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2020年6月 1日 (月)

ロザンドのサラサーテ

晴れのち曇り。
今週から6月。

ここ数日はっきりしない天気。

雨が降りそうで降らない。

畑が乾いて夕方になると毎日水撒き。

 

 

 

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今年は我が家の梅が豊作でいつになく大粒の実が生った。

いつもはそのまま落ちるにまかせていたけれど今年は収穫することにした。


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5キロほど収穫してさて何にしようか。

梅酒、梅干しなど頭に浮かぶのはその程度。

 

たまたまスーパーで梅ジュースの素というのがあったので買ってみた。


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一袋で必要な梅は1キロとのこと。

残りはとりあえず冷凍しておくことにした。

 

夜になって首のあたりが痒くなってきた。

かぶれたかな・・・

 

今日はアロン・ロザンドのサラサーテを聴く。

米VOX原盤の伊PENNYのLP.


Img_20200528_194549

・8つのスペイン舞曲
・2つのヴァイオリンのための「ナヴァラ」

              (スペイン舞曲)
・カプリス・バスク
・序奏とタランテラ


  アロン・ロザンド(Vn)、
  マイケル・ワレフスキー(Pf) 

昨年、ハードオフの大量輸入放出盤からの1枚。

 

アロン・ロザンド(1927-2019)はロシア系移民のアメリカのヴァイオリニスト。

 

10歳でフレデリック・ストック指揮のシカゴ響と共演したというから一種の天才少年だったのだろう。

バーンスタイン指揮ニューヨークフィルで正式なソロデビュー。
カーチス音楽院で教鞭をとり、吉田恭子、古澤巌も教えを受けている。

 

何度か来日していて、なぜか家内が聴いたことがあるらしく来日公演プログラムが家にある。

感想を聞いてみたら全く覚えていないという。Orz

 

ロザンドは米VOXに大量の録音を残していて、ヨアヒムやエルンスト、レハールらの珍しいヴァイオリン曲の演奏など、かなり凝った内容の録音があった。

有名無名曲の夥しい録音があるにもかかわらず日本ではあまり評判にはならなかった。

 

昨年亡くなった時もさほど話題にはならなかったと記憶している。

 

 

この録音は美しくも妖艶なサラサーテ。

やるせない倦怠感と甘くまったりしたヴァイオリンの音

 

銘記グァルネリ・デル・ジェス「エクス・コハンスキ」の豊麗な音が美しく響く。

 

EQカーヴはNAB.

名エンジニア、ヴァン・ゲルダーの手による優秀録音だ。

なお2つのヴァイオリンのための「ナヴァラ」はロザンドによる二重録音。

 

Youtubeはロザンドの弾くサラサーテ、「マラゲーニャ」

 

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