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2020年4月24日 (金)

カイルベルトのモーツァルト

4月最後の晴れて暖かな金曜日。


夕方から風が出て寒くなってきた。


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庭の白ツツジが咲いている。

パンジー、ビオラなどスミレ科の花も一斉に咲きはじめた。


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夕方になってツバメたちが帰還。

一羽は巣の中で卵を抱いているようだ。


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本日仕事は休み。

家内と遠方の娘たちは在宅勤務中。

 

今日は髪がのびたので床屋 へ行くことにした。


感染のリスクが気になったけれど、幸い沼津は表面化している感染者は今のところ東京から転入してきた1人のみ。

 

今後の流行が予想されるので今のうちに思いきり。
床屋に行くのも命がけの異常な世界

 

全国展開している千円ちょっとの床屋にいくとお客はおばさん1人のみ。

店内では店長が暇そうに床を箒で掃いている。

 

平日とはいえ、腕が良いのでいつもは5~6人待ちの比較的人気のお店
いささか拍子抜け。

 

自分が刈っている間にはもう1人が来店したきり。気のせいかいつもよりも丁寧だった。

 

 

午後は定期検診の母を病院までの送迎。

帰りにいつものショッピングを所望されて難儀。

この非常時、人混みの中での買い物は手短にして欲しいのに母は相変わらず店頭で物色する時間が長い。

 

今日はカイルベルトのモーツァルトを聴いていた。

 

独テレフンケンの録音から国内盤CD.
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・交響曲 第39番 変ホ長調 K.543

・交響曲 第40番 ト短調 K.550

・交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」

 ヨゼフ・カイルベルト
 バンベルク交響楽団

このCDは10年ほど前に聴いている。

 

最初に「ジュピター」から聴いた。

素朴で痩せた響きに野暮そのものフレージング。

あれこんなだったのかな?

と聞いていくうちに次第に引き込まれていく自分。

バカがつくほど真正直にモーツァルトに向き合う姿。

 

フィナーレの突然のルフトパウゼなど意外な解釈も。

第2楽章での自然な音楽の流れるとバンベルクの優しげな音。

 

ト短調交響曲はこの3曲の中で最高の演奏だった。

渋いオケの響きの中で快適なテンポ。

まさに疾走する悲しみそのものが迫ってくる。

youtubeはカイルベルトのブルックナー

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