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2020年4月 9日 (木)

ブルーノ・ヴァイルのモーツァルト、レクイエム

本日快晴。

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通勤途中に見つけた紅葉は眩しいほどの新緑。

爽やかな空気をよそに新型コロナウイルスの流行は、転勤や出張、帰省した学生達がキャリアとなって大都市から地方都市に拡散中。

少ないと思っていたここ静岡県もいつのまにか感染者が30人を超えている。

 

木曜の夜、いつもは沼響の練習なのに今はできない。

そこで書架から取り出したのはアルベール・カミュの名作「ペスト」。
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今注目されて累計発行部数が100万部を超えたという。

学生時代に読んで以来40年ぶりの再読。

当時360円の新潮文庫。


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紙が黄ばんでいた。

当時は感じなかったけれど字が小さいなぁ。

 

今の自分の目には読みにくい。

 

今日はモーツァルトのレクイエム。

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・レクイエム K.626 [ランドン版]

  ブルーノ・ヴァイル(指揮)
  ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
  テルツ少年合唱団
  マリーナ・ウレヴィッツ(S)
  バルバラ・ヘルツル(Ms)
  イェルク・ヘリング(T)
  ハリー・ヴァン・デル・カンプ(BS)

   録音1999年9月

ランドン版による演奏。

これはジェスマイヤーが退けたモーツァルトのもう一人の弟子、アイブラーの加筆を数多く採用した版。

グッドマン、ショルティに続く3つめのランドン版だったと思う。

グッドマン盤は未聴。

 

スコア片手に聴いていないけれど、ショルティの演奏とは異なる部分が散見される。

ショルティ盤はオケがウィーンフィルということもあり、ジェスマイヤー版とさほど変わらぬ印象だった。

 

ヴァイル盤は古楽器でもありかなり速いテンポ。
全く異なる版のようにも聞こえる。

合唱は男声パートは大人が歌っているようだ。

 

演奏は水準が高く速いテンポで駆け抜けたあえてアイブラーの加筆したところを強調しているようにも思える新鮮さが良い。

 

Youtubeはショルティ指揮のモーツァルトのレクイエム。ランドン版による演奏。

 

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