ベーム、ベルリンフィルとのベートーヴェン、交響曲第7番
晴れ夜から豪雨。11月も半ばを過ぎた月曜日。
今日は職場での研修。
今はセミリタイアの身、まさかこの年で研修を受けるとは思わなかった。
現役に交じり同じようなセミリタイアの面々も集まりなんとなく同期会の趣。
数人としか話はできなかったが、各自それぞれの配属先で仕事内容や処遇、人間関係でいろいろと思うところありの表情。
自分は勝手知ったる仕事と自由にものが言える職場環境なのでさしたる不満はない。
夜になって嵐のような雨と風。
音楽はベームの指揮でベートーヴェンの交響曲第7番。
ベルリンフィルとの1959年録音。
・交響曲第7番 イ長調 op.92
・「コリオラン」序曲 op.62*
カール・ベーム 指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
録音 1958年4月17日、1958年12月4日*
ベルリン、イエス・キリスト教会
この曲は沼響の聴き比べコラムで取り上げている。
初回が2008年3月。
20012年5月のヴァン・ベイヌムの第81回で現在中断中。
この時は国内盤LPでRIAAカーヴで聴いている。
今回聴いたのは独逸盤LPでイコライザーカーヴ はNAB。
演奏そのものの印象はさほど変わらないけれども、音は以前聴いたときほどベルリンフィルの独逸的な重厚さを感じなかった。
幾分の若々しさと抜群の安定度、自然な音楽の流れに風格も漂うベーム60代の堂々たるベートーヴェン。
NABで聴くと弦楽器の奥で響く管楽器の奥行感が定位置でばっちり決まっている。
「コリオラン」序曲は、ベルリンフィルの重厚な響きを強調。
SN比も良し。
オケが7番の時よりも厚みがあるようだ。
弦楽器の人数を増やしたのだろうか。
明日から数日ブログ休みます。
沼響のHPの聴き比べコラム「チャイコフスキーの第5番を聴く」に
サージェント指揮BBC響の演奏の感想をアップしました。
チャイコフスキーの第5番聴き比べの再開は4年ぶり。
youtubeはベーム指揮のR.シュトラウス「エレクトラ」リハーサル。1981年ベーム最後の年の記録
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