キリ・テ・カナワのヴォカリーズ
朝から冷たい雨の土曜日。
今日は仕事が入り出勤。
帰り間際、難題に四苦八苦している若手職員数人にアドヴァイスしているうちに帰りが遅くなってしまった。
昨晩は市民文化センターで クラシックレコードコンサートの解説。
今回は3月に来日するロシアの指揮者フェドセーエフの「悲愴」を中心にロシア音楽特集。
1988年に沼津に来演したときのフェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団の印象などを交えながらロシア音楽の系譜など。
他にはチャイコフスキーの歌劇「雪姫」やくるみ割り人形から雪の精の躍りなど冬にちなんだ音楽などを紹介。
外は冷たい雨。
来てくれた方々にはアンケートを書いていただいている。
終わった後にこれを読むのが楽しみ。
最近沼津に引っ越しをしてきて、今回初めて来たという 女性からかなり詳細にして専門的な内容。
音のバランスについての手厳しい指摘の数々。
あまりに的確、自分が多少気にしていた部分ばかりなので驚いた。
このように専門的な人が来る場合があるから油断はできない。
以前、オペラを取り上げたときに、日本ヴェルディ協会の理事をされている方から名乗られて真っ青になったことがある。
常連さんとおぼしき方から、外は寒いので行こうかどうか迷ったけれど来てよかったと書いてくださった方がいた。
ありがたいことです。
しばらく見ていなかったレーザーディスクを処分しようかと思い、いくつかを見直している。
幸い古いパイオニア製のLDプレイヤーは今も健在。
その中でチャイコフスキー没後100年の記念の年、1993年のコヴェントガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスでのライヴを見ていた。
チャールズ皇太子主催と言うことでドミンゴやキリ・テ・カナワなど豪華な 出演者。
ロイヤルバレエ団のくるみ割り人形から 「雪の精の躍り」の息を飲む美しさ。
中でもキリ・テ・カナワの歌うヴォカリーズは、心が洗われるような感動的な名唱だ。
Youtubeはそのキリ・テ・カナワのヴォカリーズ
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