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2019年11月17日 (日)

ヴェルサイユ宮、王の大宴会の音楽

今日も穏やかな日曜日。
朝は町内一斉清掃でご近所さんたちと談笑しながらゴミ拾い。

その後はポコの散歩。
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工事開始3年が経過して未だ未完の県道は公園化している。

使い古しのデジカメの具合が悪く、撮影する時にファインダーの映像が90度回転してしまう。

新しいものを物色するとお手頃価格のデジカメの新機種が極端に少なくなり、高級機種に完全にシフトしている。
スマホのカメラの解像度が上がり需要が減ったのだろう。

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午前中に家内と一緒に、というよりも連れられて「ららぽーと沼津」へ。
家内から言い出されるときは 大きく重い買い物 がある時と決まっている。

今回も無印良品で大きな鏡を購入。
駐車場まで荷役。
そして食品売り場でのまとめ買い。
ここでも重かった。

 

昼食は近くの 「スシロー」へ。
先日のテレビ番組では「スシロー」のコーン軍艦が自信作だということで絶賛されていた。
そこで最初にオーダーしてみた。

うーん、あの手の グルメ番組のタレントの反応はかなりオーバーだと承知しているけれども正直実際こんなものかというか予想通りの 味。
原価廉そうだな。

 

その後割引券が切れそうな日帰り温泉https://www.suruganoyu.co.jp/ 「駿河の湯」へ。

温泉から出た後に眠くなってきて、レストルームで仮眠しているうちに肩が再び痛くなってきた。

温泉に入ると潜んでいた悪い部分が出てくるのだろうか。

 

帰宅後、夜には大島沖を震源地とする地震。M4.9.

 

 

音楽はルイ14世から16世の時代のフランスの宮廷音楽家として活動したフランソワ・フランクールの音楽。

 

聴いたのは仏エラートの新空想の音楽会シリーズ第1集。

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「ヴェルサイユ宮の鏡の回廊における王室大宴会」

・アルトワ伯のための王の宴の音楽 組曲第4番より(フランクール編)
・アルトワ伯のための王の宴の音楽 組曲第2番  (フランクール編)

  ジャン=フランソワ・パイヤール指揮
  パイヤール室内管弦楽団

  録音 1966年

手持ちはエラート 原盤日本コロンビアのLP

ルイ15世の時代、後に シャルル10世に即位するアルトワ伯の婚礼の祝宴のために作曲された4曲の 組曲のうち第2と第4の組曲を収録。

原譜の表紙にはフランクール作曲ではなく編纂となっているという。

 

実際この組曲はフランクールのほか同時代のラモーやどドーヴェルニュ、ドゥ・ビュリ、モンドンヴィルらの作品を拝借し、フランクールの作品を加えて組曲としたもの。

 

フランス王宮の豪奢な大宴会を彷彿させる音楽の数々。

なかなか多彩で楽しめる。

組曲の各曲の合間にはトランペットやホルンによるムーレ作曲の華やかなファンファーレが入る。
いずれもフランスの管楽器独特の明るく軽い音色。

 

90近くまで生きたフランクールはこのとき75歳 。

他の作曲家の優れた作品を要領によく借用し手際よく?まとめた手腕に、フランス宮廷音楽家として長い間君臨した老作曲家の老獪さを見た。

 

もっともこの時の宴会は 夕立のため照明が台無しになって 大混乱だったという。

 

Youtubeはムーレ作曲のファンファーレ

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