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2020年4月 5日 (日)

ハイドンのリラ協奏曲

4月最初の日曜日、うららかな春。

昨日の朝、富士山には傘雲らしき雲がわずかに被っていた。

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雨は降らなかった。

 

昨晩は娘夫婦が来て餃子パーティ

今日は娘婿と一緒に昨年台風で倒れた畑の蜜柑の木をチェーンソーで切ったりしていた。

一年に数回しか使わないハスクバーナーが大活躍。


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今日はハイドンのリラ協奏曲を聴く。

 

米ターナバウトのLPでフランツ・レールンドルファー(Franz Lehrndorfer)のオルガン、ヒューゴ・ルフ(Hugo Ruf)のリラ・オルガニザータ、シュツットガルト・ソロイスツの演奏

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・リラ協奏曲第1番 ハ長調 Hob. VIIh, No. 1
・リラ協奏曲第3番 ト長調 Hob. VIIh, No. 3
・リラ協奏曲第5番 ヘ長調 Hob. VIIh, No. 5

 ヒューゴ・ルフ  (リラ・オルガリザータ)
 フランツ・レールンドルファー(オルガン)
 シュツットガルト・ソロイスツ 

 

ハイドンが好んでいた楽器、リラ・オルガリータはハーディー・ガーディにバグパイプ的な要素を加えたもの。

 

このレコードでは純粋なリラ・オルガリザータではなく、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のユリウス・コッホが復元したライエルカステンが使われている。

ライエルガステンはいわゆる手回しオルガン的な楽器らしい。

 

このレコードのジャケット写真ではチェレスタのような形をしている。
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オリジナル通りのリラ・オルガリザータを使用した演奏のCDも出ている。

 

このターナバウト盤の音はストリートオルガンのような鄙びた響き。
なかなか古雅で魅力的だ。

 

だが表現の幅が狭い楽器のような印象を持つ。

 

第3番は名曲交響曲第100番「軍隊」の第2楽章にそのまま流用された。

第5番もその後交響曲第89番の第2、4楽章に引用されている。

 

またこのリラ協奏曲にはフルートとオーボエのためのヴァージョンもあり、手元にはフルートのランパル、オーボエのピエルロによる録音もある。


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Youtubeはリラ協奏曲第1番第2楽章

 

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