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2020年5月28日 (木)

マルケヴィッチ、2つの「アルルの女」

晴れ時々曇り。気温は高く湿度は低い。
過ごしやすい一日。
昨夕の空。

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紫の雲が珍しかった。

非常警戒解除となって町ゆく人出が増えた。
マスクをしていない人も増えたような・・・・

北九州では早くも第2波の到来か。

気の緩みがそのまま結果に出てくるのは自然界の摂理。

 

マルケヴィッチのビゼーをコンサートホール録音とフィリップス録音で聴く。

コンサートホール盤はモンテカルロ歌劇場管弦楽団、フィリップス盤はラムルー管弦楽団。

二つのオケともマルケヴィッチが音楽監督を務めていた時期の録音。

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・「アルルの女」第1組曲
・「アルルの女」第2組曲

 イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)
 モンテカルロ歌劇場管弦楽団
   録音時期:1969年

マルケヴィッチはこの10年前にラムルー菅とビゼーを録音している。


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・「カルメン」第1組曲
・「カルメン」第2組曲
・「アルルの女」第1組曲
・「アルルの女」第2組曲

  イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
  ラムルー管弦楽団
 
   録音時期:1959年12月
 
ラムルー盤は「カルメン」組曲とのカプリング。
コンサートホール盤にはラムルー盤にはなかった「アルルの女」第2組曲間奏曲も収録されている。

モンテカルロもラムルーもフランス系のオケで、両オケとも管楽器の軽い明るい音色が特徴。

ファゴットは明らかにバソンを使用している。

 

オケの力量はほぼ同レベル。

録音が良いだけラムルー管との演奏の方が落ち着いて楽しめた。

特に「カルメン」前奏曲での沸き立つようなリズムはマルケヴィッチならではのもの。

「アルルの女」第2組曲などモンテカルロ盤と比べても格段に良い演奏だ。

 

Youtubeはマルケヴィッチ指揮の「ダフニスとクロエ」

 

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