オーマンディのフランク
晴れた朝から一転、午後から冷たい雨の日曜日。
いつもと変わらぬ今日のポコ。
お花大好き。
今日予定していた町内の一斉側溝清掃は新型コロナウイルス流行の影響で延期となった。
世界中の人たちが逼塞して自由に行動できない異常な状況。
まるで人類の終焉を感じさせるSF映画のような世界だ
これから世界の仕組みや人々のライフスタイル、そして政治経済も大きく変化していく予感。
崩壊する国も現れるかもしれない。
後の世の人は、2020年以前と以後で世界の歴史が大きく変わったことを実感するのだろう。
今までのありふれた日常から急激に周囲の環境が変わりつつ中、自分は未だ現実味が沸かない。
あい変らず変化を望まない一市民の日常。
昨日はこれから天気が崩れるのが予測できたので夏野菜の準備のための畑作業。
ジャガイモと豆のための畝を作ったり九条ネギを植えたりしていた。
外出は母を連れて一週間の食糧の買い出しのみ。
今日はオーマンディのフランクを聴く
・交響曲二短調
ユージン・オーマンディ 指揮
フィラデルフィア管弦楽団
録音
1961年2月5日、フィラデルフィア、タウン・ホール
オーマンディ3度目にして唯一のステレオ録音。
ライヴではこの2年後の北ドイツ放送響との録音が存在する。
手持ちはCBSソニー草創期1968年に「ダブル・シリーズ」として2枚組2600円で発売されたLP。もう一枚はサン・サーンスの交響曲第3番。
このシリーズはカッティングレベルが高くて音が良い。
音もColumbiaカーヴがぴったりはまり見事なもの。
オーマンディとフィラデルフィア管の他の演奏に共通のイメージの豪奢な音の饗宴ではなく、じっくり腰を落ち着けた渋い解釈。
そして練絹のような落ち着いた艶のある弦楽器の響きがこの曲にふさわしい。
あまり評判にはならぬが大変な名演だ。
Youtubeはオーマンディのラフマニノフ、交響曲第2番
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