本日の練習、今年最後のモーツァルト、そしてロザンタールのドビュッシーのことなど
師走は時の流れが速い。
今年もあと数日を残すばかり。
昨日仕事で外に出たときの淡島越しの富士山。
駿河湾は歩いて渡れるように思えるほどのベタ凪ぎだった。
沼津の街は富士山に見守られているかのようにも見える。
今週月曜は新しくオープンした中華料理店で職場セクションの忘年会。
ここは先ごろ閉店した創業70年の老舗「萬来軒総本店」を引き継いでオープンした店。
前の店は比較的大きく沼津を代表する本格的な中華料理店だった。
新しい店は料理はそこそこ。
だが未だ慣れていない様子。
忘年会の出席は40名ほど。
昨年と同じ部署ながら気楽な身分になったので気軽に歓談。
クリスマス・イヴの火曜日は休み。
朝に先週の内視鏡検査で切除したクリニックに行きポリープの結果を確認。
結果は良性だとのことでまずは安心。
その後床屋に行き夕方には歯医者と医者巡りの1日。
帰りに寄ったケンタッキーフライドチキンは長蛇の列だったので、買うのを諦めローソンでフランドチキン数本とからあげくんを購入。
ところが帰宅すると家内が買ってきたチキンを料理中だった。
チキンばかりのクリスマス・イヴ。
和田一樹先生の指揮で市民文化センター小ホール。
仕事が長引き30分ほど遅刻。
曲は歌劇「フィガロの結婚」序曲、「新世界より」から、その他。
一度本番を経験している「フィガロ」に比べて完成度の低い「新世界より」。
微妙に音の出が遅れるのを自覚。
上半身に力が入り過ぎているようだ。
本番まであと2回の練習を残すばかり。
クリスマス・イブの夜にフランスの名指揮者にしてラヴェルの弟子マニュエル・ロザンタールのドビュッシーが聴きたくなった。
取り出したのは70年代後半にキングレコードから出た管弦楽選集。
千円の廉価盤しか買えなかった貧乏学生時代に思い切って購入したLP2枚組。
今でもその店の佇まいと購入時に迷いに迷ったその時の状況を鮮明に覚えている。
2枚組3,600円だったことも。
ロザンタールと言えばラヴェル。
だがこのドビュッシーも名演揃い。
「牧神の午後への前奏曲」の触れると壊れてしまいそうな柔らかで繊細なオーケストラの響き、それでいて表現そのものは明晰だ。
「夜想曲」の雲のコールアングレソロはセルジュ・ボドの父、エティエンヌ・ボド。
結局購入後生涯の愛聴盤となり、同時に出たラヴェルの管弦楽全集LP3枚組を長い間探すはめになった。
ラヴェルは、外盤の仏ADES盤のLPとCDは比較的容易に入手できたものの、音が気に入らなくて結局キングの3枚組LPを入手したのはごく最近のこと。
Youtubeはロザンタールの「牧神の午後への前奏曲」
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