧会の絵」ほか国内盤。
ロス・アンヘレスとフィッシャー=ディースカウの二大名歌手による二重唱曲集。
パーセルやサン・サーンスほかの作品。
伴奏はジェラール・ムーア、東芝国内盤LP.
ロシアのチェリスト、ダニエル・シャフランによるチャイコフスキーの「ロココの主題による変奏曲」。
カップリングはタチアナ・ニコラエーワの弾く同じくチャイコフスキーの知られざる作品、ピアノとオーケストラのための協奏的幻想曲。
伴奏はコンドラシン指揮のモスクワフィル、メロディア盤。
軽いものではバーバラ・ヘンドリックスの歌うガーシュインの歌曲の数々。
伴奏はラベック姉妹。
パールマンのヴァイオリン、アンドレ・プレヴィンのピアノのスコット・ジョップリン作品集。EMI盤。
他にクリスマスアルバムを3枚。
ペーター・シュライヤー、ヘルマン・プライのドイツの2人の名歌手によるものにイタリアのフランコ・コレルリが歌ったクリスマスソング集などなどの30枚ほど。
ひたすら増殖を続ける音盤たち。
Youtubeはグルダ自作自演の「アリア」
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コメント
フィードラーの新世界はアメリカ盤なのですね。素晴らしいです。私のはPickwickの廉価盤でペラペラの盤ですが、密かに愛聴しています。謝肉祭のほうがよりヘビロテでした。新世界はなぜポップスoではないのでしょうか? 契約満了ギリギリでポップスのメンバーが揃わなかったなどの理由で、集めやすかったシンフォニーで録音を済ませたとかなのでしょうかね。
投稿: ぶりちょふ | 2019年11月10日 (日) 08時01分
この「新世界より」は速いテンポで豪快にオケを鳴らしながらも第2楽章の懐かしい歌わせ方など聞きどころ満載の名演でした。
ティンパニの付加や第1、第4楽章のチューバの投入も効果的。
タワレコサイトの紹介記事では前年のフィードラー75歳記念演奏会の3週間後のセション録音との由。曲もフィードラーの希望だったようです。長い間フィードラーで稼がせていただいたRCAの御礼録音だった気がします。
投稿: 山本晴望 | 2019年11月11日 (月) 22時37分