日下紗矢子とベルリンコンツェルトハウス室内オーケストラ
穏やかで暖かな冬の一日。
今日は毎年恒例の沼津法人会青年部主催の「税を知る週間」チャリティーコンサート。
ウィーンフィルやベルリンフィル、チェコフィルなどの一流オーケストラのメンバーを招いて19年。
今年はベルリンコンツェルトハウス室内オーケストラだった。
母体は旧東ドイツ時代にベルリン交響楽団と呼ばれ、名指揮者クルト-ザンデルリンクが率いていたベルリンコンツェルトハウス管弦楽団。
コンサートミストレルの日下紗矢子を中心としたアンサンブルだ。
曲目は
・カノンとジーグ (パッヘルベル)
・ヴァイオリン協奏曲集Op.8-1~4「四季」 (ヴィヴァルディ)
・「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲(レスピーギ)
・組曲「ホルベアの時代から」 (グリーグ)
という弦楽合奏の王道を行くプログラム。
カノンはヴァイオリン3にチェロ1そして通奏低音の編成。
ノンヴィヴラートで格調高く歌い上げるパッヘルベル。
「四季」ではメンバーが揃い編成は1snVn3 2ndVn3 Vla2 Vc2 Cb1 Hcに日下紗矢子のヴァイオリンソロ。
ソネットに書かれた風景を意識した解釈の四季。
コンツェルトハウスオーケストラの第一コンサートマスターの日下紗矢子のソロは気品のある澄み切った音色に鮮やかなテクニック。
10月にテミルカーノフ指揮読響のチャイコフスキーを聞いた時のコンミスが日下だった。
今日もオケの統率力が凄い。
個性的な装飾音が新鮮でヴィヴァルディが現代に甦ったかのよう。
後半のレスピーギとグリーグでは一転して豊かな響きと緻密なアンサンブル。
グリーグのアリアの美しい歌ではホロリと来た。
アンコールはバッハの「アリア」とモーツァルトのK136のディヴェルティメントの第3楽章。
超快速のモーツァルトではこのアンサンブルが名手の集まりであることのデモンストレーション。
後ろの席だったが、ヴァイオリンソロだけでなくすべての楽器がほどよいバランスで響いていた。
沼津でこれだけの演奏が聴けるとはありがたいことです。
法人会さん、また来年もお願いします。
Youtubeは日下紗矢子のソロでヴィヴァルディの「四季」から秋
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コメント
四季は、初めて聞くタッチでしたのでちょっと度肝を抜かれました。普段バリリ弦楽四重奏団が好きで聞いていたので音色の好みでいうと前半はあわなかったです。この会もストリングス系だけで19回も開催されているのですね。私は7回から参加しています。ベルリンフィルの木管とチェコフィルのコンディションの悪かった演奏とベルリンフィル弦楽五重奏団のアンダンテカンタービレとピアソラの演奏がすごくよかった印象が残っています。
投稿: パンターニ | 2019年12月11日 (水) 21時08分
パンターニさんも聞かれたのですね。
有名曲中心に前半のバロック期と後半のロマン期との対比が良かったです。
演奏も世界最高水準。
毎年のことながらこの法人会のコンサートはありがたいです
投稿: 山本晴望 | 2019年12月12日 (木) 19時20分