フィードラーのカルメン、シチェドリン版
春うららの穏やかな昭和の日。
朝、愛犬ポコの散歩から帰ると家のトイレの水が止まらなくなっていた。
悪戦苦闘、小一時間ほどでようやく治った。
築90年の我が家はこんなことばかり。
GWとはいえこのコロナ騒ぎ。
今日は冬物をまとめてクリーニングに出したり車の洗車。
帰省しない娘たちとLINEのビデオトークなど。
アーサー・フィードラーでビゼーのカルメン組曲を聴く。
手持ちはビクターから発売されていた国内盤LP.
CD-4の4チャンネル盤
通常の組曲版ではなくて、ロシアの作曲家シチェドリンが夫人の世界的バレリーナ、マイア・プリセツカヤのために編曲した版。
弦楽器と打楽器のみという特異な編成のアレンジ。
手持ちにはこのフィードラーの演奏のほか初演者のロジェストヴェンスキーのメロディア盤。
ライナーノートにはこの録音のプロヂューサーの手記が書かれていて、これが非常に興味深い。
フィードラーの希望により実現したというだけあって演奏は非常に良い。
色彩豊かでヴィヴィッド、生き生きとしたリズムの冴え。
腕前抜群のオケに聴いていて自然とゴキゲンな気分。
オリジナルの4チャンネルで再生したらさぞ効果的だろう。
youtubeはシチェドリン版のカルメン、ゲルギエフの指揮
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- アントニン・キューネルと武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル(2025.07.08)
- 小菅優の「ファンタジー」(2025.07.02)
- スピヴァコフスキーのチャイコフスキー(2025.06.30)
- ランパル、ORIONへのバッハ(2025.06.29)
- ベームとベルリンフィルのモーツァルトの交響曲全曲録音のことなど(2025.06.24)
コメント