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2020年1月 6日 (月)

今年の初買いは1月7日のプーランク生誕の日の前日に大全集と遭遇

今日は小寒。
とはいえ車を走らせていても窓を開けたくなるほどの暖かな一日だった。

世間は今日から本格始動。
自分は4日の土曜と翌日曜に出勤したので今日明日は休み。

昨年の仕事始めは社長の年頭の挨拶に接したり新年の挨拶をかわしたり。

その点今年はだいぶ気楽な身分となった。

 

平和な一日を迎えるつもりが、朝に強烈な足の痛みで目が覚めた。
いわゆるこむら返り。

しばらく鳴りを潜めていたけれども昨年末からの暴飲暴食、夜更かしその他の不摂生が原因のようだ。

自分の体への天からの警告と受け止めよう。

それにしても辛かった。

歯医者に行くついでにドラッグストアに寄り特効薬の芍薬甘草湯を買ったりしていた。

 

本日、歯医者の後に母を連れて定期健診の脳外科の病院へ。

終わるまでかなり時間がかかりそうなのでブックオフで時間をつぶすことにした。

 

この病院近くのブックオフは2件。

結局しばらく行っていない隣町のブックオフをセレクト。

 

店では雑誌コーナーや歴史書その他を立ち読みしていた。

しばらくするとCDコーナーが気になってきた。

 

昨年が生涯最大量の音盤入手年だったので、今年は音盤購入は控えてこれらの盤をじっくり聴こうと元日に誓いを立てたばかり。

 

しばらくその場で思考停止状態。

やがて無意識に足は500円以下CDコーナーへ向かう。

・・・どうせ大したものはないだろう。。。。ブツブツブツ・・・

 

しばらく棚を眺めてみる。

あい変らずデ・アゴスティーニやソニーファミリークラブなどブックオフやハードオフの定番100~300円CDが並んでいる。

 

そんな中で、ありゃこれはなんだ?

 

名に入ったのは、CD全盛時に1000円前後の廉価盤としてPILZ系の怪しげな音源を出ていたPOINT CLASSICSから出ていたヒンデミットのピアノ曲「ルードゥス・トナリス」。

これはバッハの『平均律クラヴィーア曲集』の20世紀版ともいわれ、12のフーガと11の間奏曲、そして後奏曲から成る曲。

 

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へーえ!こんな曲がPOINT CLASSICS出ていたとは。

POINT CLASSICSの多くは覆面演奏家で、このCDのピアノのDieter Goldmannも実在するとは思えない。

このCDにはヒンデミットのヴァイオリンソナタもカップリングされていて、こちらのヴァイオリンソロはBruno Zwicker !

 

ツヴィッカーと言えば玉石混淆怪しげなPILZレーベルの中でシベリウスのヴァイオリン協奏曲のソロを弾いていた名前。
このシベリウスは非常な名演でかつて評判になった演奏だ。

290円。

 

その隣にはザグレブフィルの音源をハルモニアムンディが出していたCDで、大野和士指揮ザグレブフィルのジョリヴェ、カルス、ミヨーの3人の作曲家による打楽器とオーケスト他のための作品集。290円。

 

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1. 打楽器と管弦楽のための協奏曲 (ジョリヴェ)
2. 打楽器とピアノのための4つのインヴェンション(カルス)
3. マリンバ,ヴィブラフォンと管弦楽のための協奏曲op.278(ミヨー)

 

他にコルドン・シンガーズによるブリテン、
ウエディング・アンセム、祝祭テ・デウムその他のhyperion盤、こちらも290円。

 

ここで完全にスィッチが入ってしまいついでにレギュラーコーナーまで。

 

そこでドン!

と目に入ったのはプーランク全集CD20枚組。

これは2013年の没後50年となるプーランクを記念して2012年にEMIクラシックスが発売したボックス・セット、CD20枚組。
これが税込2,710円。

 

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プレートルやタッキーノなどダブリ買いも多数あるけれども珍しい音源も多く、発売当初はけっこうな値段で購入を逡巡していたもの。

今ではHMVあたりで新品が3,000円ちょっとで購入できるけれど奇しくも翌日1月7日はプーランクの誕生日!状態も良いのでゲット。

 

以上今年の初買い。

youtubeはプーランクの「パストラーレ」オケ版とホロヴィッツによるピアノ版

 

 

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