ロカテッリの「ヴァイオリンの技法」
本日快晴、朝は多少冷えたものの穏やかな一日。
これでコロナウイルス騒ぎがなければ良き日なのだが、
仕事でも大きな影響が出ている。
昼間、町中を歩く親子連れや自転車に乗る小学生の姿が目に付いた。
巷のコロナウイルス騒動に加え個人的には先週末に娘の結婚式があり、この一週間は
慌ただしく過ぎてしまった。
3月は時間の経つのが早い。
今日はイタリアバロック期の作曲家、ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764)の「ヴァイオリンの技法」から3曲の協奏曲を聴く。
ヴァイオリンはロベルト・ミケルッチのイ・ムジチ合奏団。
手持ちはフィリップス原盤の国内盤LP.
ロカテッリは、同時代を代表するヴァイオリンのヴィルトォーゾとして知られていてパガニーニにも大きな影響を与えたと言われている。
ヴァイオリニストにして作曲家のかたわら出版業も営み、現代の著作権にも通じる考え方を世に示したりと先進的な考えの持ち主だったらしい。
「ヴァイオリンの技法」作品3は3楽章の12のヴァイオリン協奏曲と、その協奏曲の第1楽章と第3楽章に付随する独奏カデンツァとしての24の無伴奏カプリスからなる作品で、今では協奏曲とは別にカデンツァを演奏することが多いようだ。
このカプリスには現代でも演奏不可能に近い超絶技巧が含まれているという。
イ・ムジチは12の協奏曲の録音を残しているが手持ちは3曲のハイライト盤。
フランツ・ギーリングによる校訂版による録音でカプリスは含まれていない。
聴いてみるとこれは大変な曲だった。
ヴィヴァルディのスタイルに近いけれども、変化に富んだ曲想に独奏ヴァイオリンの目が回るような超絶技巧の連続。
時折聞かれる変拍子的な意表を突く展開。
あたかも現代音楽を聴いていると錯覚するほど。
ミケルッチとイ・ムジチの演奏は大変見事。
これは12曲全部を聴きたくなった。
EQカーヴはNAB.
Youtubeはロカテッリの「ヴァイオリンの技法」からカプリス第2番
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