本日の練習、太田先生との年内最後の練習、そして名古屋城本丸御殿のことなど
今日も朝から雨の木曜日。
帰宅時の外気温6℃、寒波到来。
肩の痛みが治まらず、昨日午前中に近くの整形外科病院でMRI検査。
若い専門医の見立てでは「腱板断裂」ではないがかなり広い範囲に炎症があるとのこと。
いわゆる五十肩が固まっている状態。
手術の選択肢も示されたけれど少し様子を見ることにした。
午後から出勤し会議2連発。
夜はそのままオケの練習へ。
今週来週のオケの練習は定例の木曜日ではなくて水曜日。
会場は市民文化センター小ホール。
来年1月の沼響ニューイヤーコンサートへ向けての練習だ。
仕事で遅れて到着すると既に「美しき青きドナウ」の練習が始まっていた。
指揮は先日オータムコンサートを振っていただいた太田巡先生。
シュトラウスの後打ちのリズムを慎重に吹きながらのウォーミングアップ。
続いての曲は「新世界より」。
この曲は今までいったい何回吹いたかもうわからなくなっているほど。
ほとんど指が自然に覚えていた。
愛知遠征の続きです。
熱田でひつまぶしを食した後名古屋城へ。
名古屋城は幾度か来た事があるけれど、今回のお目当ては昨年復元公開となった本丸御殿。
地下鉄を降りて城内に入ると本丸御殿玄関では忍者のお出迎え。
手荷物を預けて中に入ると最初に大きな狩野派による虎の屏風絵。
狩野派による障壁画は奥に行くにつれて地味で落ち着いたものに変わっていく。
反対に部屋の装飾は豪華なものに変化していく。
考え抜かれた配置の妙。
壁面の金具などの細工も凄い。
中では最奥の徳川家光の上洛時の間の絢爛豪華さには圧倒された。
清洲城にあった家康の宿泊所を移築した黒木の間の渋く落ち着いた部屋も良い。
想像以上に良かった。
400年前の創建当時の状態を残された資料からよくぞここまで復元したと思う。
現代の名工たちの技術の高さと、復元に当たっての苦労を思うにつけ深い感動すら覚える。
そのまま宿に向かいながら名古屋市立美術館で開催中のカラヴァジョ展に行くつもりが、土地勘のなさの辛さ。
途中で路に迷ってしまい疲れてしまった。
寒くなってきたのでそのまま本日の宿へ。
彷徨っているときに見つけたのが電気文化会館という普通のビルの前のガラスケースにコンサートのチラシ。
どうやらここにはコンサートホールが併設されているらしい。
チラシを見ると本日の日付で地元の愛知県立芸大教授陣によるコンサート。
曲目がR.シュトラウスのメタモルフォーゼンの弦楽七重奏版!をメインとした極めてレアなもの。
全席自由2千円。
ちょうど夜は暇。
(実はこの日、P・ヤルヴィ指揮コンセルトヘボウ管の名古屋公演があることはリサーチ済みだったものの、ヤルヴィはこれからも聴けそうだしチケット代も高価だったので早々に行かないことにしていた)
宿で一服してから行ってみることにした。
この曲目では満席になるとは思えず、当日券も大丈夫だろう。
ところがこのコンサートで思いがけない出会いがあって、この日はより一層スペシャルな一日となりました。
その件とコンサートの感想その他は次回。
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