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2020年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

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元日のポコ、いつもはカメラを向けると横を向いてしまうのが、今日は妙に落ち着いていてお座りをしてじっと私を見つめていた。
81218801_2680696222049748_42293028209117 昨日風呂に入ってきれいになったのとリボンを新調したのが効いたのかな。
とは飼い主の勝手な妄想。

 

 

 

大晦日の紅白に小中学校の同級生にして仲の良かった友人の息子がグループの一人として出ていた。
彼は吹奏楽部ではトロンボーンを吹いていた。
以前彼に会った時に息子の芸能界入りに不安を漏らしていたが紅白に出れば大出世。

 

元気に歌っている彼の息子の顔を見ているうちに、中学の時の彼の面影がオーバーラップしてきた。
似てるなぁ・・・

 

今年の正月は娘の帰省の関係で親戚が集まるのが2日になったのでどこにも出かけず落ち着いた元日。

 

 

 

 

以下昨年の総括です。

 

平成から令和となった2019年は、我が家にとって大きな変化のあった年でした。

 

私は定年退職となり4月から新たな立場で再出発となりました。

 

そして上の娘は以前から付き合っていた彼と入籍、仕事はそのままで勤務地は変わりました。

 

自分にとって人生の半分を占めた平成の世は子育ての時代。
もうひとりの娘も社会人となり子育ては平成とともに終わりとなりました。

 

時は流れ世代交代は着実に進みます。

 

 

退職したらコンサート三昧、旅行もバンバンと行けるぞと思ってみたものの、
実際にはあまり変わらぬ毎日でした。

 

その中で子供たちがプレゼントしてくれた出雲旅行は良き思い出となりました。

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仕事のついでに行った名古屋、伊勢では、名古屋城本丸御殿や犬山城などいつか行きたいと思っていた場所にも行くことができました。
そこで偶然入ったコンサートで思わぬ出会いがあったのには不思議な縁を感じました。

 

文化面で美術関連では「モロー展」や「オランジェリー美術館展」「ハプスブルク展」などの洋画のほか旅行先の「足立美術館」が特に印象深く、東京の山種美術館の「大観.春草.玉堂.龍子 日本画のパイオニア」展も地味ながら良い絵を楽しみました。

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自分としてはシベリウスと最も親交のあった日本人、外交官市河彦太郎の足跡をご遺族の協力を得て一般に紹介できたのが大きな喜びでした。
早逝することがなければきっと大きな業績を残した方だと思います。

 

 

そして音楽関連。

 

沼津交響楽団では今年大きな変化と変革がありました。
団員最古参の自分としては世代交代が進んだことを素直に喜びたいと思います。
定演のサン・サーンスの交響曲第3番は、そのような事情から忘れられない演奏会となりました。
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コンサートでは昨年のウィーンフィルのような超有名どころは今年はあえて選ばず(懐具合の事情もありますが)、
アマオケや音大生、それに準じる演奏家たちを集中して聴いた年でした。

 

とりわけ1月に聴いた東京大学音楽部管弦楽団によるサン・サーンスの交響曲第3番の熱い演奏には非常に感動しました。

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他にベルリンフィルの首席クラリネット奏者、ベンツェル・フックスと首席ホルン奏者シュテファン・ドールに芸大の教授陣と学生たちが加わったストラビンスキー、

 

指揮者の大友直人とアラン・ギルバートのファミリーが中心となっている世界の若い音楽家たちを対象とした室内楽の中心の国際音楽教育セミナーMMCJのオーケストラのシェーンベルク。

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名古屋で聴いた、愛知県立芸大の教授陣によるR.シュトラウスの「メタモルフォーゼン」など、いずれも珍しい曲を高水準な演奏で聴けた幸運を思うコンサートでした。

 

プロの演奏家では静岡交響楽団の定演で聴いた木嶋真由のショスタコーヴィッチが凄かった。
今や売れっ子の木嶋ですが着実にキャリアを伸ばして欲しいと思います。

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プロオケでは奇しくも読響が2回。

 

小林研一郎指揮の「カルミナ・ブラーナ」そしてテミルカーノフ指揮でチャイコフスキーの交響曲第5番を聴きました。
いずれも熟達のタクト。

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そして沼津で聴くことができた「日下紗矢子とベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ」

 


テミルカーノフの時の読響でもゲストコンマスだった日下紗矢子の気品のある澄み切った音色に鮮やかなテクニックに酔いました。

 

 

音盤購入では今年はバブルの年。
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複数の方から大量のコレクションを譲り受ける機会が有り、その他に一昨年暮れから地元のハードオフに海外在住の長かったコレクター稀少輸入LPの大放出。

しかも全てジャンク扱いで100~200円!


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自分が見たこともない東欧やイタリアのレーベルが大部分で、我を忘れて買いまくったこともあり1年の受け入れ枚数としては今まで最大の枚数になってしまいました。

 

自然ほとんど未聴なので、今年は音盤購入は控えてこれらの盤をコツコツ聴いていこうと思います。

 

自分としては肩の痛みや胃腸の不調など、健康面での油断できない予兆もありましたが、今年も家族一同健康で年を越すことができたので良き年であったと思っています。

 

 

令和2年も皆様そして日本にとって良き年でありますように。

 

今年も宜しくお願い申し上げます。

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