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2020年4月18日 (土)

J.C.バッハのシンフォニア集

朝から激しい雨の土曜日。
一時台風のような暴風になった。

 

玄関先には避難するかのような黄金色のテントウムシ。

 

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あとで調べたらテントウムシではなくてハムシの仲間らしかった。

 

雨は3時過ぎには上がり夕方には青空。

 

ウイルス禍も長期戦の様相、その影響だろうか通勤時の車が目に見えて減っている。

 

消費動向もおかしくなり、仕事帰りにウェットティッシュを買おうと100円ショップに寄ってみると棚はカラ。
母がマスクに使うガーゼが欲しいとドラッグストアに一緒に行くと入荷待ちだという。

 

こんな天気なので外出は一度母との買い物に出たきり。
この時は人混みを避けて土砂降り暴風雨の時を狙っての外出。

 

例年この時期はSdsc00475定演に向けて天城で沼響の合宿だった。

 

今、沼響の練習は長期休止となりコンサートも全て中止か延期。

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そのようなことを思い出すと、なんとなく集中して音楽を聴く気にもならずホルンを練習する気にもならず。

 

そんな中で今日は大バッハの息子、ヨハン・クリスチャン・バッハ(J.C.バッハ)のシンフォニア集を聴いていた。

J.C,バッハはヨハン・セバスチャン・バッハの末子(11男!)

父や兄のカール・フィリップ・エマヌエル・バッハに音楽を学び、留学先のイタリアではサンマルティーニにも学んでいる。

イタリアとロンドンで成功。

 

モーツァルトには大きな影響を与えていて、モーツァルトはJ.C.バッハのピアノソナタのいくつかをピアノ協奏曲に編曲している。

 

50作を超えるオペラのほか、さまざまなジャンルで作品を残している。

管弦楽作品では失われたものも含め、30曲以上の交響曲の存在が目を引く。

 

いずれも3楽章形式のコンパクトな交響曲で、イタリア風の明るくのびやかな中にかっちりとした構成力が光る名品。

棚から出したのはディヴィッド・ジンマン指揮のオランダ室内管弦楽団の演奏。

 

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蘭フィリップスのLP2枚組。

作品18の5曲と作品 9の2、そしてオーボエ、チェロのコンチェルタンテの7曲を収録。

 

ジンマンの演奏は爽やかで見事なもの。

バラエティーに富んだ曲想、通奏低音のチェンバロが入る。

時として、ハイドンやモーツァルトの上質な交響曲のように聞こえる瞬間もあるのが楽しい。

 

YoutubeはJ.C.バッハのシンフォニア作品6の6

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