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2019年11月10日 (日)

リヒターハーザーのベートーヴェンそしてキュエノーのトロヴァトゥール曲集

雲もなくほどよい気温の日曜日。
狩野川から富士山が良く見えた。
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本日午後は沼津市立図書館読書週間講演会。

数多くの歴史小説を書いている作家、伊藤潤の講演会に行っていた。
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演題は「歴史小説を読む楽しみ」
パワポを駆使して気合の入った講演会。

同じ会場では歴史小説の紹介展示もあった。

会場で退職した職場の先輩に会いしばしの雑談。
先輩は現在別組織で働いている。

 

 

昨日土曜日は静岡県内限定有名店「さわやか」で家内とランチ。
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ここはいわゆる行列の出来る店で一時間以上待つのは普通。

ところが昨日は開店まもなくの時間だったので10分待ちで入ることができた。

ラッキー・・・・・

 

帰りに契約している都市ガスの展示会に寄ってみた。
抽選券を出してガラガラポン。

この手の抽選はいつも末等のティッシュかサランラップ。
だがこの日は違った。

出たのはなんと1等!
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「魚名産コシヒカリ新米」だった・・・

こんな日もあるものだ。

 

聴いた音楽はベートーヴェンの3大ソナタ

ドイツのピアニスト、ハンス・リヒターハーザーの演奏で手持ちは蘭フィリプスのLP。
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・ピアノソナタ第8番ハ短調 Op.13「悲愴」
・ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
・ピアノソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」

  ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)

  録音 1955年

「悲愴」のしみじみと歌う第2楽章に漂う悲哀と第3楽章のどしりとした安定感。

誰かがリヒター・ハーザー鍵盤上のベンツと評していたそのままの巨匠の風格。

黒光りするような重厚な響きのこれぞドイツのベートーヴェンだ。

 

 

そしてもう一枚はウェストミンスターから出ていたLPで108歳まで生きたスイスの名テノール、ユーグ・キュエノーの歌う「French Troubadour Songs」

14世紀のギヨーム・ド・マショーや15世紀に活躍したバンショワやデュファイらブルゴーニュ楽派の作曲家たちに加えて16世紀のクレメンス・ノン・パパのようなフランドル楽派に読み人知らずのいくつかの作品。
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いずれも2分前後の短い曲ながらキュエノーの柔らかで品格のある歌唱が印象深い。

時としてボーイソプラノのようにも聞こえるほど。

作曲者不詳の無伴奏で歌われる曲など涙が出そうになるほど美しかった。

キュエノーはシリーズものとしてイタリアやイギリスの同時代の作品のレコーディングをウェストミンスターに残している。

Hermann leebによるリュート伴奏。

いずれもEQカーヴはNABで聴いた。

Youtubeはメトの「トゥーランドット」でのキュエノー、この時キュエノーは85歳!

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